A.サワー、6.30K-1 MAXで惜しくも準優勝

6月30日、横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD MAX 2006~世界一決定トーナメント決勝戦~』にS-cup2002&2004覇者アンディ・サワーが出場した。
ディフェンディング・チャンピオンとして連覇に挑むサワーは、準々決勝で南アフリカの元ボクシング王者ヴァージル・カラコダと対戦。1Rに左ストレートでまさかのダウンを喫する場面があったが、その後はローキックを中心に挽回、3Rに入ると怒涛のパンチ連打を浴びせ、逆転KO勝利を収めた。
続く準決勝では、サワー自身も昨年から対戦を熱望していた魔裟斗との一戦が実現。序盤こそ魔裟斗のパンチに苦しんだサワーだったが、中盤からジワジワとローキックでダメージを与えると、3Rにはジャンピング・ハイキックをヒット。これで完全に流れを掴むと、試合終了間際にパンチの連打でダウンを奪う。準々決勝に続いて恐るべき底力を見せたサワーは、判定で“MAXのカリスマ”に勝利、2年連続で決勝に駒を進めた。
V2への最後の相手は、昨年も決勝戦で大接戦を展開したブアカーオ・ポー.プラムック。激闘の連続でダメージが蓄積しているサワーとは対照的に、ブアカーオは準々決勝で佐藤嘉洋に2RKO勝利、準決勝も判定ながらドラゴを完封とノーダメージの状態。それでも得意のレバーブローなどで果敢に攻めたサワーだったが、最後はブアカーオのパンチに3度ダウンを喫し、KOで無念の敗退となった。
連覇を逃したサワーだが、ここで落ち込んでいる暇はない。11月3日にはシュートボクシング最大の大会『S-cup』(両国国技館)が控えている。前人未到の『S-cup』3連覇へ、さらにはMAX王座奪還へ。サワーのさらなる成長に期待したい。

■サワーのコメント
「完全燃焼できなかった。準々決勝、準決勝でダメージを受けすぎたよ。もう、全身すべてにね。両腕、両足、パンチを受けたから頭もクラクラするし。納得のいく試合はではなかった。医者の診断では骨折はなかったけど、打撲が凄い。ブアカーオはパンチの数が多かったね。(決勝のダウン直後のアピールについては)ブレイク後に彼がパンチを出したと思ってカチンときたんだ。でもビデオで見ないと分からないね。シーザー会長には、なんて言えばいいのか分からない。(魔裟斗選手の印象は)魔裟斗はタフで素晴らしい選手だよ。パンチ力もあるし。あの試合でダメージを受けすぎたのが、決勝の勝敗を分けたと思う。ただ、魔裟斗からダウンを奪って勝てたのは、嬉しかったけどね」