4.8 ザカリアとの決戦を控えた海人が前日計量をクリアー「次のSBを背負うのは自分」
4月7日(金)東京・浅草にあるシーザージムにて、明日8日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2017 act.2』の前日計量が行われた。
メインイベントで対戦するS-cup65kg世界トーナメント王者ザカリア・ゾウガリー(オランダ)は63.95㎏、SB日本ライト級1位・海人(TEAM F.O.D)は64.0㎏で計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった(他の選手の計量結果は下記)。
これまでに鈴木博昭、MASAYA、宍戸大樹、山口裕人、裕樹、UMA、水落洋祐といった日本のトップファイターを次々と撃破している最強ザカリアとの一戦を前に、海人は「計量でのザカリアを見ても何も思いませんでした。明日はメインらしい試合をして世界王者を倒します。次のSBを背負うのは自分だと思います」と自信満々。
一方、2016年S-cupトーナメントで優勝していて以来のSB参戦となるザカリアは「再びシュートボクシングのリングに上がれることを光栄に思う。カイトは倒しに来ると言っていたが、私も同じくKOしたい。若手選手を倒す。そのことを心に秘め、お互いにKOを狙い合う素晴らしい試合を期待してほしい」とKO決着を予告する。
そして、「カイトは若い世代の選手と言われているが、私も若くて年も彼とはそんなに変わらない。チャンピオンvs若い世代というよりも同じネクストニュージェネレーションの戦いになる。私はカイトよりもパワー、経験値が上。今回王者としての戦いを見せたい」と王者らしく堂々と意気込みを語った。
そして、WBCムエタイ日本&INNOVATIONスーパーライト級王者・山口裕人(山口道場)とヒジありの特別ルールで対戦するSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)は「明日は面白い試合しか出来ないと言われている山口選手との試合なのでKO決着は至上命令だと思い思います。もちろん私が倒しにいきます」とニヤリ。
すると山口は「さっき鈴木選手の身体を見たらホンマにやばいですね。身体では負けているので、明日は勝ちたい。いつも通りに戦って、ヒジは流れで出します」とヒジに頼らずとも倒せると豪語する。KO決着必至の一戦で最後まで立っているのはどちらか。その他、会見に出席した選手の意気込みは以下の通り。
元貴
「明日はお互いに大事な試合になります。内藤選手は下の階級の選手ですが、強くてうまくて尊敬している選手です。敬意を持って倒しにいきます」
内藤大樹
「明日は元貴選手とガンガンやり合ってしっかり倒しにいきます」
MIO
「前回の試合はチャンピオンになってからの初戦で守りに入った試合をしてしまいました。明日の試合では初心を思い出して元気いっぱい、私らしい試合をしたいと思います。ピエロさん(=タン)となら面白い試合になると思うので注目して下さい」
ヴィッキー・タン
「初めてのシュートボクシングでの試合になります。練習を重ねてムエタイスタイルで観客を楽しませたいと思います。※普段ピエロとしても活動しているピエロは、会見途中、香港で伝統の子供の歌を踊りを交えながら披露した」
計量結果
ザカリア・ゾウガリー 63.95㎏
海人 64.0㎏
鈴木博昭 64.5㎏
山口裕人 64.5㎏
内藤大樹 57.5㎏
元貴 57.5㎏
MIO 48.0㎏
ヴィッキー・タン 47.3㎏
伏見和之 55.0kg
片島聡志 55.3kg→54.75kg(2度目の計量でクリアー)
村田聖明 61.0㎏
照寛人 到着遅れ 到着後 60.45kg
笠原弘希 57.4㎏
雄一 57.3㎏
マツシマ タヨリ 68.9㎏
朝倉豊樹 69.0㎏
チングン新小岩 67.35㎏
須貝秋彦 到着遅れ
笠原友希 54.75㎏
パーコ・ライ 54.6㎏
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/12521