シュートボクシング
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10.13一夜明け 完全復活の笠原弘希「12月は格上の日本人選手とやりたい」

2024年10月13日(日)東京・後楽園ホールで開催された『SHOOT BOXING 2024 act.5』の一夜明け会見が14日(月)都内にて行われ、第5試合~第10試合で勝利した5選手が出席した。

セミファイナルのオープンフィンガーグローブマッチで長谷川祐也(TEAM FOREST)に1RKO勝ちしたSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)は「昨日は8カ月ぶりの後楽園ホールでのOFGで試合だったんですけど、無事にKO勝利することができて、ホッとしています。反省点は特になかったんですけど、プラスになった部分は試合感覚がよく分からないまま相手がガツガツ僕のことを倒しに来てくれたと思うので、自分のスイッチの入れ方と打ち合いの感覚を少しは取り戻せたなと感じました」と試合を振り返る。

階級を上げての初戦となり、手応えについては「初めてオーブンビンガーであんなまともにくらったんですけど、長谷川選手はパンチ力が65kg級の威力があると思っていて、受けた時に正直効いたんですけど、でも全然65kgでもやっていけるなと感じました」と全く問題ないという。

次回12月26日(木)東京・TDCホールで開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』に向けては、「ダメージは何もないので12月にぜひ出させていただきたい。OFG、グローブのどちらでもいいんですけど、誰が見ても分かるような格上の選手を当ててほしい。今は65kgにどういう選手が分かっていなくて誰でもいいので、日本人の格上の選手がいいですね。海外の選手だと周りから分からないと言われることが多いので、65kgだと原口健飛選手や与座(優貴)選手、OFGだったらYA-MANといったトップの選手を全員倒していきたい」とした。

■山田虎矢太(シーザージム)※内藤凌太に判定勝ち
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。昨日はフェザー級に投げて一発目だったんですけど、ちょっと自分でも課題が多く残る試合になってしまったので、昨日の反省点を活かして次戦12月26日に向けて、また修正してレベルアップした姿をお見せできるように頑張りたいと思います。
(試合の反省点)自分は昔から、強弱をつけないで強のフルスイングでいっちゃうところが昨日も明らかに出てしまって、力んでしまって判定までもつれ込んだので次戦でそういうところを直していけるようにしていきたいと思います。
(途中カットもあり、試合に影響はあったか)1R序盤にカットしてしまい、頭が当たったのは分かったんですけど、まさか切れたと思わなくて、汗だと思って流れてきたものをグローブで確認したら、まさかの血で。それで試合が止められるかもと思って焦って、前に出たのは良かったんですけど、それが出方が良くなかったので、そういうのも含めて勉強になった試合でした。
(後半にいつものキレのある攻撃が見られなかったのは?)リカバリー、減量も順調でしたが、いざ試合になってみると、調子がいいがゆえに、ちょっと余裕を持ってしまったことで力みすぎたというのもありますし、後半に内藤選手がディフェンス上手いので攻めあぐねてしまったので、ディフェンスがうまい選手であっても、いかにまとめてコンパクトに倒すかというところを今後課題にしてやっていきたいなと思います。
(同階級になったことで、お互いに昨日の試合をどう見たか)正直、彪太朗が僕の一個前の試合でああいう勝ち方したのは気合が入るというよりかは、結構プレッシャーを感じ(苦笑)、僕も早く倒さなきゃみたいな気持ちになりました。僕が上げた階級のチャンピオンとして、チャンピオンらしい試合をしてくれたので、昨日の試合だと彪太朗の方が強いんじゃないかという評価になってしまうので、自分はしっかりフェザー級にアジャストさせていき、彪太朗よりも虎矢太の方が強いんじゃないか、というのを、みんなに思ってもらえるようにこれから精進してまいりたいと思います。
(12月のビッグマッチで対戦したい選手は?)僕も12月は絶対に出たいんですけど、フェザー級に上げて、昨日の試合内容だとまだフェザー級にアジャストしてないんじゃないかと思われると思うので、次回はフェザー級で有名な選手とやってフェザー級でも通用するよ、というところを見せてもらえるような相手を用意してもらえると嬉しいです」

