大会直前! 4.18後楽園の見所をシーザー会長が語る

日本人の主役争いを会長はどう見る?(写真は3月11日の記者会見)

 いよいよ4.18後楽園大会が目前に迫ってきた。キック、K-1で名を馳せた“暴走ファイター”小次郎の初参戦、後藤龍治の久々の出場、そしてK-1での激闘を経てホームリングに戻ってくる緒形健一と、今大会は日本人選手の“主役争い”が重要なポイント。3選手への期待、現在の仕上がり具合などを、シーザー武志会長に直撃!

――今度の大会はS-cupの日本代表枠を占う意味でも重要になってくると思いますが、まず楽しみなのは初参戦の小次郎選手ですね。
「個人的には、凄く期待してるんだよ。こういう若くてイキのいい選手がシュートボクシングに目を向けて、参戦してくるっていうね。それがまず嬉しいよね。本人も凄くやる気になってるし、いい試合を見せてくれるんじゃないかな」
――小次郎選手はもともと柔道出身ということで、投げ、立ち関節も有効なシュートボクシングには向いている選手ですよね。
「いや、それはやってみないと分からないよ。道衣がないわけだし、しかもグローブを着けるとなると、かなり勝手が違ってくるから。単純に柔道の技術が使えるわけじゃないし、そこまで甘い競技じゃないからね。そんな中で、小次郎がどういう闘いをするかに、オレは注目してるんだよね。最初は慣れないルールで戸惑うかもしれないんだけど、そこからどう“シュートボクシングでの闘い”を体得していくか。慣れてきたら、怖い選手になるのは間違いないね」

――後藤選手に関してはいかがですか?
「あいつ、ウチの試合に出るのは久しぶりだよね」
――昨年7月の大阪大会、ジョン・ウェイン戦以来になります。
「あの試合も頑張ったけど、最後はKO負けしちゃってね。なんか最近、元気がないんだよ。そう思わない?」
――確かにそうですね。
「そういう状況で、今回はオランダからいい選手が来るって聞いて、自分から“やりたい”って言ってきたからね。本人としても、いろいろ考えてるんだと思うよ。人間、一回下を向いてしまうと、そのままズルズル落ちていってしまうもんでね。今度の試合は、後藤が落ちていくか、また這い上がるかの分岐点になると思うよ」
――そうするとかなり重要な試合ですね。
「小次郎が出るのも刺激になってるだろうしね。あいつにはこのまま終わってほしくないね。まだ老け込む歳じゃないんだし、ここで頑張らないともったいないよ。勝ち負けも重要だけど、今の後藤に見せてほしいのはそういう意地だね」

――そしてメインには、緒形選手が出場します。K-1でもケガでタオル投入という形になりましたが、武田幸三選手からダウンを奪って、SBの面目を保ったと見ていいですよね。
「あれはもう、しょうがないよね。ケガの状況からいって、1Rをやらせるだけで限界だったから。その中で緒形は最大限のことをやったと思うよ。最近、見てて思うんだけど、内面が変わってきた感じがするんだよね。肝が据わってきたっていうのかな」
――試合ぶりにも発言にも、決意というか覚悟が感じられますよね。
「とうとう迷いが吹っ切れたかな、と。オレは“今年は緒形イヤーになる”って言ってるんだけど、それは正直な実感でね。なにかやりそうな気がしてるんだよね。オレがそう言うことによって、アイツも思い切って突っ走れるだろうし。花が咲くのはこれからだと思うよ」
――これまでもSBを背負って戦ってきた緒形選手ですけど、むしろこれからですか。
「そう。今まではさ、目をやったり肺に穴が開いたり、しんどいことも多かったじゃない。いい目を見るのはこれからだよ。何より気持ちが充実してるというか、まっすぐ前を向いてるからね」
――今年はS-cupという大きな目標もありますからね。
「S-cupでも、かなりいいところまでいけると思うよ。今、ケガのない状態でワンマッチでやったら、緒形は日本では誰にも負けないんじゃないかな。そのぐらい強くなってる。パンチのテクニックも相当上達してるしね。足のケガもほぼ治ってきたし、心技体がかなり高いところにある。今回も間違いなく、いい試合を見せてくれると思うよ」

 

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