6.23 海人と対戦する中島弘貴「今までに味わったことにない恐怖を感じることになる」
6月23日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第三戦『SHOOT BOXING 2019 act.3』のメインイベントで海人(TEAM F.O.D)と対戦する第3代Krush-70kg級王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)。日本のトップファイターが集結したK-1 WORLD MAX 2010日本トーナメントで準優勝を飾るなど、70kg級トップ戦線で活躍してきた中島が12年ぶりにSB参戦を果たす。SB現エース・海人に対し、「相手に攻撃をもらわないでバチバチに殴りにいく」と激闘を予告した。
――2007年10月の塚本拓生戦以来、12年ぶりのSB参戦が決まって心境はいかがですか。
「これまでに上がってきた団体の契約の縛りもあって1年間は試合をすることが出来なかったのですが、プロデビューもさせてもらったSBのリングでまた試合をさせてもらえることが嬉しいですね」
――試合が出来ない期間はどのように過ごしていたのでしょう。
「練習は毎日のようにやってましたし、試合前の選手との調整で本番さながらのスパーが出来ていたので特に試合感覚が落ちたというのはないですし、昔から練習みてもらっているトレーナーに加えて新しいトレーナーにも見てもらっていて良い練習も出来たことで充電期間となり、さらに強くなっている実感があります。自分がどう進化したかを試合で見てほしいですね」
――SBを離れてからはK-1、Krushを主戦場にしてきた中島選手ですが、SBのリングをどう見てました?
「若い選手が育っていて凄く盛り上がっているなと。僕は2006年の高校3年生の時、シュートボクセジャパン所属でSBのリングでプロデビューさせてもらったのでいつかまたリングに上がらせてもらえたらというのはありました。ちなみに当時の僕は、MMAのジムだったので寝技、投げ技、タックルなどを練習していたのでSBのルールに対応した戦い方もやっていました。今回久しぶりのSBルールですが、試合が決まってから練習に
立ち関節、投げ技も練習しているので問題ないですね」
――海人選手のことはご存知でした?
「下の階級の選手なので特にやるという意識もなく、名前を知っていたぐらいです。決まってから映像を見たのですが、強くてめちゃくちゃいい選手ですね。まだ21歳と若くて強い選手と対戦して経験も積んでいて、僕とはいい試合になるのではないでしょうか」
――海人選手はトータル的に何でも出来て穴がない選手だと言われています。ウィークポイントは見つかりましたでしょうか。
「俺が試合中に穴を作り出します。向こうは21歳と若いながらも37戦のキャリアがありますが、俺も39戦のキャリア、魔裟斗さんが活躍していたK-1 MAXでアルバート・クラウスや日本のトップ選手たちとやってきたという経験があるので問題はないです」
――どういう試合をイメージしてますか?
「相手も強い選手ですし、凄く調子が良いので間違いなくいい試合にはなるでしょう。俺は70kgのトップ戦線でやってきた自負があります。下の階級の海人選手は間違いなく今までに味わったことにない、フィジカルの差、恐怖を感じることになるでしょうね」
――海人戦をクリアーしたらどのようなことを考えてますか。
「70kg級といえば化け物のような外国人選手がうじゃうじゃいる階級なので、今後は外国人選手とどんどんやっていきたいですね。ここで負けるようではそういうことも言ってられないので、海人選手に圧勝するだけです。SBといえばS-cup70kg世界トーナメントが有名ですが、今は海人選手がSBのエースということで65kg級になっているんですよね? ここで僕が勝ってまた70kgのメインのS-cupにしてもらい、
そこで世界の強豪とやらせてもらうのも面白いのではないでしょうか」
――ファンにメッセージをお願いします。
「いい感じで仕上がっています。今回はメインイベントということなのでいい試合をして必ず海人選手に勝ちます。今は20代の頃よりも経験だけでなく頭脳を使っても戦えるようになっているので間違いなく今の自分は過去最高に強いです。相手に攻撃をもらわないでバチバチに殴りにいくので試合を楽しみにして下さい」
<対戦カード>
▼69.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、SB日本スーパーライト級王者)
vs
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/第3代Krush-70kg級王者、K-1 WORLD MAX 2010日本トーナメント準優勝)
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/fight/20963/