公開練習で発覚! ジダは“ブラジルの宍戸”だった!?

ド迫力スパーを展開したジダ(右)とエドゥアルド

 2月7日、シーザージムにおいて『NEO ΟΡΘΡΟΖ Series1st』(2月9日、後楽園ホール)に出場するブラジル人選手、アンドレイ・ジダとジョニー・エドゥアルドが公開練習を行なった。
 両者はそれぞれ、SB日本ウェルター級5位の金井健治を相手に2分間のスパーリングを披露。先にリングに上がったエドゥアルド(緒形健一と対戦)は、試合2日前とは思えない激しい攻撃で金井を圧倒。ワンツー、左右フックを主体としたパンチ攻撃を休むことなく繰り出し、高い闘争心と仕上がりのよさをアピールした。クリンチ状態から豪快な投げを放つ場面もあり、SBルールへの対応も充分といえそうだ。
 続いて登場のジダ(宍戸大樹と対戦)も好調な動き。リングを大きく使って周回しつつ、飛びヒザやカニ挟み、ジャンピング・バックキックといった大技を次々と放っていく。その大胆かつトリッキーな動きは、宍戸のファイトスタイルにそっくりで、さながら“ブラジルの宍戸”。まるで宍戸を挑発するかのようなスパーリングだった。
 この光景を見たシーザー武志会長は「いい動きしてるね。試合になったら、もっとやりにくいと思うよ。特にジダに対してはいかに間合いを詰めていくかが勝負。勇気を持って踏み込まないといけない」と宍戸、緒形の苦戦を予言。また、ジダのスパーを目の当たりにした宍戸も「もしかしたら、あえて本来の姿を隠しているのかもしれない。ああいうタイプは、意外と試合になったらガンガンくるんですよね。それにしても、またしんどい試合になりそうですねぇ」と警戒心を強めつつ、ナーバスなコメントも。
 バーリ・トゥーダーでもあるジダとエドゥアルドは、SBでの勝利を足がかりにしての『PRIDE』参戦をも狙っているようだ。ルイス・アゼレードをはじめ同門選手3人が五味隆典に敗れているジダは「自分のパンチは五味に匹敵するくらい強いといわれている。そのことは、実際に闘えば5秒で分かるはずだ」と五味との対戦を希望。かつて五味と対戦したことのあるエドゥアルドも「もう一回、五味と闘って自分の実力を証明したい」とリマッチをアピールした。
 SBを“踏み台”として『PRIDE』進出を狙うブラジル勢の侵略を、果たして宍戸、緒形はストップすることができるのか。2006年のSBは、第一回興行から不穏な空気が漂ってきた。

■ジダのコメント
「ヴァンダレイ・シウバたちとたくさん練習してきたから調子はいいね。自分自身にとても期待してるよ。内容の濃い、ヘビーな試合をするから、オレという存在を存分に味わってほしい。宍戸は素晴らしい選手だし、ブラジルでも有名だが、オレはKOするために日本に来たんだ。バーリ・トゥードもやっているが、基本はムエタイだし、ムエタイでタイトルも持ってるから立ち技も問題ない。特にSBはいろいろな技が出せるから面白いね。今回の試合にあたっては、ヴァンダレイがたくさんのことを教えてくれた。彼が今の自分を作ってくれたようなものだ。髪の毛の刈り込みをヴァンダレイを真似たものだし、練習用のグローブも彼が貸してくれたんだよ。明後日はヴァンダレイと一緒にいるつもりで闘いたいね」

■エドゥアルドのコメント
「ボクセタイ、チーム・ノゲイラの一員として、自分たちの強さを証明したいね。緒形は70kgでナンバー1の選手と聞いているので、ノゲイラ兄弟といっぱい練習してきたよ。ミノタウロからは“自分らしく闘えばいい。勝って帰ってきたら、一緒にお祝いしよう”と言われてる。SBはムエタイとはルールが違ってレスリング的な要素もあるけど、SBのルールをよく研究して、ここで勝つための練習をしてきた。試合が楽しみだね」