2.11 北斗へのリベンジを誓う王者・坂本「タイトルを渡すわけにはいかない」
2月11日(土)東京・後楽園ホールにて開催される2017年シリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2017 act.1』の前日計量が、10日(金)浅草にあるシーザージムにて行われた。
SB日本スーパーウェルター級(70.0kg契約)タイトルマッチで対戦する王者・坂本優起(シーザージム)は69.85kg、挑戦者の同級1位・北斗拳太郎(ボスジムジャパン)は70.0㎏で計量を一発クリアーし、両者はタイトルマッチ調印式に臨んだ。
坂本と北斗はノンタイトル戦でこれまで2度(2015年8月と2016年2月)対戦し、僅差の判定ながらいずれも北斗が勝利を収めている。
3度目の正直を狙う坂本は「北斗選手には2度負けていますが、僕は負けたとも勝ったとも思っていません。判定の延長でこの3戦目があると思っています。今回タイトルマッチですが、タイトルを渡すわけにはいかないので僕が必ず防衛して、チャンピオンとして70㎏の頂点を目指していきたいと思います」と並々ならぬ意気込みを語る。
今回の試合に向けては「直線的な攻撃ではなく、しっかり足を使って横にも斜めにも移動してリングをたくさん使って攻めていきたい」と北斗攻略の糸口を明かし、「5Rでも10Rでもぶっ倒れるまでやってやろうと思います」と長期戦になっても構わない姿勢を見せた。
対する北斗は「ボス神拳の伝承者・北斗拳太郎だ」と『北斗の拳』の主人公ケンシロウになり、「素晴らしい試合を組んでいただき非常に感謝している。牙大王(=坂本)に2回勝っているが、決して驕りはない。今回も壊す! 以上だ」と強気なコメント。「今回修得してきたボス神拳の名は、顔面を砕く拳と書いて“顔砕拳”だ。3Rだろうが5Rだろうが、ボス神拳は関係ない。チャンスがあれば1Rから倒しにいく。もし5Rに行くことになっても私の攻めは終わらないだろう」といい、不敵な笑みを浮かべる。
2017年初戦をクリアーした後について、北斗は「今年はボス神拳の強さを証明していく年にしていきたい」といい、「このSBのタイトルというのは私にとって大きな意味を持っている。その意味としては、昨年の6月5日に私も参加した大会で牙大王と修羅の国の者(=バグダッド・ジャダン)が戦い、ホームタウンディシジョンで見ればもちろん延長戦にいくかもしれない内容だったが、修羅の国の者が勝った。これを見て私は、SBのリングは何と公正・公平な場なんだ、真の強者を決める大会ではないかと確信した。よってこのタイトルを獲れば、真の強者に近づけるタイトルだと思っている。必ず獲りたいと願っている」とまずはタイトル挑戦に集中する構えを見せた。
坂本は最強の挑戦者を退け、王座死守なるか。それとも、北斗が念願のベルトを奪取するのか。
なお、今大会の模様を【SHOOT BOXING MOVIE COMPLEX】(月額777円)でLIVE配信。SB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)が実況を務める。
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/12333
SHOOT BOXING MOVIE COMPLEXはこちら
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