つば競り合いしたら誰にも負けない自信あるからね(日明)
あ~辛い・・・う~最近飲み通しでダルイ。
ので二日ばかり酒を抜いてみた。
するとどうだろう、すこぶる調子が良いので「何でもいいから辛いのを食べたい」というタイ人トレーナーのダムさんを引き連れて蒙古タンメン中本(※森谷日記:「俺肥ゆる春」参照のこと)へと行ってみた。
相変わらず辛美味い。食べ進むにつれて及び腰になる俺の傍らで、有り得ない汗を流しながら「ン~オイチィ、オォ~イチィ」と極辛ラーメンの汁を最後まで飲み干すダムさんは、さすがトムヤムクンの国の人でした。
ん~猛烈にケツが痛い…。
いや~何はともあれアンディ勝って良かった。
対戦相手が、いつもシーザージムで一緒に練習してる仲間のシノブ(ツグト・アマラ/同胞の〇青龍とも喧嘩するほど気が強いが普段はとても紳士なモンゴリアン)だったのが非情に複雑な感じでしたが、アンディが一回戦負けなんてことになったら目も当てられませんからね。さすがに攻め込まれた時は、コーナーから喉も裂けよとばかりにアンディに檄を飛ばしておりました。
「全部聞こえてましたよ」と笑うシノブに照れ笑い。
会場やテレビで見てたお客さんにしてみれば、さぞ盛り上がった試合だったのでしょうが、当のアンディからすれば現王者として、また試合順からしてもKOすることが自分の役割だと考えていたので、苦しい展開で勝利した試合後の控え室では、周りの声が耳に届かないほどに落ち込んでおりました。
昨年の武田戦、今年2月の韓国のキム・パンス戦、そんでもって今回と、まったく自分の思う試合が出来ていないというのです。
でも、武田選手は日本でもトップクラスの選手なわけで、足はわりと蹴られましたがキチンとKO勝利を収めてるし、キム・パン・スーにしたって前回の土井戦を見たら分かるようにスーパータフ…というかまるでアルファーゲルの如き打たれ強さで突進してきますからね。そりゃ手も焼きます。
シノブに至っては、誰とは言いませんが外の選手とやってたらどうだったでしょう。一回戦を勝ち上がる可能性は十二分にあったのではないでしょうか。
しかし、そこは2大ワールドトーナメント覇者アンディ。
過去2戦の轍を踏み同じような展開の試合をしてしまった自分が情けないと頭を抱えるのでございます。
その控え室にシーザー会長が現れると、「あぁ…」と立ち上がり「ソーリィ…」と言うのが精一杯で、
「OK、大丈夫、大丈夫。」と声をかけられると顔を伏せ、目に涙をいっぱい溜めて必死に堪えてる姿を見たら、なんだかもらい泣きをしそうになった森谷吉博・涙腺の緩くなった33歳。
しかし、翌日には前夜のビデオを見ながら会長に激しいダメ出しを喰らわされて苦笑いの、まだまだ立ち直りが早いアンディ・サワー23歳なのでした。
まぁ本当のところ、新しいジムのオープン準備だったり子育てがあったり、これまでと違った環境で思うような練習時間を作れてなかったというのは事実らしく、「一端スケジュールを整理して次回までに完璧にリニューアルして帰ってくる」と宣言して、引き締まった顔をしてオランダへと帰って行きました。
その次回というのが6月30日のK-1MAX決勝トーナメントではなくて、ウチの5月大会だってから驚きます。「タイ人は月に何度も試合するし、ラモン・デッカーだってそうだった」と、6月の決勝大会に向けて、敢えて試合を挟んでピークを持って行きたい考えらしく、そのあまりの熱意に急遽今大会への出場を決定したものの、怪我だけはしてくれるなよという不安でラーメンも一杯しか喉を通りません。
え~さて前回大会、宍戸(大樹/最近お姉さんが結婚した、とてもめでたい宍戸家次男坊)がカノレッティ(マルフィオ/宍戸との試合2週間後に行われたブラジルの大会で18秒KO勝利を収めた復讐のモヒカン)に勝利、そして土井君(鼻助/公開計量に「モンスターズ・インク」のパンツで挑む無類のディズニー好き)、緒形(拳/「東京タワー」見て泣いたとか「釣りバカ日誌」見てないたとか、おそらく「子ぎつねヘレン」でも泣ける自称・趣味:ギターの男)もそれぞれキム選手とキム選手に勝利を収めまして、無事イベントも盛況のうちに終了することが出来ました。これもひとえに皆々様のご支援ご協力の賜物でございます。
その大会翌日、え~と…“シュートボクシングの結果も会見情報も毎回超くわしく載ってる、宇宙一面白い携帯サイト『Kamipro Hand』!!”のささきぃから
「Kamipro Handに、元ゴング(格闘技じゃなくて、プロレスのほう)の金沢さんが、こないだの大会をネタにコラムをかいてくれたので送ります。」
というメールを頂きました。
どれどれとワクワクしながら読ませて頂くと、これがまた短いながらも非常に感慨深く非情に楽しい記事なので、金沢さんご本人の許可を頂いてこちらに掲載させて頂きますので、まぁまぁ何はともあれご覧下さいませ。
≪シーザー会長に感謝をこめて…≫
【19年ぶりの「カモン!」を満喫】
