9.16 計量クリアーの海人「11月ビッグマッチでメインを張れるようにしっかり勝つ」
9月15日(金)東京・浅草にあるシーザージムにて、明日16日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2017 act.4』の前日計量が行われた。
メインイベント(63.5kg契約)で対戦するSB日本ライト級1位・海人(TEAM F.O.D)は63.3㎏、WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の宮越慶二郎(拳粋会)は63.5㎏で計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
6月大会ではSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭とノンタイトルで対戦した海人は、1R2分18秒、ヒジ打ちによるTKO勝ち。大番狂わせを起こし“新エース”となった海人は「明日は自分が“真のエース”にあるための第一戦。11月にはビッグマッチが開催されると聞いているので明日はしっかり盛り上げて倒して、11月大会でメインを張れるようにしっかり勝ちます」と気合十分のコメント。
宮越の印象については「ニンジャ・フットワークと騒がれているだけあってうまい選手だと思います。しっかり対応できるところを見せていきます。キックから来た人間を勝たせるわけにはいきません」と宮越の独特の戦い方は問題ない様子。「自分はどんな技でも使えるので、明日はパンチ、キック、ヒジ、全部の技を使って倒しにいきます」と全ての武器をフルに使って倒しにいくという。
一方、SB初参戦となる宮越は「SB初出場にも関わらずメインに抜擢していただき感謝します。メインらしい試合が求められるので結果だけでなく、内容にもこだわります」と余裕を思わせるコメント。そして、「SBには戦いたい相手がいるので、もし勝ったら名指しで言わせてもらいたい」とSBに意中の相手がいることを明かす。海人については「180㎝近い選手と対戦したことがないので距離感がどうなるのか楽しみ。5Rあるので、しっかり5Rをお客さんに見てもらってお互いの気持ちがぶつかる試合をしたい」と激闘を予告した。
また、第5試合でキャリア32戦目でムエタイとの初対決を迎えるSB日本女子ミニマム級王者MIO(シーザージム)は「初のムエタイ人選手が相手で自分でもどういう戦いになるのかワクワクしています。しっかりタイ人対策をしてきました。憧れのRENAちゃんは強いタイ人をいっぱい倒しているので次につながる試合をします」とコメント。いつもKOにこだわる試合を心掛けているMIOだが、今年3戦してKO勝ちは1試合のみ。「前回ハンナ・タイソン選手との試合では惜しいところで終わってしまったのでKOしたい欲はかなり出てます。必ずKOします」と力強くKO宣言した。
対するムエサイヤームパカーム女子48㎏級王者ルンナパー・ポームァンペット(タイ)は「明日は初のSBでの試合ですが、絶対に負けない試合をします」とムエタイの威信を懸けてSB女子のトップファイターを倒しにいくと自信を見せていた。
計量結果
海人 63.3㎏
宮越慶二郎 63.5㎏
内藤大樹 54.95㎏
植山征紀 55.1㎏→55.0㎏
村田聖明 60.0㎏
池上孝二 60.0㎏
坂本優起 70.0㎏
向柏榮(=パク・ウィング・ヒョング) 70.2㎏
MIO 47.75㎏
ルンナパー・ポームァンペット 47.8㎏
笠原弘希 57.5㎏
Phoenixx祥梧 57.85㎏→57.5㎏
マツシマ タヨリ 69.0㎏
クレベル・コイケ 69.0kg
西岡蓮太 62.5㎏
上田一哉 62.2㎏
笠原友希 54.9㎏
佐藤執斗 54.25㎏
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/13221