
『Girls S-cup』出場選手インタビュー#6 岡田円
この7月、女子キックイベントで1年半ぶりの復帰を果たした岡田円。本人は「まだまだ」と謙遜するものの2度のダウンを奪って快勝し、元全日本空手王者の実力を改めて証明した。居並ぶ強豪の中でも、多彩な蹴り技と負けん気の強さは随一。一回戦では希望通り冨田美里との対戦を迎えることとなり、モチベーションは高まるばかりだ。
――昨年2月に女子総合イベント『スマックガール』で勝利を収めて以来1年半、リングを離れていましたね。その間は何を?
「えっと、遊んだりバイトしたり(笑)。ずっとスポーツらしきことをしていなかったので、やっぱり体力が落ちてしまいました。この間の試合もバテてしまって。面白いほど落ちるんですね、体力って」
――とはいえ、復帰戦となった7月の女子キックイベント『J-GIRLS』では完勝でした。
「でも、悔しかったですね。KOできると思ってたので。相手選手が体重を落とせなくてイラッとしてしまって、ついついケンカ腰になってしまいました」
――体力は落ちても、気持ちの強さは変わらず?
「そうですね。自分でビックリしました。体重も以前の55kgから49kgぐらいまで落ちたし、もう少し女のコらしくなってるはすだったんですけど(苦笑)」
――1年半を経て、復帰しようと思ったのはなぜですか。
「いろいろ理由はあるんですけど、空手時代から仲のいい大石(綾乃)さんが『J-GIRLS』で頑張っているのを見たり、あとは辻(結花・同門の先輩)さんの試合を見た時に感動してしまって。カッコいいな、私もこうやって試合ができてたのになと思ったことも大きいです。自分がどこかに行っちゃったのに、辻さんは“帰って来たら応援するよ”と言ってくれて。だから、また頑張ろうかなと思いました」
――復帰戦から間を置かず、今回のエントリーとなりました。
「トーナメントと聞いて、チャレンジしてみたいなって。ちょっと楽しそうじゃないですか、ワンデートーナメント。1日で誰が一番強いかわかるし、しかも強い人がいっぱい出るって聞いたので、ぜひ出たいと思いました」
――一回戦の相手はシュートボクサーの富田美里選手。試合を見たことはありますか?
「いえ、ないんです。富田選手もそうですけど、杉山(しずか)さんやRENAさん……私が休んでいる間に可愛くて強い選手がいっぱい出てきたんですね。しかも若いし。私、年下キャラだった気がしたのにヤバい、どうしようかなって(笑)」
――と言っている岡田選手も若干20歳ですから(笑)。
「まだ高校生の気分だったのに……。でも、じつは富田選手とは一番やりたかったんです。だって藤井(惠)さんに勝った相手に勝つって、すごく強い感じがしませんか? だから対戦が決まってすごく嬉しいです」
――ほかに気になっている選手はいますか?
「イム・スジョン選手。K-1でRENAちゃんに勝ってるんですよね? だからすごく強いんじゃないかと思って。V一選手には悪いなって思うんですけど、富田選手に勝って、次はイム・スジョン選手とできたらいいなと思います」
――準決勝まで見据えているということは、当然優勝を狙っている?
「はい! 優勝は絶対にしたいです。じゃなきゃ出ないです。負けず嫌いなんで。今は神社の階段を、ちょっとおかしいんじゃないの? っていうぐらい走り込んでいるので、当日はいいコンディションで試合に臨めると思います」
――この大会は「ツヨカワGirls真夏の祭典」と銘打たれています。もちろん“ツヨカワ”最強を目指す?
「ツヨカワ……なんとなく面白いですよね。私としては『強い』というのはふだんは隠したいんですけど。さっき交番でシーザージムへの行き方も聞いた時も、初心者のフリをしちゃたんです(笑)。でも闘う時はもちろんツヨツヨ、ゴリゴリでいきますよ。トーナメントでは蹴りまくってバチバチにしばいて、一番になりたいです!」


