「Girls S-cup」とは?
今を輝く女子ファイターたちの真夏の祭典として2009年にスタートし、毎年開催。
あらゆる格闘技がその特性を活かして戦うことが出来るシュートボクシングルールで、ワンデートーナメントで最強の座を争う。
History of Girls S-cup
2018年 第10回大会
2018年7月6日/東京・TDCホール
優勝/イリアーナ・ヴァレンティーノ(イタリア)
準優勝/MIO(日本)
3位/ゲーオター・ポー.ムンペット(タイ)、MISAKI(日本)
Girls S-cupで初の48kg世界トーナメントが開催され、日本からはMIO、MISAKI、小林愛三、そして海外からはRENAと二度対戦経験のあるイリアーナ・ヴァレンティーノ(イタリア)、ゲーオター・ポー.ムンペット(タイ)、イシス・バービック(オランダ)、ジュジー・ナガオワ(フィリピン)、イム・ソヒ(韓国)が出場。イリアーナが小林(一回戦)、MISAKI(準決勝)、MIO(決勝戦)と日本人選手を次々と破ってトーナメント制覇。RENAはMMAルールでエレイン“パンテラ”リアル(ブラジル)と対戦し、リアルのタフネスぶりに手を焼いたが、判定で勝利した。
2017年 第9回大会
2017年7月7日/東京・TDCホール
トーナメントは開催されず、ワンマッチのみの大会に。RENAはメインイベントで、2015年の大みそかのRIZINのMMAル—ルで対戦したイリアーナ・ヴァレンティーノ(イタリア)と再戦し、判定勝ち。MIOはハンナ・タイソンからダウンを奪っての判定勝ちを収めた。その他、RIZINの協力を得てギャビ・ガルシアがSBルールに初挑戦した。
2016年 第8回大会
2016年7月7日/東京・豊洲PIT
RENAはSB女子世界フライ級タイトル初防衛戦でムエタイ、キック、散打の三冠王クラウディア・パウィカを3Rにヒザ蹴りでKOし防衛に成功。MIOは48kgアジアトーナメント決勝戦は、1回戦でユリカGSBとフルラウンド戦って判定勝ちしたMIOと、1回戦でYURIに1Rわずか1分2秒でKO勝ちしたUnion朱里で争われ、MIOが延長戦の末に判定勝ちし優勝した。
2015年 第7回大会
2015年8月21日/東京・大田区総合体育館
30年の歴史を誇るSBで初の女子世界タイトルマッチが行われ、RENAがタイ国女子ボクシングミニフライ級王者カネ・チョー.カンピロムを3RTKO勝利で戴冠。MIOは48kg日本トーナメントに出場し、一回戦で松下えみ、準決勝でV.V Mei、決勝戦で紅絹を下して優勝を果たした。
2014年 第6回大会
2014年8月2日/東京・YAMANO HALL
優勝/RENA(日本)
準優勝/ティーチャー・ローンリェン.ギーラーコーラート(タイ)
3位/リー・ジウェン(韓国)、クリスティーナ・ジャルジェビック(オーストラリア))
シモーネ・ドーメレン(オランダ)、キル・ビー(台湾)、クリスティーナ・ジャルジェビック(オーストラリア)、ティーチャー・ローンリェン.ギーラーコーラート(タイ)、エドゥアルド・リマ(ブラジル)、リー・ジウェン(韓国)、ロレーナ・クライン(オランダ)と世界各国のチャンピオンがトーナメントに集結する中、日本代表RENAはシモーネ(一回戦)、ジャルジェビック(準決勝)、ティーチャー(決勝戦)を下して世界トーナメント三連覇達成。MIOは48kg日本トーナメント決勝戦で16歳の山口友花里に敗れ準優勝に終わった。
2013年 第5回大会
2013年8月3日/東京・YAMANO HALL
RENAはロレーナ・クライン(オランダ)とワンマッチで対戦し、延長戦の末に判定勝ち。日本バンタム級(53.5kg)トーナメントが行われ、決勝戦で魅津希が高橋藍を下して二連覇を達成した。MIOは女子高生最強決定トーナメント「JKS48」で二連覇達成。
2012年 第4回大会
2012年8月25日/東京・YAMANO HALL
優勝/RENA(日本)
準優勝/V.V Mei(日本)
3位/ロレーナ・クライン(オランダ)、ハム・ソヒ(韓国)
世界トーナメントの出場メンバーはRENA、V.V Mei、神村エリカの日本勢のほか、ロレーナ・クライン(オランダ)、ハム・ソヒ(韓国)、ナムターン・ポー.ムナグペット(タイ)、キム・タウンセンド(オーストラリア)、リサ・ワード(アメリカ)。昨年度の優勝者・神村が一回戦敗退の波乱が起こる中、決勝戦はRENAとV.V Meiの3年ぶりの再戦に。RENAが判定勝利し、優勝を果たした。−53.5kgトーナメントも同時に行われ、決勝戦で高橋藍を下した魅津希が優勝。MIOはeneos朱里(現Union朱里)を決勝戦で破り、女子高生限定トーナメント優勝を決めた。
2011年 第3回大会
2011年8月19日/東京・SHIBUYA-AX
優勝/神村エリカ(日本)
準優勝/ハム・ソヒ(韓国)
3位/MINA(日本)、吉田実代(日本)
RENAはワンマッチで出場し、女ムエタイ戦士サーサを左ボディブローで悶絶KO勝ち。恒例のトーナメントには、ムエタイ世界2冠王の“地上最強の女子高生”神村エリカ、V.V.Mei、MINA(=未奈)、吉田実代、WINDY智美、藤野恵実、岡加奈子の日本人勢、韓国のハム・ソヒが出場。神村が1回戦と準決勝で2連続KO勝ち。決勝戦でソヒを下して優勝。試合後、RENAが神村に宣戦布告した。
2010年 第2回大会
2010年8月29日/東京・グランドプリンスホテル赤坂
優勝/RENA(日本)
準優勝/高橋藍(日本)
3位/V一(日本)、ケイト・マルチネス(アメリカ)
RENA、高橋藍、V一、渡辺久江の4名が日本代表として出場したほか、ホイス・グレイシーの弟子であり、キックボクシングの世界タイトルも保持するケイト・マルチネス(アメリカ)、ムエタイから送り込まれた刺客サーサ・ソーアリー(タイ)、アンディ・サワーからの刺客サマンタ・ヴァン・ドール(オランダ)、オーストラリア最強女子高生クリスティーナ・ジャルジエビックが出場。RENAが一回戦で渡辺久江、準決勝でケイト・マルチネスを下し、決勝戦進出。反対ブロックからは、下馬評を覆し無尽蔵のスタミナで勝ち上がってきた高橋藍が勝ち上がってきた。7Rに及ぶ激闘となり、RENAが勝利しトーナメント二連覇を達成した。
2009年 第1回大会
2009年8月23日/東京・品川ステラボール
優勝/RENA(日本)
準優勝/V一(日本)
3位/岡田円(日本)、石岡沙織(日本)
SB初の女子トーナメントが行われ、SB女子エースRENAが、1回戦で吉田正子、準決勝で石岡沙織、決勝でV一を下し優勝し、初代王者となった。この頃はまだ総合格闘家、キックボクサー、シュートボクサーと多彩なバックボーンを持つ選手が出場する日本最強決定トーナメントのイメージが強く、外国人選手は韓国のイム・スジョンのみだった。