4.13 SBキラー”栗秋祥梧が山田彪太朗に掟破りのスリーパー予告!RIZIN王者・鈴木千裕も太鼓判「栗秋先輩はバネと瞬発力が突出している」
2024年4月13日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.2』でSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)と対戦する栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が、所属ジムのクロスポイント吉祥寺にて公開練習を行った。
この日の公開練習では、タイ人トレーナーを相手にミット打ちを行い、左ミドル、左ボディ、飛びヒザとキレのある打撃を次々と繰り出し、最後に掟破りのチョークスリーパーまで披露して好調をアピールした。
これまでに3度参戦(2017年9月16日笠原弘希に3RKO負け、2019年12月3日植山征紀に2RTKO勝ち、2021年2月7日笠原友希に判定負け)し、今回が4度目のSB参戦となる栗秋は「SBはパンチとキック以外にも出せる技があるので、僕としてはのびのびと戦えるリング。しっかり倒すことを意識してやっているので、強い自分を出せると思います」と自信満々の笑み。
SBルールについては「相手の映像を見たら投げ技でポイントを取ったりしているが、倒してしまえばこっちのものなのでそこらへんはあまり気にしてない」というが、同門でRIZINフェザー級王者の鈴木千裕から「逃げ方や対処の仕方を教わっている」と対策は万全の様子。
公開練習で見せたチョークスリーパーに関しては「初めて練習した技なので、ぜひトライしてみたい。そこでポイントを取るのも面白いんじゃないかな」とチョークスリーパーの投入まで予告した。
山田の印象を聞かれると「弟(虎矢太)の方は先月、RISEのリングでパンチでKOされたんですよね? 一般的に兄弟だと弟の方が上手くて兄の方は不器用で下手くそなイメージなので、対戦するのは弟じゃなくて良かった(笑)。兄の方は僕のことを倒そうと思って練習しているでしょう。練習熱心と聞いているのですが、僕が倒し方を教えてあげようかなと。ボディが得意だと聞いたので、ボディに飛びヒザを合わせたりと、自分の持っているものを合わせてあげようと思います」と余裕を見せる。
お互いにボディブローを得意としているが、「パンチに関しては、僕はそこらへんの選手と持っているものが違う。山田選手は打ち合う気でいるんだったら簡単な試合になるだけ。僕と戦うことを後悔すると思います。山田選手のボディは効かない。タイ人選手を何人か倒してきただけなので僕のとは物が違うし、全てカウンターで合わせますよ」と挑発は続く。
現チャンピオンの山田に勝てば、栗秋が一気にタイトル挑戦に名乗りを上げることもできるが「僕はSBのタイトルには興味ないです(笑)。当時チャンピオンだった植山征紀選手を倒しているので、その時点で実質、僕がチャンピオンじゃないですか。山田選手を倒せばSBの二階級を制覇したことになる。僕は今まで戦ってきた選手はチャンピオンが多く、タイトルは特に気にしていなく、チャンピオンとやることに意味がある。SBはトップ団体のひとつで、ここで勢いのあるフェザー級のチャンピオンを潰しておかないとけない」とベルトに興味がないとする。
「過去に敗れてますが、上の階級のチャンピオンの笠原友希選手まで倒したら僕は3階級制覇。そこまでいったら最強じゃないですか(笑)。自分はタイトルを目指すというよりは、純粋に強い選手との試合を楽しみたいし、チャンピオンの強さを肌で感じることが大事」
そして、「KNOCK OUTの団体を背負って出るのでしっかりとKNOCK OUTの強さ、栗秋祥梧の強さを見せてSB王者はまだまだだよというのを見せたい」と最後まで強気なコメントを飛ばした栗秋。
同席していた鈴木は「山田選手も一発のある選手なので、どっちが先に斬るかという真剣の戦いになるでしょう。栗秋先輩はバネと瞬発力が他の選手よりも突出していて、組んだ時の力強さもある。ふとした瞬間に投げられちゃったよと山田選手が思う試合展開にもなるんじゃないですか。KNOCK OUTの代表として栗秋先輩はSBのリングに上がるのでKOも期待したい」と栗秋の秘めた身体能力に太鼓判を押していた。
プロデビューから無敗の9連勝だった笠原弘希に初黒星を付け、その後、植山征紀、内藤凌太にも勝利している“SBキラー”が再び王者狩りを果たすか。
▼57.6kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
山田彪太朗
(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
vs
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
大会概要はこちら