2.11 北斗拳太郎、坂本の王座奪取に自信満々「ボス神拳は無敵だ」
2月11日(土)東京・後楽園ホールにて開催される2017年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2017 act.1』で、SB日本スーパーウェルター級タイトルマッチで王者・坂本優起(シーザージム)と対戦する挑戦者の同級1位・北斗拳太郎(ボスジムジャパン)。
両者はノンタイトル戦でこれまで2度(2015年8月と2016年2月)対戦し、僅差の判定ながらいずれも北斗が勝利を収めている。3度目の対戦を前に、北斗は「北斗の拳」の主人公ケンシロウになりきり「ボス神拳で倒す」と意気込みを語った。
——昨年は3戦して3勝。現在5連勝と好調ですね。
「ボス神拳において常に鍛錬をしている身だ。去年は良い1年が過ごせた。良い鍛錬もできた。それを今年証明してく。ただそれだけだ」
——今回、坂本選手が保持するSB王座への挑戦が決まりました。
「うむ、遂にタイトルの掛かった戦いを迎えることができた。特に3度の対戦などは気にしていない。ただ何度も私の前に立ち塞がれてしまうと面白くはない。今度こそは牙大王(北斗の拳に登場するキャラクター、牙一族の長)を壊す」
——試合後のマイクアピールの時もそうですが、インタビュー時まで完全にケンシロウになりきって質問に答えていただけるんですね(笑)。そもそもどうしてケンシロウを演じてみようと思ったのですか?
「私はキャラではない」
——……。坂本選手を牙大王に例えてる理由はなぜですか?
「私はやつのことを牙大王だとしか思っていない。やつの名は坂本というのか?」
——はい……。坂本選手、もとい、牙大王と2度対戦してどういう印象がありますか?
「牙大王は身体の強さと攻撃力で向ってくるタイプだと聞いていたが、ボス神拳においてその点は問題はなかった。私の方が強い。ボス神拳は無敵だ!」
——何度対戦しても同じ結果になりますか?
「うむ、やる意味はない」
——今回新しく見せたい技はありますか?
「新たなボス神拳を習得中なので、それを見せたいと思っている」
——何度も同じ相手と対戦する機会はそんなにあるものではありませんが、対戦するときは同じ相手として見ますか? それとも別な対戦相手としてみますか。
「私に取って同じ相手だろうが、違う相手だろうが関係はない。ただ目の前の敵を壊すだけだ」
——今回でSB4戦目なりますが、早めのタイトル挑戦のチャンスが巡ってきたことに関してはどうでしょう。
「うむ、そうだな。王者に2回も勝っているということでもう少し早く挑戦しても良かったんじゃないかと思う。ただ、常に私は強くなっている。今の私であればベルトを獲るのは容易なことだ」
——試合に向けて強化していることはありますか。
「特にはない。ボス神拳は無敵だ」
——2017年初戦をクリアーして、今年はどういう1年にしていきたいですか。
「そうだな。まずはSBの頂を獲り、2017年は全ての戦いにおいてボス神拳の強さを証明していく」
——SB王者になって今後はSBを主戦場にしていきますか? それとも他団体に出てSBの強さを証明していきますか?
「全団体においてボス神拳は無敵だということを証明していきたい。ただこのSBのタイトルは私にとって思い入れがある団体のタイトルの1つだ」
——SBではRENA選手の活躍が目立っていますが、男子選手は元気がありません。こちらの現状についてはどう思いますか?
「そうだな。その点においては私がSBを代表する選手になり、SBを盛り上げていきたいと考えている」
——今後対戦したい相手はいますか?
「修羅の国の猛者を倒す。あとは、アンディ・サワーなど世界の頂に立っている者たちと戦いたいと思っている」
——最後に会場に来るファンにメッセージをお願いします。
「ボス神拳は無敵だ。SBの掟は俺が守る」
——牙大王にもメッセ—ジをお願いします。
「牙大王、お前はすでに死んでいる」
——牙大王は浅草人力車夫として有名ですが、ご存じですか?
「いつか俺のバギー(砂地などを走るように作られた自動車)として使ってやる、以上だ」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/12333