2.7ONE 内藤大樹、強豪マイケル・サバスに完勝!王座挑戦をアピール
2月7日(金・現地時間)インドネシア・ジャカルタにあるイストラ・セナヤンで開催されたONE Championship『ONE: WARRIOR’S CODE』に、元SB日本スーパーバンタム級王者で現SB日本フェザー級2位・内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM)が参戦し、強豪サバス・マイケル(キプロス)から2度ダウンを奪う完勝劇を見せた。
内藤は昨年9月の『Road to ONE:CENTURY』で渡辺優太に1RKO勝利し本戦出場権を獲得すると、10月のジャカルタ大会でニュージーランドの強豪アレクシ・セレピソフに3RKO勝ち。12月のマレーシア大会ではポルトガルのルイ・ボテーリョに判定勝ちし、連勝記録を更新中。
今回の相手マイケルはムエタイの名門ペッティンディーアカデミーに所属し、5月のバンコク大会ではシントンノーイ・ポーティラックン(タイ)に判定勝利を挙げている。戦績は32勝1敗。
1Rからプレッシャーをかけるマイケルは長いリーチから左ジャブ、右ストレートを繰り出し、内藤は後退する展開。前蹴りで距離を取りたいものの、マイケルのプレッシャーは強い。終盤にはマイケルの右ミドルで内藤は吹っ飛ばされてしまう。
劣勢の内藤だったが、2Rになるとカウンターの右ストレートでダウン奪取。さらに右カーフキックでこつこつと削っていく。3R、さらに圧力をかけるマイケルに、内藤は右ストレートで2度目のダウン奪取。巻き返しを狙うマイケルを前蹴りで突き放して決定打をもらわない内藤はそのまま逃げ切り試合終了。
判定勝ちの大金星を上げた内藤はマイクを握ると「これはチーム全員でつかんだ勝利です。ONEに来たからにはワールドタイトルが欲しいです」と、ロッタンが保持する王座への挑戦をアピールした。
photos by ONE Championship
ONE Championship「ONE: WARRIOR’S CODE」
2020年2月7日(金・現地時間)インドネシア・ジャカルタ イストラ・セナヤン
▼ONEムエタイフライ級 3分3R
○内藤大樹(BELL WOOD FIGHT TEAM/元SB日本スーパーバンタム級王者、SB日本フェザー級2位)
判定3-0
×サバス・マイケル(キプロス)