12.31RIZIN RENA決戦戦進出も初の一本負け、リベンジを固く誓う
12月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』が開催され、SB世界女子フライ級王者RENA(シーザージム)がRIZIN女子スーパーアトム級トーナメントに出場、決勝戦で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)のチョークスリーパーで惜しくも敗れた。
10月に行われた1回戦でアンディ・ウィン(アメリカ)に1RTKO勝ちしたRENAは、この日、準決勝ではアイリーン・リベラ(スペイン)と対戦。1R序盤、リベラに飛びつかれるもこれを凌いだRENAはヒザ蹴り、ボディブローで一気に追い込む。距離を取ったRENAは左フックでぐらつかせて左右フックの乱れ打ちをお見舞いし、最後に右フックでKO勝ち。
そして迎えた決勝戦。反対ブロックの準決勝でマリア・オリベイラ(ブラジル)に腕十字で一本勝ちした浅倉と対戦したRENAは、浅倉にテイクダウンされるも立ち上がって回避。タックルも一度は潰して対処したRENAだったが、テイクダウンされるとスリーパーを決められ一本負けを喫した。
試合後のインタビューでRENAは「MMAを始めてまだ2年。まだ2歳なので私のストーリーが面白くなるのはこれから。負けるのが久しぶりすぎて(2011年9月ジェシカ・ペネ以来、6年ぶり)、周りの人から腫れものに触るみたいに扱われますが全然大丈夫。私の人生は負けてから始まります。もうリベンジしか考えてません」と笑顔でリベンジを誓う。最後には「来年、RENAちゃんの大進撃が始まるので皆さん、お楽しみに!」といいながらインタビュースペースから退室した。今後のRENAの巻き返しに期待したい。