
SB初参戦! ベルナール・アッカインタビュー
――シュートボクシング初参戦を控えた、今の心境はいかがですか。
「これまで総合から始まって打撃も闘いもやってきたんですけど、今度は総合に戻ろうとしてるんですよ。そういう時に、打撃も投げもある老舗のシュートボクシングは通らないわけにはいかないという感じですね。今年の自分のテーマは“挑戦”ですし。自分の幅を広げる意味でも挑戦したいなと。昔からシュートボクシングを見てましたしね」
――シュートボクシングには、どんなイメージがありますか?
「ストイックなイメージが強いですよね。武士道っていうかサムライっていうか」
――特に印象に残っている選手はいますか?
「選手はもちろんなんですけど、やっぱりシーザー会長が印象に残ってますね(笑)。ゼロから新しい競技を立ち上げて、20年以上、手塩にかけて育ててきて。凄いと思いますね」
――試合に向けてシーザージムでも練習されてるそうですね。
「そうですね。ミット打ちとスパーリングを重点的に。噂通りキツイ練習で(笑)、密度の濃い時間がすごせてます」
――総合でも打撃を前面に出して闘ってきたアッカ選手には、シュートボクシングのルールはうってつけのような感じがするんですが、ご自身はどう感じてますか?
「このルールに関してはビギナーなので、まったくのデビュー戦のつもりでやりたいと思ってます。ただ、打撃だけやってた人がシュートボクシングに出る場合とか、寝技だけやってた人が出るのとは違うのかなと。僕の場合、運よく両方経験できたので、そのぶん違和感はないのかなと」
――今回の試合では、どんな持ち味を出したいと思いますか?
「僕の唯一といっていい武器が身体能力だから、それをいかに活かせるかでしょうね。あとは適応能力もあるみたいなんで、そこが出せれば。習った技はなんでも使ってみたいですね。打撃が持ち味なんですけど、せっかくのシュートボクシングですから投げられたら投げたいですし」
――相手の岩下(雅大)選手には、どんな印象がありますか?
「もともと活躍してる選手なんで、研究する以前に知ってはいたんですよ。印象としては“うまいな”と。これまで闘ってきた中では、中迫(強)選手に似てますね。一回、うまいタイプと闘ってるぶん、免疫はあると思います」
――アッカ選手とは対極のタイプというか。
「そうですね。自分にないものを持ってる選手と闘うのは、勉強になりますし」
――逆に、アッカ選手が上回ってる部分といえば……。
「それはもう身体能力とパワーですよね。そこで負けたら、僕は負けですから(笑)」
――これまで大舞台を何度も経験しているだけに、初のシュートボクシングでも奥するところはなさそうですね。
「それはたぶんないですね。会場や相手に関してのプレッシャーはまったくないです」
――これまで話題性重視と見られることも多かったアッカ選手ですが、この試合でしっかり実力を認知させたいという思いも強いですよね。
「僕は、デビューしたのが普通の選手なら引退するような歳だったんですよ。だから“芸人がリングに上がる”“実力は関係なし”みたいによく言われるんですけど。それはリングに上がって、闘うところを見てから言ってほしいですね。実際にシュートボクシングのリングで闘って、それで実力がなければそう言ってもらっていいし。いい試合して、勝って、“芸人じゃん”とは言わせたくないですね。そもそも、自分で実力がないと思ったらすぐにやめてますよ(笑)」
――自分の能力や可能性には疑問を抱いてないと。
「これまで勝ったり負けたりですけど、“格闘技に向いてないな”と思ったことはないですから。まだまだ限界は感じてないですからね。それを今回のリングで証明したいと思います」


