シュートボクシング WorldTournamentS-CUP2008:MIKU インタビュー
――シュートボクシングの印象は?
「打撃に投げとか立ち技での極めがある。大まかにいうとそんな感じでしたね」
――レーナ選手とは6月に一度戦ってますが、その時はキックルールでしたよね?
「はい。でも富山大会ではDEEPキックルールだったんです。組み技はなくて、首相撲もブレイクが早い。本当のキックルールではないですよね。そういえばビデオを見たんですけど、レーナ選手が“総合の選手なのに組んだら強かった”って言っていたんです。いやいや、むしろそっちのほうが主なんですけどって(笑)」
――たしかに(笑)。でも、最近のMIKU選手は強烈なミドルでKO勝利を収めるなど、グラップラーよりストライカーとして恐れられていますよね。
「今でこそ打撃のイメージが強いですけど、もともと柔術からスタートしているので、苦手意識がすごく大きかったんですけど、それを克服するのに凄く集中しました。去年はキックに挑戦して、今年からは空手も始めて」
――打撃面で成長したという手ごたえは?
「全然あります!というか苦手意識はないです。もちろんまだまだなんですけど、昔に比べたら普通のレベルぐらいにはやっと行けたかな。総合格闘技って、打撃も寝技もどれが欠けてもダメじゃないですか。すべてができてこその『総合格闘家』であって、どれかがヘコんでたらダメ。私は今まで打撃がヘコんでたから、総合格闘家としてやっとスタート地点に立ったかな、という感じです」
――SBの9月大会では女子総合の第一人者である藤井惠選手が、シーザージムの富田美里選手に判定負けを喫しました。同じ総合の選手として不安やプレッシャーは?
「そうですね。自分は総合の選手なので、今回はもちろん挑戦者として臨みます
最初から、生易しい気持ちでは太刀打ちできないと思ってます。空手にしても、
昨年のキックにしても、まったくの別モノとして一から挑戦している感じです」
――今回対戦するレーナ選手とは、6月のClub DEEPで引き分けてますが印象は?
「すごく強いですね。私が闘った打撃の選手の中でも、本当に強い選手だと思います。パンチも強いし、蹴りもしてくるし。うーん……とにかく総合の選手と違ってますよね。」
――5ヵ月前に比べて、自分自身変わっているという実感はありますか。
「あると思います!前回は、空手を始めてちょっと自信がついてきたなという程度でしたけど、5ヵ月経って自分では変わったんじゃないかなと。今回は自分がどれだけ変わったかという意味でも楽しみ。同じ対戦相手だけに、どれだけ成長しているかがリアルにわかると思うので」
――今回MIKU選手を始めて観る人も多いと思いますがどんな所を観てほしいですか。
「やっぱり総合をアピールしたいですね。キックも空手も、そしてシュートボク
シングも総合に生かすためにやっているので、総合格闘家としての闘いを観てほ
しい。これだけ打撃も投げもできる、というところを」
――ということは、投げ技や立ち関節にもトライする?
「チャンスがあれば。試合が決まってからはシュートボクシングルールに向けての練習をしています。でも、総合とは同じ技でもいろいろ違いますよね。腰より高い位置で投げないとポイントが入らなかったり。ホント難しいです!それだけを狙う、というんじゃなくて、コンビネーションの流れの中で得意なものをどれだけ出していけるか、ということだと思います」
――期待しています! 最後にシュートボクシングファンに向けて一言お願いします。
「DEEPでは、男子の試合の中で女子が1、2試合組まれているので、つねに『女子も面白いな』と思ってもらえるような試合を心がけています。11月24日も男子の中で女子の試合が2つ。いつも男子の試合を観ている方が多いと思いますが、女子の試合にもぜひ注目してください!男子の人たちに負けないような試合を見せられると思うので」