最近、すっかり格闘技付いている私は3月25日、今度はシュートボクシング(SB)の後楽園ホール大会を観戦した。実はSBを生観戦するのは何と19年ぶり! もちろん、当時のシーザー武志会長は現役バリバリだった。そこで記憶と記録を辿ってみると……私が『週刊ファイト』記者としてSBを取材したのは97年の1・31後楽園ホール大会。過去の手帳を眺めていくと、記憶が鮮明に甦ってきた。実は当日、私は全日本プロレス・八戸大会を取材する予定だった。ところが、SB大会を前田、藤原、高田、山崎のUWF軍団が観戦するという情報が入り、SBの取材をデスクに直訴。カメラマン兼任でリングサイドに陣取ることになった。当時のシーザー会長はUWFのよき理解者であり、前年の前田―ニールセン戦の際も参謀格として前田のセコンドに付いている。つまりプロレス側から見ても、「プロレスの味方」と呼べる存在。今までの格闘家のイメージを覆すような、斬新で柔軟な思考を持つ人物だった。
当時の紙面を確認すると、異例も異例で1ページをSBに割いている。“3大異種格闘技戦”と銘打たれた興行は超満員で、シーザー会長はメインでIKBAスーパーミドル級王者、ジェームス・バシム(米国)と対戦し、第2RにKO勝ちを飾っている。リポートの中身はというと、これが絶賛の嵐!? 「昨年10月の前田―ニールセン戦を彷彿させるような、迫力十分の好試合。演出にも工夫が施されていて、外国人リングアナによる軽妙なアナウンス、意表をついた客席後方からの入場シーンなど、すべてがぴったりマッチして、大フィーバーとなったようだ」と分析している。大フィーバーだよ、大フィーバー!!
実際、あの時は驚きの連続だった。ボクシング出身のバシム相手に、前半はあえてパンチだけで勝負してみたり、その実験的な試合はハラハラもの。後楽園ホールの客席後方から入場する手法は、プロレスでも見たことがなかったし、おそらくSBが初めて採用した演出だったと思う。ガイジン・リングアナも抜群に上手かったが、耳に残ったのが、「カモン!カモン!カモン!」のフレーズ。まさか、それを19年後にも聞けるとは夢にも思わなかったので、先だっての3・25ではその「カモン!」に一番感動してしまった。
SBの会場取材は、それっきりで終わってしまった。しかし、シーザー会長とはどこかで縁があるのか、新幹線の中で二度もバッタリ会ったことがあるし、桜新町の駅前を原付バイクで走っていて、呼び止められたこともある。なぜか、シーザー会長はでっかい花束を持っていて「水前寺清子さんの誕生日パーティーに行くところなんですよ。一緒に行きますか?」と笑っていた。行けるわけがない。
その他、白山のジムで一度だけインタビューさせてもらったこともあるし、ゼロワンの放送席でご一緒させてもらったこともある。未だ駆け出しも駆け出し、若造もいいところの私に対して、初対面から丁重に接してくれたし、いつまでも顔を覚えてくれていた。
そんなシーザー会長の人柄が出ているのか、特に関係ないのか、会場は独特の空間で盛り上がった。なぜか、客席には金星が多く、黄色い声が睡眠不足の頭にガンガン響いてくる。私が唯一知っている緒形健一の紳士的ファイトは好感度バツグン。メインに出場した宍戸大樹は反対にワイルドさが光った。みんな心身ともにコンディションがいい。
大会終了後、シーザー会長は「久しぶりですねえ」とやっぱり笑顔と握手で迎えてくれた。そんなシーザーさんが、かつてテレビ東京の人気アイドル・バラエティ番組『ヤンヤン歌うスタジオ』にレギュラー出演していたことを、私は知っているぞ!
ね?試合レポートとは違うし短いコラムだけど、なんだか読み応えあるでしょ?
こういう記事を書ける金沢さんのような記者さんてやっぱり凄いのです。
決して専門じゃないのに、関連のある団体・選手・イベントの色々からそれらのイレギュラーな部分まで、ちゃーんと時系列になぞって頭の中に整理して入れてあるわけです。その時々のエピソードを。
後楽園ホールで、選手が客席後方から入場する演出を初めてやったのがウチだったなんて俺でも全く知らなかった事だし、アレックス(リングアナ/身長2m30㎝年齢不詳のハイテンションゴスペラー)について触れるだけでなく、「“カモン!”に一番感動してしまった」って書くあたりもまた“らしい”。
今度パンフとかにコラムとか書いてもらいたいな~。
ということで今回はここまで。
次回は明日、いや明後日とか再来週ぐらいに書いたりしますのでさよ~ならー。
<今日のラーメン>
麺場七人の侍@池袋http://www.geocities.jp/urach92/sichininnnosamurai.htm
こちらは大勝軒インスパイア系の魚介&豚骨のダブルスープ店です。麺は加水率高めのモッチモチ麺。何グラムだった忘れましたが、ずっしりしてたからつけ麺で250~300gってとこでしょうか。セオリー通りタップリ食えます。中華そば(ラーメン)も美味いですが、ここはつけ麺がお勧め。豚骨のネッタリ感と立ち上る魚介の風味、そして酸味と甘みが上品に混ざり合ったつけ汁にプリプリの麺を浸して啜り上げたらんぁあ~おいひぃ。メンマもいい~でよ~。場所が分かり難い上にやってる時間が短いので、閉店30分前には行っといたほうがいいかもね~


