アンディ・サワー、K-1 MAXで見事優勝!!

試合後、優勝の喜びを語るサワー

 7月20日、横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD MAX 2005~世界一決定トーナメント決勝戦~』に『S-cup』2002&2004覇者アンディ・サワーが出場、激闘を制し見事、優勝を果たした。サワーはMAXトーナメント2度目の出場にして初優勝。前回は一回戦でアルバート・クラウスにドクターストップ負けという悲運にみまわれたサワーだが、今回の優勝でK-1への“リベンジ”を果たしたことになる。
 サワーの一回戦の相手は日本代表の小比類巻貴之。序盤は動きが固く、蹴りに手こずる場面もあったサワーだが、パンチをクリーンヒットさせると一気に形勢逆転。得意の連打で小比類巻に背中を向けさせるなど圧倒し、判定勝利を収める。続く準決勝は魔裟斗との対戦だったが、魔裟斗が左足首の骨折により棄権、リザーバーの安廣一哉との対戦に。回転胴回し蹴りを披露するなどアグレッシブに攻める安廣だったが、サワーは突然の対戦相手変更にも落ち着いた様子で終始試合ペースを崩さず。初戦の傷が開いてしまった安廣をドクターストップで沈め、決勝進出を決める。
 決勝の相手は昨年王者のブアカーオ・ポー.プラムック。サワーのパンチとブアカーオのミドルが交錯、疲れが見え始めたブアカーオがサワーをクリンチ。本戦はドローで延長戦に突入、前へ出るサワーに対し、距離を見ながらミドルを放っていくブアカーオ。延長戦は再びドロー、再延長へ持ち越される。
 徐々に疲れが見え始め、クリンチを多用するブアカーオに対し、サワーは果敢にパンチを繰り出し続ける。ラストでミドルを連打したブアカーオだったが、常に攻め続けたサワーが見事勝利。2005年『K-1 MAX』王者に輝いた。
 リング上で「シュートボクシング!!」と叫び、喜びを爆発させたサワー。コメントルームでも「このような形で、自分が試合をできるのはシュートボクシングのおかげだと思っている。優勝賞金はもうすぐ結婚する彼女のために使いたい」と笑顔。しかし、彼女への勝利報告では仲の良かった従兄弟が脳内出血で急逝したという、思わぬ悲報を聞くことになってしまう。
 シャワールームで泣き崩れたサワーは、翌日以降に詰まった取材予定をキャンセル。従兄弟の葬儀に出席、そして悲しみにくれる彼女と愛息を支えるために緊急帰国した。サワーは8月初旬に再度来日を予定。そのときには、きっとシュートボクシングファンに勝利を報告してくれることだろう。

シーザー会長からのメッセージ
「世界を目指すシュートボクシングの代表として優勝してくれたことが本当に嬉しい。また来年、アンディを中心に『S-cup』を開催する予定なので、いいアピールをしてくれた。K-1を通してシュートボクシングの名を広めてくれたアンディの存在を誇りに思う」