6.10 SBの史上最年少チャンピオンなるか!? 17歳・笠原友希「絶対に優勝する」
6月10日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第三戦『SHOOT BOXING 2018 act.3』のSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント一回戦で内藤凌太(ストライキングジムAres/同級4位)と対戦する笠原友希(シーザージム/同級5位)。17歳の笠原は現在8戦8勝の無敗記録を更新中。11月のトーナメント決勝戦まで連勝しベルト獲得を果たせば、無敗でのSBの史上最年少チャンピオンとなる。前人未踏の記録達成なるか。
——内藤大樹選手が返上したことでSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメントが開催されます。出場メンバーに選ばれてどうですか?
「最初は次期挑戦者決定トーナメントでしたが、いよいよタイトルマッチに近づける試合が組まれ、勝ち進めれば年内にチャンピオンになれるので凄くモチベーションが上がってます」
——笠原選手は現在16歳でトーナメント決勝戦の行われる11月18日のS-cupでベルトを獲ることが出来ればSB史上最年少でのベルト獲 得となります(これまでSBの史上最年少チャンピオンは、2010年9月18日に日下部竜也が樹立した18歳と2カ月という記録)。
「シーザー会長を始めジムの先輩方、友達など多くの方々が応援してくれているので、期待に応えられるよう、しっかり勝ってチャンピオンになろうと思います」
——これは僕のためのトーナメントという感じですか!?
「そうですね。僕がチャンピオンにならないと面白くないトーナメントだと思うので、最後まできっちり勝ちます」
——出場メンバーを見てどのような印象を持っていますか?
「1位の植山(征紀)選手だけは凄く強いと思うのですが、それ以外の選手は問題ないと思います。でも川上(叶)選手も最近ノッテいる選手なので警戒しています。 9月の準決勝で戦うことになるので全力で倒しにいきます」
——笠原選手はトーナメント出場メンバーの竹野元稀選手に2度、佐藤執斗選手の2人に勝っています。そこは自信になってますか?
「強い選手と戦うことで経験が詰めているので凄く自信が付いています。トーナメント優勝は絶対できると思います」
——一回戦で対戦する内藤凌太選手についてはどのような印象がありますか?
「内藤大樹選手のお兄さんなので弱くはないですね。しっかり練習してKOを狙うだけですね」
——偶然にも、笠原選手も内藤選手も同じ三兄弟ですね。
「そうですね(笑)。僕は内藤三男の啓人選手にも勝っているので、いつか大樹選手ともやれたらいいなと思います」
——最近の練習ではどういうところを強化していますか?
「全体的に強化していて最近では筋力がアップしています。攻撃面では蹴りでもパンチでも倒せるように力を入れていて、試合で良く出している投げ技はあまり練習していませんが、狙えれば投げ技も出していきたいと思ってます」
——今一番自信のある技は何でしょう?
「内緒です(笑)」
——兄の弘希選手は現在、SB日本フェザー級1位です。兄よりも先にベルトを獲りたいとも思いますか?
「それは心の中でずっと思ってます」
——王座を返上した内藤選手は「メンバーを見ても植山選手が優勝しなきゃダメ」とのコメントを出していますが、どのように思いました?
「植山選手が1番力があると思われて いるのでそうかもしれませんが、下の世代の選手が勝ち上がらないと面白くないので自分が獲るだけです」
——ベルトを獲ったらどういうチャンピオンになりたいですか。
「他団体の選手に負けない、海外でも通用するような選手にありたいです」
——最後にファンにメッセージをお願いします。
「毎回進化してKOする姿を見せるので、会場に足を運んで下さい」
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/14564