3.7ホーストカップ 魁斗が現王者・泰良拓也からダウンを奪って判定勝ち
3月7日(日)京都KBSホールにて『HOOST CUP KINGS KYOTO 7』が開催され、SB日本フェザー級2位・魁斗(立志會舘)がHOOST CUP日本フェザー級王者・泰良拓也(PFP)からダウンを奪って判定勝ちした。
魁斗は立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評されている19歳のテクニシャン。昨年2月のSB後楽園大会で笠原友希に惜敗するまでは負けなしの8連勝を記録。再起戦となった11月のRKSスーパーフェザー級タイトルマッチで王者・兼田将暉(RKS顕修塾)に勝利し、今回チャンピオンとしての初戦を迎えた。
開始早々、ジャブ、ロー、ミドルを走らせる泰良に、魁斗はがっちり構えて、アームブロックしてから返しの左フック、ストレート、ローを合わせるが、泰良も手堅くかわす展開。
前半、やや泰良の攻撃が多い印象。蹴りに対しての魁斗のリターンの蹴りが入りはじめてか、泰良は飛び込んでの強いパンチの連打を当てるが、魁斗がしっかりブロックする。クラウチングに比重が大きくなった泰良の前足に、魁斗がカーフキックをヒットさせ泰良のバランスを崩す場面が目立つ。
耐えながらアグレッシブに強打を振るう泰良に対し、3R中盤には魁斗がカーフキックでダウンを奪う。立ちあがり挽回せんとアグレッシブに攻撃を仕掛ける泰良を凌ぎ切った魁斗が判定勝ちした。
試合後、魁斗は「HOOST CUP現フェザー級チャンピオンに勝ちました。セコンド、応援に来てくださった方々、ありがとうございました。ダウンを奪いましたが、KO出来ませんでした。ただ僕の方がチャンピオンに相応しいと思うので、次戦はベルトをかけて戦ってほしいと思ってます」とタイトルを懸けての再戦をアピールしている。
アーネストホーストジムJAPAN
「HOOST CUP KINGS KYOTO7」
2021年3月7日(日)京都KBSホール
▼メインイベント 58.5kg契約 3分3R延長1R
〇魁斗(立志會舘/SB日本フェザー級2位)
判定3-0 ※29-28、30-27、30-27
×泰良拓也(PFP/HOOST CUP日本フェザー級王者)