S-cupとは

S-cupとは、シュートボクシングのワールドカップとして2年に1度開催される世界トーナメントです。“打・投・極”立ち技の全てを認めたシュートボクシングルールで争う『真の立技最強決定トーナメント』として1995年から開催。これまで吉鷹弘、ライアン・シムソン、アンディ・サワー、緒形健一が載冠している


【S-cup’95】

記念すべき第1回大会は、大阪府立体育館第一競技場にて開催。当時、日本人エースとしてシュートボクシングを牽引していた吉鷹弘を筆頭に、吉鷹のライバルであり後に『帝王』と呼ばれたライアン・シムソン、UWFインターナショナル所属として猛威を振るっていたムエタイ王者ボーウィー・チョーワイクンなど、名立たる王者達が集った中量級世界初のワールドトーナメントとして注目された。吉鷹は、因縁の相手“狂拳”ロニー・ルイスを決勝で下しS-cup初代覇者となった。

 

 

【S-cup’97】

第2回大会は、1回戦を代々木体育館、決勝戦を有明コロシアムと2大会に分けて開催。ディフェンディング・チャンピオンとして吉鷹弘が出場。1回戦でムエタイ王者レーンボーを下すも、続く2回戦でライバルのライアン・シムソンと生涯3度目となる対戦。延長戦までもつれ込むも僅差でシムソンに軍配があがり、それで勢いに乗ったシムソンがトーナメントを制し第2代王者となった。この第2回大会には、優勝した“オランダの帝王”ライアン・シムソンほか、当時世界最強といわれた“ムエタイキラー”デニー・ビル、“怪鳥”ハッサン・カスリオイ、WPKL王者モハメド・オワリなど、世界のリアルトップが名を連ね、海外からの注目度も高いトーナメントとなった。

 


【S-cup2002】

オランダの新鋭アンディ・サワーが衝撃の日本デビューを果たした第3回大会は横浜文化体育館にて開催。一回戦から目の覚めるような高速コンビネーションでKO勝利を収め、2回戦で“キラーロー”土井広之と対戦。1回戦で負傷していた土井がキラーローを放つ間もなく、再び高速左ボディフックでサワーがKO勝利。中国のジョン・イーゴーとの決勝戦で投げに苦しんだが、延長戦で勝利を収めアンディ・サワーが第3代王者となった。この大会からアンディ・サワーの伝説が始まった。

 


【S-cup2004】

再び横浜文化体育館にて開催された第4回大会。ディフェンディングチャンピオンのアンディ・サワー、不動のエース緒形健一、K-1MAX王者アルバート・クラウス、UFC王者ジェンス・パルバー、ムエタイ王者チャンプアック、スーパーリーグ王者オーレ・ローセンなど、史上最高の多種競技王者が揃った。大きな期待を背に出場した緒形だったが、ブラジル王者カテウの膝蹴りで額を裂傷しまさかの1回戦敗退。逆に圧倒的な強さを魅せつけたのはサワー。オーレを飛び膝蹴りからの高速連打でKOすると、2回戦でチャンプアックも撃破。決勝ではリザーバーから勝ち上がった宍戸大樹を貫禄のKOで下し、前人未到の2連覇を達成した。また、この大会で準優勝を果たした“昇り竜”宍戸の快進撃が始まった。

 


【S-cup2006】

両国国技館にて開催された第5回大会。1回戦はシュートボクシングVS他競技という図式で行なわれた。シュートボクシングは3連覇を狙うアンディ・サワー、リベンジを賭けた緒形健一、鉄壁の豪州王者ダニエル・ドーソン、そして日本人枠から宍戸大樹が出場。対するは、K-1のボクシング王者ヴァージル・カラコダ、レイセフォーの秘蔵っ子ジョーダン・タイ、MMA王者ダマッシオ・ペイジ、ブラジル王者マルフィオ・カノレッティ。1回戦を4名のシュートボクサーが勝ち上がり、2回戦でサワーVSドーソン、緒形VS宍戸という夢のカードが実現。サワー、緒形が決勝に進出。激しい乱打戦となったが、緒形がサワーから右ストレートでダウンを奪い勝利を収め、第5代S-cup王者となった。