10.14笠原友希、ダウン&SP奪取でWMC日本王者撃破
「SHOOTBOXING 2017 ヤングシーザー杯 in 花やしき act.4」大会結果
2017年10月14日(土)東京・浅草花やしき
▼第5試合 メインイベント 54.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級)
判定3-0 ※30-26、30-25、30-25
●山田航暉(キング・ムエ/WMC日本スーパーフライ級王者)
1Rから山田は右ミドルを軸とした攻め。笠原は左ミドルを返し組み付くと投げを狙うが、山田は組み負けずにこれを阻止。2Rには、笠原が首投げを決めて見せシュートポイントを奪取する。勢いに乗る笠原は右ハイをクリーンヒットさせ、さらにテンカオを突き刺してダウンも奪う。
3R、逆転狙いの山田は右ミドル、右ハイとKO狙いで圧力を強めるが、笠原は前蹴りをテンポよく当て、近距離ではテンカオを突き刺す。効いた表情の山田に笠原は怒涛のラッシュでKO寸前に追い込む。仕留め切れなかった笠原だがフルマークの判定勝ち。プロ5戦目でWMC日本王者を破る大金星に会場からは拍手が沸き起こった。
マイクを握った笠原は「今回の相手はチャンピオンなので自分の実力がどこまで通用するか不安でしたが、コーチのダムさんが支えてくれたおかげで勝つことが出来ました。これからももっと上のレベルで自分の実力で争いたいと思うので応援よろしくお願いします」とあいさつした。
▼第4試合 62.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○上田一哉(シーザージム新小岩/SB日本スーパーバンタム級)
判定3-0 ※29-27、29-27、29-28
●直也(VERSUS/INNOVATIONフェザー級4位)
1R序盤から右ハイを飛ばす上田に、直也は圧力をかける。上田は組んでのヒザを当て右ハイでダウンを奪う。2R、ダメージを感じさせない直也は手数を出して前に出ると、上田は組んでのヒザを当ててるが徐々に疲れを見せ始める。3Rになると、完全に手数の減った上田に、直也は右ローを当てながら逆転を狙うが時間切れ。ダウンを取った上田が判定勝ちした。
▼第3試合 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○ITO☆四郎(シーザージム新小岩/SB日本スーパ―フェザー級)
TKO 3R23秒 ※セコンドからタオル投入
●橋本凌一(フリー)※デビュー戦
1R、顔面前蹴りからローにつなぐ橋本に、ITOは左ミドルをテンポよく当てながら首投げでシュートポイントを奪う。2R、組み付いて投げ狙いの橋本に、ITOは左ミドルで削っていく。3R、組み際にテンカオを突き刺したITOがダウンを奪ったところで、橋本のセコンドがタオルを投入した。ITOのTKO勝利。
▼第2試合 57.5kg契約 スターティングクラスルール 2分3R延長2R
○辰樹(キックボクシングDROP)
再延長判定3-0 ※三者とも10-9
●清水 悟(シーザージム新小岩)
※本戦は29-29、30-28、29-30
※延長は10-10、10-9、9-10
1R、左ストレート、左ミドルで主導権を握る辰樹に対し、清水は右ミドルを返しながらプレッシャーをかける。2R、ボディストレートなど左のパンチを次々と当てる辰樹の前に、清水は後手にまわってしまう。3R、距離を潰す清水はパンチ連打で下がらせ巻き返しを見せ本戦はドローに。お互いに手数を出し合う攻防は再延長戦まで続き、僅差で辰樹が勝利した。
▼第1試合 43.0㎏契約 SBセミプロマッチルール 2分3R延長1R
○田川女神(TIA辻道場)
TKO 1R56秒 ※レフェリーストップ
●照屋倖音(真樹ジムオキナワ)
1Rから田川はジャブのような顔面前蹴りを突き刺し左ミドルで圧倒しダウンを奪う。再開すると、田川は左ハイからラッシュにつなげたところでレフェリーがストップした。