2.10 村田との王者対決を迎える深田一樹、同時二階級制覇も視野に
2月10日(土)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2018 act.1』のセミファイナルでSB日本スーパーフェザー級王者・村田聖明(シーザージム)と対戦するSB日本フェザー級王者・深田一樹(龍生塾ファントム道場)。両者は15年12月に対戦し、深田が判定勝ちを収めている。あれから2年2カ月、深田は王者対決を制し、その先に見据えていることとは!?
――試合が近づいてますが、調整などはいかがでしょうか。
「コンディションはよく、いつも通りしっかり練習が出来ています」
――前戦となった昨年11月の笠原弘希戦を振り返っていただきたいのですが、延長戦の末に判定勝ちでした。
「圧倒的な差を見せ付けて勝つと試合前に言っていたにも関わらず、接戦になってしまって反省点しかないです。倒せなかったですし、投げることも出来ませんでした。延長戦では絶対負けられないという気持ちが強かったので、とりあえず前に出て手数を出しました。向こうの気持ちが弱くなっているのを感じたので勝負をかけましたね」
――笠原選手は注目の新鋭選手ですが、実際に手を合わせて勢いを感じました?
「強かったですね。思ったよりも攻撃力が強く、組んだときの力も強かったです。その辺でうまく対処出来ませんでした。笠原選手の“ここで勝ってタイトル戦につなぐ”という気持ちをひしひしと感じました」
――今回も若手選手との試合が決まりました。
「昨年にチャンピオンになって、11月には強い選手(渡辺理想)をKOしているのでどんどん強くなっているのを感じます」
――村田選手とは15年12月に対戦して深田選手が判定勝ちしていますが、どのような印象がありますか。
「スタミナがあってガンガン前に出てくるタイプで、僕としてはあんまりやりたくないタイプでした。今は倒す力もプラスされているのでいい選手になっています」
――シーザー武志会長の息子ということで、やり辛さはないですか?
「リングに上がってしまえば対戦相手としか見れないので、そこは気にしていません。さすがに会長の息子だけに、気持ちは強いですし、他の選手と比べても絶対に負けられないという気迫を感じますよね」
――どういう試合展開を予想していますか。
「相手が前に出てくるタイプなのでこっちもKO狙いで、お客さんにわかりやすくて盛り上がる試合をしたいですね」
――今回ヒジありルールになりました。
「ヒジありの試合は初になるので、不安と楽しみの両方あります。普段からヒジ打ちの練習をしていたので、特に苦手意識はありません。手応えもありますし、むしろヒジありルールの方がいいですね」
――師匠のファントム進也会長も現役時代はヒジを得意としていました。
「そうですね。会長からしっかり指導していただいているので、自分の武器になってきていると思います」
――現王者対決は意識しますか?
「意識します。フェザー級とスーパーフェザー級のチャンピオン同士の対決なのでレベルの高い試合内容を見せないとお客さんも満足しないと思うので下手な試合は出来ません」
――ここで勝てば同時二階級制覇も視野に入れますか?
「勝ったらすぐにでもタイトルを懸けて再戦をやらせてもらいたいですね。僕の次の目標に向けて絶対に負けられません」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/13927