大会終了後、シーザー会長が『S-cup』出場候補の闘いを総括!
「非常に内容の濃い試合でした。みんなよく頑張ったじゃないんでしょうか。前半はもうちょっとでしたけど、後半はみんな気合いが入っていて良かったと思います。シュートボクシングらしい試合だったなと。宍戸は本人も言ってた通り、自分が今できるかぎりのことをやったと思うんだけど、メインはやっぱり倒しにいかないとね。それはいつも宍戸に言ってるんですけど。今回、4Rか5Rにいいのもらったじゃないですか。逆にあの場で倒しにいかないと。それは今後の勉強ですね。カノレッティは遠くから来てよく頑張った。本当にね。事前にビデオは見てたんで、ビデオより変わった技は出ないかな、と思ってましたけど。
韓国の選手はね、頑張ったよね。韓国の大会でもアンディ・サワーになかなか攻め込ませないで、最後までいってたし。土井のあのローキックはやっぱり効いてると思うんでね。それでも逆に攻めてたし。土井はあのあたり、バッと来られた時の処理の仕方がちょっと。モロにもらっちゃって。ああいうのをなくさないと後々ダメージが残って、パンチ一発で倒れるような選手になっちゃうし。そういう意味で最後、土井には気合い入れました。
緒形は、今まで簡単に勝ったり試合が終わったりすることが結構多いわけです。今日ぐらいの“試合をした”っていう感覚があったら、次につながるんですよね。いつもプツプツって切れちゃうから。今回はまぁ『S-cup』というよりは次の試合につながったいい試合だったと思うんですよ。いろいろな事言えば、きりがないですけどね。でも、今日は韓国の選手が本当によく頑張ってましたよ。逆にこっちが危なかったと感じたよね。
安廣選手と宍戸の試合は自分も観てみたかったし。どんな展開になるのかな? 結構、おもしろくなりますよ。帰り際、安廣君に『お互いによく練習して、いい試合をやってください』って言ったんですけど。安廣君の心の強さは本当にいいですよ。宍戸も何がとりえと言ったら、やっぱりハートなわけだし。あれが切れたらもう、負けですから。今日の試合は、気持ちが負けたら絶対負ける、と言っていたんですけどね。そういう意味ではやっぱり安廣選手も正道会館という看板を背負ってくるわけですから、凄い試合になるんじゃないかと思っています。
(オールスター戦が続き、連戦で選手の疲労具合が気になるところですが?)これを言われると俺の責任になるからなぁ(笑)。でも本人たちもやれる時にやっといたほうがいいと思うんだよね。僕も現役でやってきて思うことだし。やれる時に温存しとくっていうのは、どっかの団体でもあるようだけど、勢いがある時にどんどん試合をやらせると選手は強くなりますよ。
『S-cup』についてですが、うちの選手だけではなく、他からももっと参加してくれる選手がいれば、どんどん入れていきたいと思っています。外国からもいろんなオファーが結構ありますし。カノレッティも本当に『S-cup』に出たがってるみたいだし。彼はいいんじゃないかと思いますよ。最後まで試合を捨てないし。今日の試合でも素晴らしかったですし。
(『S-cup』、現時点での出場最有力候補は?)戦績から言ったら宍戸ですかね。倒し方とかKOの意味で不満は残りますけど。緒形も結構、今日の試合で試合勘が戻ってきたんじゃないですか? 殴られて、殴り返して、っていう試合で本当の自分自身っていうのがでてくると思うんで。一方的に勝ったり、一方的にやられたりしても何も分からないんでね。今日の試合は緒形にも意義のあるいいものだったんじゃないですか。
これから『S-cup』に向けて頑張りますので、よろしくお願いします」


