シュートボクシング
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6.15 野口貴大「頑張っている30代の意地が伝わるように頑張ります」

2024年6月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2024 act.3』で関根累(ROOTS)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦する野口貴大(シーザージム新小岩)。アマチュアSBでは2023年に-65kg全日本王者に輝き、今年3月にプロデビューを果たした。プロ2戦目でMMAファイターを相手にどう戦うか。

――格闘技を始める前は何かスポーツ歴はありますか?

野口 少年野球を小学校4年から6年までやっていて。中学1年の時だけ卓球部に所属していました。

――いつから格闘技を始めたのでしょう。

野口 最初は葛飾区で常設のジムではなく、廃校になった中学校の体育館で集まって、沼尻紀夫さん(現在はK-1ジム川口代表)から指導を受けながらキックを練習するサークルみたいなのがあり、15歳の時から4年間練習していました。それから2012年に『キックのジムでどこかいいところはないかな』と思って探していたところ、今のシーザージム新小岩に見学したら、みんな腰の低い方ばかりでいい雰囲気だったので入会しました。その年にアマチュア大会のトーナメントで優勝したところ、目標を失い、プロへの道を進められたのですが、そこまでやる気がなかったので10年ぐらい格闘技から離れていて、親の会社を手伝ったり、アルバイトをしたりと。2021年12月ぐらいに『このまま仕事をしていてもな』と思い始め、何となく格闘技をやりたくなり、シーザージム新小岩で練習を再開しました。そこから2023年のアマチュアSB全日本トーナメントで優勝してプロのお誘いがあり、歳をとった時に後悔したくないなと思ってプロデビューする決意をしましたね。

――今年3月のヤングシーザー杯でのプロデビュー戦では、7戦2勝4敗1分とキャリアのある長谷川佑也選手を相手に2RKO負けでした。

野口 最初は自分の距離で戦えていたのですが、長谷川選手に組まれて投げられてからはパニックになって、油断したところ打撃をモロにくらって気付いたら脳が揺れている状態になり、プロの厳しさを思い知らされました。

――今回、プロ2戦目で修斗でキャリアのあるMMAファイターとの対戦が決まりました。

野口 関根選手は空手のバックボーンがあり、サウスポースタイルで結構パンチを振り回して来る印象があります。今回も格上の選手になったのでプロデビューした時の気持ちと特に変わりません。OFGなのでガードを固めて防御する難しさもありますが、ディフェンスに気を付けながら落ち着いて戦えたら、と思います。

――OFG着用はご自身にとって戦いやすいですか?

野口 初めての経験なので試合をしてみないと分からない部分はあります。プロ2戦目なので不安ではありますが、自分の良さを出すために、いかに落ち着いて戦えるかがポイントになると思います。

――今後、SBでの目標はありますか。

野口 まずは経験を積みたいなと。格闘家なのでこういうことを言うのはおかしいかもしれませんが、経験が大事だと思うのでケガをせずにコンスタントに試合をこなしていくことを目標にしています。

――最後に応援してくれる方にメッセージをお願いします。

野口 まだデビューしたばかりなのでまだ自分の中では慌ただしいのですが、頑張っている30代の意地が伝わるように頑張ります!

▼第1試合 62.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
野口 貴大(シーザージム新小岩/アマチュアSB 2023年 -65kg全日本王者)
vs
関根累(ROOTS/修斗バンタム級)


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