格闘技界への挑戦 ビッグイベント
SB最大のビッグイベントと言えば『S-cup』と『GROUND ZERO』。この二つの大会は、まさにシーザー武志が子供の頃から見ていた夢を具現化したものだ。
まず『S-cup』は二年に一度行われる世界トーナメント。もっとも選手層の厚い70kg以下の中量級で、真の立ち技最強の男を決める闘いである。覇者の顔ぶれを見ても分かるとおり、いずれも世界に名だたる選手ばかり。つまりこれは決してフロックで優勝などできないことを示している。
またSBのエンターテイメント性を前面に出したイベントが『GROUND ZERO』である。この大会のコンセプトは様々な格闘技が一堂に会し、競技や団体の枠を越えた交流戦や夢のマッチメイクを実現させるというものである。
98年に開催された『SHOOT THE SHOOTO XX』は設立当初から友好関係にあった修斗との合同興行。2011年秋、13年ぶりに開催される運びとなった。
これらの大会は既存の概念にはとらわれないSBの、格闘技界への挑戦であると言っていい。競技団体でありながら、イベント団体に引けをとらない大会を提供できるSBは、常に可能性にチャレンジし続けているのだ。
『S-cup』歴代王者
『S-cup95』吉鷹弘
『S-cup97』ライアン・シムソン
『S-cup2002』アンディ・サワー
『S-cup2004』アンディ・サワー
『S-cup2006』緒形健一
『S-cup2008』アンディ・サワー
ギャラリー
第一回『S-cup』を制覇したのは、SBのカリスマ・吉鷹。大本命にして優勝という快挙だった
サワーの日本での戦歴は『S-cup2002』から始まる。これを見ても格闘技界にとって、いかに重要なイベントであるかが分かるだろう
98年の『GROUND ZERO TOKYO』はキックボクシングとの交流戦がテーマ。写真は第一試合に出場した若き日の魔裟斗(左)だ
修斗との合同興行『SHOOT THE SHOOTO XX』ではカリスマ・佐藤ルミナがワンマッチを披露した |