格闘技とは人間が持つ闘争本能から生まれ、本来殺傷を目的とした時代から、何千年もの時を経て、形を変え現在に受け継がれて来た歴史のある競技です。
わが国日本においては、武家制度の確立に伴って、格闘技は武士にとって必ず鍛錬、修得しなければならない技術として発達しました。それはただ単に殺傷を目的としたものではなく、武士道における哲学的な志向を持った高度な技術体系の格闘競技、あるいは武道となり今日に至っております。武士道における格闘技の鍛錬、修得の目的は、攻撃、護身の技術だけにとどまらず、精神面における強化にあります。これは心身を錬磨し、健全な肉体と精神を養う事で、人間形成に大きく役立つものであると考えます。
シュートボクシングは、“サムライの闘い”を踏襲した「立技の総合格闘技」であることを理念とし、闘いの作法、美学を追求するものであります。この闘いの作法とは、動物的な強さだけを求めるのではなく、弱者を虐げない、倒れた相手に追撃を加えないというサムライのプライドであり、武士道です。このシュートボクシングを通じて、格闘技の理念と一般社会の常識を照らし合わせ、厳しい秩序を遵守できる健全な若者を育成することが出きればと願うものであります。
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