■山田彪太朗(シーザージム)※一仁に1RKO勝ち
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。昨日は約半年ぶりの怪我明けの復帰戦だったんですけど、なんとか1RKOで勝つことができてよかったです。また、次に向けて頑張ります。
(試合の反省点)ディフェンスをあまり考えずに攻撃重視でアグレッシブにいけたのが良い点でも悪い点でもあったと思います。
(前日会見で言われたデストロイドモードは見せられたか)デストロイドモードは本当はここからだった。まだ全部は見せきれてないんですけど、シン・デストロイドモードの序盤は見せれたかなと思っています。
(デストロイドモードとは?)そのモードに入りきると、もっと理性を失うというか、もっとある意味、アグレッシブになるのでリスクはあるんですけど、本当に見せたかったですね。次に持ち越しということで。
(虎矢太の試合をどういうふうに見たか)フェザー級に上げてきて一発目にしてはよく頑張ったと思います。
(12月のビッグマッチで対戦したい選手は?)SBのビッグイベントらしいビッグなマッチメイクを組んでいただけたら嬉しいです。

■都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)※風間大輝に2RTKO勝ち
「2R開始で相手の怪我によって試合が終わってしまったんですけど、前回の試合の反省点を活かした動きが見せれたかなと思います。自分的にはもう少しいろいろ今回に向けてやってきたことがあったので、やりたかった気持ちはあったんですけども、少し成長を感じられたかな、と思います。
(試合の良かった点)ただ勝つだけじゃなく、倒し方にこだわったスタイルというのが試合の中で試せたことです。
(試合の反省点)今回特になく、課題が見つかったなという感じです。
(風間はどの展開で肩を負傷したのか)後から聞いて、最初の首投げの時に肩から落ちたかも? ということでした。
(試合後に風間と言葉を交わしていたが、どういった会話をしたか)怪我の感じと風間選手としても戦いたかったということで、再戦を受けてほしいという話をしました。
(同階級のRYOTAROの試合の感想)パンチが上手くて速くて、前回はそういうところをしっかりかわしたんですけど、そういうところでも上回れるように、また頑張りたいと思います。
(12月のビッグマッチで対戦したい選手は?)自分的には確実にタイトルマッチ一択でお願いしたいと思います。
(RYOTAROとのタイトルマッチを希望?)選択肢的にもRYOTARO選手しかいないと思うので、RYOTARO選手とやるんだろうと思って準備します」

■RYOTARO(龍生塾)※竜也に判定勝ち
「昨日は応援ありがとうございました。判定で勝って点数的には差は付けられたんですけど、全然満足いくような試合ができなくて今は悔しい気持ちです。
(試合の反省点)1Rにジャンプが当たるし、もういけるわと思ったら、そこに右のクロスを合わされてちょっと効かされてしまったなと。
(試合の良かった点)ギラギラした選手と試合ができて初心を戻せたかなと思って、次戦につながると思います。
(被弾する場面もあり、ダメージは?)多分、あると思います。1Rにもらってしまったので、2、3Rは大丈夫だったんですけど、影響は出たかなと思います。
(都木の試合の感想)動きのキレも技も多彩で、やっぱり強いなと思いました。
(12月のビッグマッチで対戦したい選手は?)12月に出られるなら誰とでもやる準備はしてますし、今回みたいにちょっと悔いなく、もっと自分らしい試合をできるように暴れたいと思います」

上記のアピールを受け、12月大会のマッチメイクに関して緒形健一代表は「今12月の大会に関して、いろんな団体と調整をしているので、12月なのか来年の後楽園大会になるのか、スーパーウェルター級タイトルマッチをいつにするかを競技して決めていきたいと思います。様々な団体で一番勢いがあって、盛り上がるマッチメイクを進めているので、また追って発表させていただきます」とコメントした。


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