SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-
2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき・浅草花劇場
【未奈、KINGレイナとの激闘制す! MISAKIは進化した姿で圧勝】
第5試合
65.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
未奈(秀晃道場/SB日本女子ライト級王者)
vs
KINGレイナ(フリー)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-29
1Rのゴングと同時に仕掛けた未奈はいきなりパンチラッシュを仕掛けていく。被弾しながらもレイナは組み付くと投げ技を見舞うが未奈は耐える。距離感を掴んだ未奈は右ストレートを当てていき、レイナは大きくのけ反る場面も。このラウンドはジャッジ三者とも未奈を支持した。
2R、未奈は左右ストレートを飛ばし、組み付くと肩固めも狙う。積極的に組み付くレイナは投げを見舞うものの、シュートポイントにはならない。レイナの強引な組み付き、首投げなどで倒されてしまう未奈は徐々に手数が落ちてきた。このラウンドはドロー。
3R、気力を振り絞る未奈は前蹴り、右ストレートを狙ってレイナと打ち合いへ。レイナの右フックを被弾した未奈は一瞬腰を落とすが、これはダウンとみなされない。組み付いて投げを狙うレイナに対し、未奈は自ら足を付く反則ディフェンスを何度も繰り返したことで、レフェリーからイエローカードの提示。最後まで未奈が右ストレートを当てにき、レイナは投げ狙いに終始する。判定3‐0で未奈が勝利した。
第4試合
45.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子ミニマム級1位)
vs
坂田実優(FASCINATE FIGHT TEAM)
判定 3-0 ※30-26、30-26、30-25
1R、序盤からMISAKIは強烈な右ストレート、左ボディブローを当てて会場をどよめかせる。坂田はもらいながらも左右フックを返していく。
2R、勢いの止まらないMISAKIは右ストレート、左ボディブローを当ててKO狙い。弱々しい表情を見せ鼻血を出す坂田だが、必死に耐えて右フックを返していった。
3R、MISAKIが組んでのヒザ蹴り連打で追い込むと、坂田は防戦一方となり、レフェリーはスタンディングダウンを取る。再開後も前に出るMISAKIは右ストレート、左ボディをしっかり当てて圧倒。異常な粘り強さを見せた坂田を最後まで仕留めることはできなかったが、MISAKIが大差の判定勝ちを収めた。
第3試合
52.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分2R延長2R
ユリカ・グラップリングシュートボクサーズ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級4位)
vs
杉本恵(AACC/修斗世界女子スーパーアトム級3位)
判定2-0 ※20-19、20-20、20-19
1R、距離を取るユリカは右ロー、前蹴りをテンポよく当てていくのに対し、杉本はワンツー。終盤に杉本は首投げを仕掛けたがこれはノーシュート。
2R、ユリカは右ロー、左ミドルを当ててペースを握る。杉本は何度もパンチから組み付いて投げ技にトライするものの展開を作れない。ユリカが判定勝利した。
第2試合
52.0kg契約
スターテイングクラスルール 2分3R延長2R
高野かおり(シーザージム)※デビュー戦
vs
Miyuki(シーザージム渋谷)※デビュー戦
TKO 3R1分39秒 ※セコンドからタオル投入
1R、長身の高野はリーチ差を活かしたワンツー、前蹴りを当てていき、フロントチョークを極める(キャッチポイント奪取)。Miyukiはパンチで前進するもヒットはない。2Rも打撃で優位に試合を進める高野が、3Rにフロントチョークの体勢に。これがガッチリ決まると、Miyukiのセコンドがタオルを投入し、高野がTKO勝ちした。
第1試合
45.0kg契約
SBセミプロルール 2分3R延長2R
坂田風羽(ファントム道場)
vs
菊地美乃里(GONG GYM)
判定3-0 ※三者とも30‐29
1Rから坂田が右ローを当て、積極的に投げ技にチャレンジ。菊地もワンツーで反撃する。2Rは坂田の度重なるバッティングでイエローカードが提示された。3R、坂田はチョークを狙い、組んでのヒザも当てていき判定勝ちした。