SHOOT BOXING 2024 act.3
2024年6月15日(土)東京・後楽園ホール
海人が元GLORYランカーを豪快KO! 山田虎矢太もKO勝利で完全復活
U-NEXTにて見逃し配信中! 〜7月15日 23:59まで
https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000005669
第9試合
▼第9試合 70.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
vs
アルマン・ハンバリアン(アルメニア/元GLORYライト級9位&ISKA世界ライトミドル級王者)
TKO 2R 2分47秒 ※レフェリーストップ
4月にペットモラコットとのダイレクトリマッチを制した海人が、ティジャニ・ベスタティへのリベンジ&GLORY王座奪取に向けて再始動。対するハンバリアンは元GLORYのランカーで58勝(27KO)8敗2分の豊富なキャリアを持つ。
1R、右カーフを当てる海人に、ハンバリアンはリーチ差を活かしたパンチと前蹴り。海人が左ボディを当てれば、ハンバリアンも合わせ鏡のように左ボディを返して譲らない。左右フックのハンバリアンに、海人は冷静にブロックしてパンチのカウンターを合わせた。
2R、三日月蹴り、カーフを次々と当てる海人に、ハンバリアンもバックブロー。組みも多用してくるハンバリアンに、海人は右フック。接近戦で打ち合いを見せる中、海人が回転の速いパンチを見せ左フックをヒット! これで崩れたハンバリアンに対しレフェリーが即座にストップし、海人が豪快にKO勝ちした。マイクを握った海人は「倒すことを意識し過ぎて力んじゃったんですけど、しっかり倒したのでGLORYのベルトに近づいたのかなと思います。僕は止まらないので、確実に絶対にGLORYのベルトを獲り、ベスタティにリベンジするので皆さん、力をください」とアピールした。
第8試合
56.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級王者)
vs
森岡悠樹(北流会君津ジム/スック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者)
TKO 1R1分48秒 ※レフェリーストップ
3月のRISEで大森隆之介に失神KO負けを喫し、14戦目で初黒星を喫した山田ツインズの弟・虎矢太の再起戦。対する森岡はKNOCK OUTからの刺客。前戦となった5月の『ONE Friday Fights』では右ストレートで逆転KO勝ちを収めた。今回SB初参戦となり、森岡の要求で急遽OFGマッチに変更。
1R、ロー、ミドルを当てる虎矢太に、森岡が早くも左フックを当てぐらつかせる。前に出る虎矢太は火がついたか、一気に距離を詰めてラッシュを仕掛ける。虎矢太は右フックを当ててダウンを奪うと、立ち上がった森岡にとどめの右ストレート。糸が切れた人形のように森岡は崩れ、虎矢太が豪快KOで完全復活をアピールした。
第7試合
70.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
ヨークディーゼル・ルーチヤァオメーサイトン(タイ)
TKO 2R1分8秒 ※レフェリーストップ
SB初参戦で村田義光に判定勝ちし、2月大会でRYOTAROにも判定勝ちの2連勝中の都木と、身長で上回るヨークディーゼルの一戦。ヨークディーゼルは計量をクリアーできず減点1からのスタート。
1R、ロー、ミドルと蹴りを散らす都木は、組み付いてくるヨークディーゼルに前方への投げでシュートポイントを奪う。パンチで出るヨークディーゼルは右ストレートをヒット。
2R、組みにくるヨークディーゼルとヒザを打ち合う中。都木が鋭い左ヒザを突き刺すとダウン。ヨークディーゼルはそのまま悶絶し立ち上がれず、都木のKO勝ちとなった。
第6試合
60.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
アリ・ザ・シーザー(イラン/KLF61kgトーナメント2023王者)
vs
笹木一磨(理心塾/NJKFフェザー級3位)
TKO 3R58秒 ※ドクターストップ
1R、左ロ―集中打の笹木にアリは組みがつく。アリは右ストレートを強振。2R、強引に出る笹木に、アリは組み付いてヒザ蹴りで削っていく。
3R、アリが左ミドル。笹木も強引に出てフックを振るう。組み付きを多用して前に出るアリに、笹木はカウンターのヒジ。この一発でアリは大きくカットし、笹木のTKO勝ちとなった。
第5試合
70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
RYOTARO(龍生塾/SB日本スーパーウェルター級1位)
vs
岸本篤史(BRAVE/GRACHANライト級3位)
TKO 3R2分4秒
2月大会で都木航佑に判定負けしたRYOTAROが再起戦。今回対戦する岸本はボクシングをベースに、GRACHANを主戦場にするMMAファイター。
1Rからお互いに激しく打ち合う中、岸本が左ストレートでダウンを奪う。立ち上がるRYOTAROは右ストレートを当ててぐらつかせると一気に反撃。
2R、打ち合いを避けるように岸本はタックル。左ミドル、右ストレートを当てて前進する。
3R、下がり続ける岸本はダメージを隠すようにタックルにいくと右ストレートを合わせられてダウン。倒れた岸本は立ち上がるが、ダウンが告げられた。ラッシュに出るRYOTAROはコーナーに詰めて右ハイ。しゃがみ込む岸本にダウンが告げられ、RYOTAROが逆転TKO勝ちした。
