9.19 SHOOT BOXING 2016 act.4〜MIOインタビュー「チャンピオンなので最後にKO勝ちすることが必須条件」
——7月のGirls S-cupでの48kgアジアトーナメント2016で優勝してからの初の試合が決まりました。
「去年は、Girls S-cup 48kg日本トーナメントで優勝したことに満足して目標がなくなってしまってましたが、今年は夢を持って上京して来たばかりでやりたいことだらけなので、毎回試合に向けてやる気満々です!」
——トーナメントで2試合して、比較的短いスパンでの試合を迎えるわけですが、もうちょっと休みたかったというのはないですか?
「それはなかったです。試合後すぐに練習を再開しました。今年あと何試合できるかはわかりませんが、なるべくたくさん試合をして結果を出したいと思っています。試合に飢えてます(笑)」
——対戦相手はTEAM DATEの蓮珠DATE選手となりましたが、何か情報は入手してますか?
「試合映像は先日見たばかりなのですが、TEAM DATEならではの独特な戦い方をしてました。以前に華DATE選手と対戦したことがあったのですが(2014年9月20日)、すごくやりにくい相手だったのを思い出します。私が苦手な動きをするので戸惑いました(笑)。今回は頭にTEAM DATEのデータもインプットされてるので、集中して戦って最後は倒して勝ちたいですね。23勝しているうち2回しかKO勝ちがなく判定勝ちが続いているので、そろそろ練習の成果を発揮してKO勝ちしたいです」
——MIO選手的にはガンガン前に出てくる選手の方がやりやすいですか?
「そうですね。紅絹選手やUnion朱里選手みたいなタイプとは噛み合う試合になります。そういうタイプと戦って圧倒できるようにならないとですね」
——そういう苦手な選手に対してどう試合を進めていきますか?
「付き合ってしまうと噛み合わない試合になるので、頭を使って戦って、私のペースに持ち込んで最後はパンチでKOするという妄想しています(笑)」
——アジアチャンピオンになっての初戦ということで、周りからの期待も大きいかと思います。
「チャンピオンらしく戦って、最後にKO勝ちすることが必須条件だと自分に言い聞かせています」
——現在の練習で強化していることはありますか?
「私はスタミナがないのでスタミナ重視でやっています。対戦相手が決まるのが遅かったのですが、トレーナーのダムさんや宍戸さんから倒す技を教えてもらっています」
——2014年の山口友花里戦で負けて以来、現在10連勝中ですが、好調の秘訣は何でしょう?
「そんなにいってますか!? 全然連勝は意識していなかったのですが、いまだに山口選手に負けたことが悔しくてリベンジしたくてしかたないですね。ファンの方と話していても絶対に山口選手の名前が出てくるんです。Girls S-cup48kg日本トーナメント2014の決勝戦だったので、どうしても落としたくなかった試合でした」
——MIO選手は2敗していて紅絹選手にも敗れていますが、約2年後にリベンジしています。やはり負けた相手にはリベンジしたいという思いは強いですか?
「やれる機会が是非あればやりたいですね。あと、この前のトーナメント決勝戦で対戦したUnion選手とももう一度やりたい気持ちもあります。どっちが勝ってもおかしくなかった内容でしたし、RENAちゃんみたいにしっかり差を見せ付かないとダメだなと焦っています」
——11月にはS-cupも開催される予定です。そちらにも出場したい意欲は強いですか?
「S-cup出場に向けて今のモチベーションは凄く高くなっていますが、目の前の試合に向けて頑張っています。今はとにかく練習で一つ一つ技を磨いてしっかり倒すことを目標にしています」
——RENA選手は9月25日にRIZINでMMA2戦目が決まっています。今はRENA選手とお互いに高めあっているところでしょうか。
「RENAちゃんはMMAの試合に向けてAACCに行ってることが多いので、今はあまり一緒に練習できていないのですが、LINEで『練習頑張ろうね』ってメッセージをもらったりするので嬉しいし凄く刺激になります。大会当日は最前列で応援したいと思います」
——最後に応援してくれるファンにメッセージをお願いします。
「今年は出れる試合は全部出せていただいて、一試合一試合大事に戦って倒せる選手に成長した姿をお見せしたいと思いますので応援よろしくお願いします!がんばります!」
全対戦カード
※試合順の変更になりました。主なものとしては、鈴木博昭(ストライキングジムAres)VS ジョーイ・ラケット(TORRES MMA SPORT)がメインに、ザカリア・ゾウガリー(Manhoef Fight & Fittnes)VSUMA(K&K BOXING CLUB)がセミとなった。詳細は以下の通りです。
第12試合(65.5kg契約)
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB世界スーパーライト級王者
鈴木博昭(ストライキングジムAres)
VS
ジョーイ・ラケット(TORRES MMA SPORT)
第11試合(スーパーライト級=65.0kg)
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
S-cup65kg世界トーナメント2014準優勝
ザカリア・ゾウガリー(Manhoef Fight & Fittnes)
VS
元REBELS65kg級王者
UMA(K&K BOXING CLUB)
第10試合(70.5kg契約)
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB日本スーパーウェルター級王者
坂本優起(シーザージム)
VS
2015北斗旗全日本空道体力別選手権大会-250クラス王者
加藤智亮(バンゲリングベイ・スピリット)
第9試合(65.0kg契約)
【SB日本スーパーライト級王座決定戦】
≪3分×5ラウンド:延長無制限/エキスパートクラスルール≫
前SB日本スーパーライト級王者
MASAYA(シーザージム)
VS
SB日本スーパーライト級
奥山 貴大(ブラジリアンタイ/GSB)
第8試合 【SB日本スーパーバンタム級王座挑戦者決定トーナメント決勝戦】
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
第2試合の勝者 VS 第3試合の勝者
第7試合(ライト級=62.5kg)
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB日本ライト級1位
海人(TEAM F.O.D)
VS
潔人(REAL DEAL東京)
第6試合(ミニマム級=48.0㎏契約)
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB日本ミニマム級1位
MIO(シーザージム)
VS
蓮珠 DATE(Team DATE)
第5試合(スーパーフェザー級=60.0㎏)
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB日本スーパーフェザー級4位
村田聖明(シーザージム)
VS
SB日本スーパーフェザー級
西川創太(志真会館)
第4試合(フェザー級=57.5㎏)
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB日本フェザー級3位
笠原弘希(シーザージム)
VS
SB日本フェザー級4位
北川裕紀(ストライキングジムAres)
第3試合 【SB日本スーパーバンタム級王座挑戦者決定トーナメント準決勝戦】
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB日本スーパーバンタム級1位
植山征紀(龍生塾/ファントム道場)
VS
初代S・BATTLEキックルールバンタム級王者
國本真義(命武会)
第2試合 【SB日本スーパーバンタム級王座挑戦者決定トーナメント準決勝戦】
≪3分×3ラウンド:延長無制限/エキスパートクラス特別ルール≫
SB日本スーパーバンタム級2位
伏見和之(シーザー力道場)
VS
SB日本スーパーバンタム級6位
内藤凌太(ストライキングジムAres)
第1試合(スーパーウェルター級=70.0㎏)
2分×3ラウンド:延長1ラウンド/スターティングクラスルール
SB日本スーパーウェルター級
マツシマ タヨリ(シーザージム)VS魔破 DATE(Team DATE)
大会概要は こちら