『Girls S-cup』出場選手インタビュー#4 高橋藍

6・28ヤングシーザー杯でのプロデビュー戦を評価され、強豪揃う『Girls S-cup』に大抜擢された高橋藍。プロのキャリアこそ浅いものの、シーザージムで鍛えた5年間分の技術とハートをすべてぶつけ、トーナメントにAI旋風を巻き起こすつもりだ。「“大穴”だけでは終わらせない」の言葉を胸に頂点まで駆け上がり、シンデレラガールとなるか?

 

――オファーを受けた時の率直な感想は?
「6月28日のヤングシーザー杯がプロデビュー戦で、じつは今回のトーナメント一回戦が2戦目なんです。だからビックリしたというのが本音です。ビックリ。もうそれだけです」

 

――またとないチャンスとはいえ、戸惑いも大きかったのでは?
「はい。本当は悩みたかったんですけど、悩んでいる時間もなかったので、二つ返事で“はい”と言いました。最初は戸惑いもあったんですが、今は本当にありがたいなという気持ちに切り替えたので大丈夫です! もともと挑戦者の私ですが、ほかの選手の方は私よりキャリアが上の人たちばかりなので、さらなる挑戦者という意味合いが強いと思うんです。その中で、どこまで行けるか。本当に自分への挑戦だと思っています」

 

――シーザージム所属だけに、シュートボクシングを背負うという意識も高いのではないですか。
「前回のデビュー戦を買ってくださったということで、本当はそういう大きなものを背負っていることもわかっているんですけど、それよりも自分がプロとしてどこまで通用するかというのが自分の中の大きな課題です。ただ、プロの意識ができてからはシーザージムの一員という意識が私の中ではどんどん強くなってきています。シュートボクシングとシーザージム、そして私自身。この3つを賭けて闘うつもりでいます」

 

――プロデビューは最近ですが、シーザージムに通い始めてかなり経つんですよね。
「始めたのは5年前です。プロを目指してはいなかったんですけど、アマチュア大会に出させていただいたことがきっかけでトントン拍子にここまで……。デビュー戦では得たものと同時に大きな課題がいっぱい残って、それをテーマに必死で練習しているので、今回のトーナメントでは自分でもレベルが上がったことを確信したいですし、レベルを上げているのも勝負をつかむためなので、勝つ気持ちで闘っていきます」

 

――トーナメント緒戦の相手は石岡沙織選手。女子総合格闘技イベント『JEWELS』の看板選手です。
「とても有名な方ですよね。この前の藤井惠選手との試合を見たんですが、闘い方にしてもどんどん前に出る印象があったので、“ああ、あの選手とやるんだな”という気持ちですね」

 

――7・11『JEWELS』の藤井戦は総合格闘技戦でしたが、スタンドの打撃の攻防で印象に残ったものはありますか。
「やはり相手が藤井選手ということで寝技中心で、打撃に関してはそこまで見ることができなかったんですけれども、試合自体がすごく盛り上がっていましたよね。石岡選手が不利な状況からひっくり返す展開だったので、それができるのは気持ちが強い選手なんだなと。試合ではもちろん技術が大事だとは思うんですけれど、最後の最後は気持ちだと私は思っているので、その部分が強い選手はやはり強敵だなと思いました」

 

――一回戦ではシュートボクサーvs総合ファイターの試合が3試合。自分だけが負けるわけにはいかないという思いもありますか?
「そうですね。特に石岡選手は以前、私がデビュー戦で対戦した選手にシュートボクシングルールで勝っているんです。シュートボクサー相手に2連勝させるわけにはいかない、という思いはあります」

 

――最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
「そうそうたるメンバーが集まったなか、自分自身、本当に大穴的な存在だと思っているので、どこまでひっくり返せるか。でも、大穴で終わるつもりはもちろんありません。とにかく今は一戦、一戦勝ち進んで、気づいたら決勝で闘っていてそこでも勝つというイメージを頭の中で描いています。それが現実になって皆さんに少しでも名前を知ってもらえるよう、いい試合をしたいと思います」