3.20RIZIN 笠原友希が1R衝撃KO勝ち、佐藤執斗はノーコンテストに
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて『RIZIN.34』が開催され、SB日本フェザー級王者・笠原友希(シーザージム)が衝撃KO勝ちでインパクトを残した。
笠原は前戦となった昨年12月のSB日本スーパーフェザー級王座決定戦で手塚翔太に判定勝利し、SB日本スーパーフェザー級王座に続いて二階級制覇達成。現在までに22戦20勝9KOと、圧倒的なレコードを残している。
今大会ではMA日本ライト級2位・元氣(楠誠会館)と対戦し、1R序盤からパンチとローを散らして前進。終盤に元氣のパンチをスウェーでかわすと左フックでダウン奪取すると、一気に連打で詰めて最後に左飛びヒザで元氣の顎を打ち抜きKO勝ち。笠原はトップロープから落ちそうになるほどの威力ある飛びヒザだった。
試合後、笠原は「大阪まで遠征してこういう大きな舞台に上がったのは初めてで緊張してましたが、冷静に戦えてKO勝ちできて良かったです」と笑顔。最後の飛びヒザについては「狙っていた技で倒せて、上の選手に負けないぐらいのインパクトも残せたと思います」といい、「6月の那須川天心選手と武尊選手が戦うビッグイベントに僕も出たい。K-1の芦澤(竜誠)選手と戦えたら。RIZINにも継続参戦して看板選手になりたい」と今後の目標を語った。
なお、SB日本バンタム級王者・佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)は得意の足技で主導権を握ったかに見えたが、1R中盤に倒れた際に政所仁(魁塾)のローキックを受けて試合続行不可能と判断。この一戦はノーコンテストに終わった。
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN.34」
2022年3月20日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)
▼第5試合 RIZINキックボクシングルール 61.0kg契約 3分3R
◎笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
TKO 1R2分24秒 ※レフェリーストップ
×元氣(楠誠会館/MA日本ライト級2位)
▼第4試合 RIZINキックボクシングルール 53.0kg契約 3分3R
-政所仁(魁塾)
ノーコンテスト 1R1分30秒 ※アクシデントによる負傷のため
-佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級王者)