第4試合
SB日本ヘビー級 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
坂本優起(シーザージム/SB日本ヘビー級3位)
vs
ステファン“スマッシュ”(フランス/チーム怪獣キラー/GRACHAN無差別級5位)
TKO 2R1分39秒 ※ドクターストップ
前回4月大会で坂本に敗れた荒東“怪獣キラー”英貴からの刺客、ステファンは1R、ゴングと同時に飛び蹴りを見舞う奇襲攻撃。ステファンは掴んでのヒザ蹴りで坂本の顔面を狙い、坂本の顔は腫れていく。いくら打たれても坂本は前進を見せ、ステファンは疲れを見せ始めた。
2R、顔面が大きく腫れる坂本にドクターチェックが入る。再開後もステファンの攻撃は止まらず、左ハイ。そして組んでのヒザ連打で追い込む。坂本はタフネスぶりを発揮し、前に出続けるが、ステファンのヒザ連打を顔面に浴びてしまう。大きく腫れあがった坂本にドクターチェック。ドクターがストップし、ステファンがTKO勝ちでリベンジに成功した。
第3試合
65.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
有馬伶弍(龍生塾)
vs
樋沼朝光(RIKIGYM)
TKO 2R2分4秒 ※ドクターストップ
有馬は約1年ぶりの復帰戦。対する樋沼はZST、DEEPを主戦場にしてきたMMAファイター。昨年9月にSB参戦し、イモトと激闘を繰り広げた。
1R、左ロー、左ストレートを連続で当てる有馬に、樋沼は距離を潰して投げを狙う。連打で追い込む有馬は飛びヒザでカットに成功する。
2Rも、リーチ差を活かした有馬の左ストレートが次々にヒット。樋沼は被弾覚悟で組み付いて投げを見舞うが、高さはなくノーシュート。有馬のパンチを受ける樋沼の出血が激しくなり、ドクターチェック。ドクターストップとなり、有馬がTKO勝ち。
第2試合
46.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
風羽(龍生塾ファントム道場)
vs
MIYU(DFC Team LEOS)
判定3-0 ※30-29.30-28.30-29
今年3月の香港衛星試合で判定負けを喫した風羽が再起戦。対するMIYUは前回4月大会で坂本梨香に判定勝ちして本戦連続参戦を決めた。6月2日にはキックの試合で勝利しており、2週間の短スパンでの試合となる。手数で上回る風羽がそのままリードし、判定勝ちした。
1Rからお互いに打撃を出しつつ投げを狙う展開に。2R、パンチから組み付く流れで主導権を握る風羽に対し、MIYUもパンチを返していく。
第1試合
62.5kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
野口 貴大(シーザージム新小岩/アマチュアSB 2023年 -65kg全日本王者)
vs
関根累(ROOTS/修斗バンタム級)
KO 2R3分
空手ベースで修斗を主戦場にしている関根がSB初参戦、プロ2戦目の野口と対戦した。
1R、左ミドル主体の関根に、野口は左ローを入れながら組み付いてヒザ。2R、組み付こうとする野口に、関根は左アッパーを突き上げてダウンを奪う。ふらつく野口だが、しつこく首相撲を仕掛けてヒザを当てる。疲れを見せ始めた関根に、野口が大振りの左フックを見舞うとクリーンヒット。この一発で関根は倒れ、野口が逆転KO勝ちした。
オープニングマッチ第3試合
54.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
野元清史(龍生塾)
vs
獅子丸(ONE LINK)
判定3-0 ※30-27.30-28.30-28
1R、お互いに一歩も退かない展開の中、野元が左右フックを振り回して押し気味の印象。2Rも前に出る野元に、獅子丸は右ストレートを当て始め、3Rには左右のボディで下がらせた。獅子丸のカーフで野元はバランスを崩す場面も多く印象は悪い。獅子丸が判定勝ち。
オープニングマッチ第2試合
53.5kg契約
スターティングクラスルール 2分3R延長1R
小桐冬華(TEAM FOREST/アマチュアSB 2023年 女子-55kg全日本王者)※プロデビュー戦
vs
松田沙和奈(拳之会)
TKO 1R1分53秒 ※レフェリーストップ
デビュー戦同士の一戦。小桐は空手がベースでアマチュアSB 2023年 女子-55kg全日本で優勝した実績がある。
1R、お互いにパンチで打ち合う中、小桐が顔面前蹴りをヒット。さらにヒザ蹴り連打で追撃して小桐がダウンを奪う。立ち上がった松田に、小桐が再び顔面前蹴りを突き刺してダウンを奪ったところで、レフェリーがストップした。
オープニングマッチ第1試合
54.0kg契約
スターティングクラスルール 2分3R延長1R
和田修虎(橋本道場/アマチュアSB2023年-55kg全日本王者)
vs
アン・ジョンホ(韓国)
判定3-0 ※29-27.30-27.30-27
アマチュアSB2023年-55kg全日本王者の肩書を引っ提げて和田がプロデビュー。対戦相手のジョンホは昨年6月にSB初参戦、小林大樹にKO負け。さらに過去を遡れば、2019年4月に初来日、和田の先輩の花岡竜のプロデビュー戦の相手を務めている。
1R、出入りの速い攻撃を見せる和田は大腰でシュートポイント。2Rも払い腰を豪快に決めてシュートポイントを追加した。3R、和田の打ち合いに応じるジョンホは体格差を活かして前に出るが、和田が大差を付けて判定勝ちした。