12.26 奥山貴大「SBの時以上の危険な僕の姿をお見せします」

2024年12月26日（木）東京・TDCホールで開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』の第7試合で白川ダーク陸斗（JAPAN TOP TEAM）と66.0kg契約でMMAルール対戦するSB日本ウェルター級王者・奥山貴大（NEXSOPORTS/GSB）。SB日本ウェルター級戦線で敵なし状態の奥山が遂にMMAデビューする。柔道とシュートボクシングをミックスさせた戦いでMMA界に旋風を巻き起こすか。　

――今回、SBのリングでMMAデビュー戦となりました。

奥山　今年6月のSB日本ウェルター級タイトルマッチでイモト・ボルケーノ選手に勝って初防衛戦した後のマイクアピールで「MMAをやらせてください」と言ったんですけど、ようやく希望が叶う形となりました。今回は対戦相手のおかげもあって、めちゃくちゃ注目されているのでやりがいを感じています。

――今回、ご自身的にはベストタイミングのMMA挑戦だったんですか。

奥山　僕は10歳から高校3年間の10年間、柔道をみっちりやっていて、その後も今のジムでは普段からMMAやグラップリングの練習には出ていました。

――柔道時代、得意な投げ技は？

奥山　それは試合で見せるので楽しみにしてください。

――ファイトスタイルとしては、柔道ベースのファイトスタイルと立ち技ベースのファイトスタイルと、どういうファイトスタイルになりそうですか。

奥山　立ち技と柔道を融合させたようなMMAができたらいいなと思っているんですけど、MMAでは道衣を着れず、違う競技になります。最近だと、キックボクサーからMMAに転向してるケースが増えてますが、僕は上手いようにMMAにアジャストできればいいなと。MMAファイターとしての姿を初お披露目になりますが、シュートボクシングからMMAに転向してどんな展開になっても『こんなことができるんだ!?』と驚かせるものを見せたいと思います。

――RIZIN MMAルールはサッカーボールキック、踏み付けありと危険なルールですけど、そこに関してはどう考えていますか。

奥山　それも含めて全部楽しみです。デビュー戦なので分からないところだらけで、自分自身楽しみっていうのが一番大きいですね。SBの時以上の危険な僕の姿をお見せします。

――今回の相手、白川選手にはどういう印象がありますか。

奥山　MMAのキャリアとしては自分よりも格上で、パンチのスピード、回転も速いストライカーというイメージですね。MMAデビュー戦の自分にとっては本当にもったいないくらい美味しい相手で、白川選手に対してはもう感謝の気持ちしかありません。僕と対戦することに何のメリットもなく、リスクしかない試合を受けてくれて、本当にありがとうございますという気持ちでいっぱいです。

――対戦カード発表記者会見では白川選手から「ふらっと寄って総合やってみようかなというノリだったので拍子抜けしました。その程度の覚悟だったら負けますよ？ 　恥かくよ。腹くくってきてくれんと。SBの王者なんでしょ？　このSBを背負うくらいの気持ちで来てくれないと簡単に終わっちゃうよ。MMAの厳しさを痛感することになると思います」と挑発されていて、ムカつきはなかったですか。

奥山　どれだけ、どんなことを煽られても、白川選手に対しては今回試合を受けてくれたことに感謝の気持ちしかなく、何も言い返すことはないです。そういう挑発で盛り上げてくれているという部分はありがたいんですけど、僕はそれに乗っかるつもりは全くないです（笑）。

――白川選手は来年にRIZINのベルト戦線に絡みたいと言われていて、ご自身もここで勝ったらMMA路線でいいアピールになると思うんですけど、意識はしてますか。

奥山　今後そういう流れになれば考えますけど、まだ今の段階で大きいことを言うつもりはないですね。

――ここで勝って2025年、SBではどういう目標がありますか。

奥山　今対戦したい選手がいる感じではないので、ハッキリした目標はまだありません。タイトル2度目の防衛戦をやるとなると、挑戦者は1位の竜也選手が有力ですが、意識はしてないです。

――では最後にファンにメッセージをお願いします。

奥山　僕のSBの打撃と柔道を組み合わせたMMAがどういうものになるのか注目していただけたらと思います。

▼第7試合 66.0kg
RIZIN MMAルール5分3R
白川ダーク陸斗(JAPAN TOP TEAM)
VS
奥山貴大（NEXSOPORTS/GSB/SB日本ウェルター級王者）

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