シュートボクシング
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12.26 都木航佑「開幕からめちゃくちゃ盛り上がるような勝ち方をして会場に火を付ける」

2024年12月26日(木)東京・TDCホールで開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』の第3試合でピラポン・ノーナクシン(タイ)と対戦するSBスーパーウェルター級1位・都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz)。2023年9月にSB初参戦して以降、5連勝3連続KOと勢いに乗っている。現在空位の王座に向け、強豪タイ人を相手にどういう内容を見せるか。

――前回、11月の風間大輝戦を振り返ってもらいたいと思います。2R開始前にドクターチェックが入り、風間選手が肩を脱臼したことでドクターストップとなり、都木選手のTKO勝ちでした。

都木 それまで練習でやってきたことが全部形にもなってきて、すごくいい感じでなので、今回もすごく自分に期待しています。あのまま続けても自分がペースを握って変わらない結果だったと思いますし、脱臼したといっても僕が仕掛けた技での負傷だったので、そこら辺も気にしてもいないですね。戦ったのは1Rだけでしたが、圧倒した姿は見せられたのかなと思いますね。

――今回は『GROUND ZERO』参戦が決定し、心境はいかがですか。

都木 出場できて良かったなと、嬉しい気持ちでいっぱいです。以前からSBのビッグマッチに出てみたい気持ちはすごくありましたね。後楽園ホールでの試合以外もやっぱり経験してみたいと思っていました。

――今回の相手、ピラポンに関してはどういった情報が入手できていますか。

都木 ムエタイの名門ジム所属のサウスポーでテクニシャンタイプという情報です。

――ご自身としては、サウスポー、オーソドックスと相手の構えに得意、不得意はありますか。

都木 特に相手がサウスポーでもオーソドックスでも気になったことはなく、自分はスイッチするタイプでもあるので、相手に合わせて対応できます。これは結構、空手をやってきたからというのもありますね。空手の時も相手の構えをそこまで意識して戦ったことはなく、勝手にその経験値は積まれていると思うので空手をやってきて良かったなとすごく思います。

――改めて空手をやってきて良かったと思うことは他にもありますか。

都木 空手の試合ではいろいろなタイプの選手とやってきているので今回のように急に対戦相手が決まっても対応できますし、キックにはない動きや蹴りのバリエーションは空手で培われてきたものであって、シュートボクシングでも活かせてるなと思いますね。今回は6月のヨークディーゼル戦以来のタイ人との2度目の対戦になりますが、ムエタイに対しても空手の技は通用すると思います。ムエタイの選手は特に蹴りが得意な選手が多いですが、もちろんそこでも全然蹴り負けないと思っていますし、蹴り勝ってやろうと思いますね。前回のタイ人選手は前重心のタイプで、今回は結構後ろ重心で距離をキープして蹴ってくるタイプと、スタイルは違うんですけど、前回から自分がレベルアップしているのを感じるので、そこのタイプの違いとかも問題ないと思います。

――具体的にはどのあたりが成長できていると感じますか。

都木 動きももちろんですけど、今年1年、SBの試合を通して成長面で成長させてもらったなと感じます。初めて2カ月に1回という短いスパンでたくさん試合を組んでいただき、1年間を通して集中力をほとんど切らさないで試合に臨むことができました。

――今回はどういった勝ち方をしたいですか。

都木 自分はベルトを持っていないので本戦の第1試合目を任せてもらえたという気持ちが強く、開幕からめちゃくちゃ盛り上がるような勝ち方をして会場に火を付けてやろうかなと。短期決着も狙っています。

――来年はどういった1年にしたいですか。

都木 来年はもう早々にタイトルマッチを組んでもらってベルトを巻いて、国内の70kgの選手で強いといわれている選手を手当たり次第、倒していきたいという目標もあります。海人選手が今70kgでは最強といわれていて、対戦はなかなか難しいと思うので“2番手はSBの都木”といわれるような強さを見せ続けたいと思います。あとはONEに出たり、SBでも国際戦を組んでいただきたいです。

――今年は5戦でしたが、来年は何試合くらいやりたいですか。

都木 1年に5試合のペースで試合するのも結構楽しいなとすごく思えました。欲をいうと、月1で試合して日本最多記録くらいの試合数をやってみたい気持ちはありますけど、さすがに身体は持たないと思うので(苦笑)普通の選手より多いくらいの試合数をしたいですね。26という自分の年齢的に試合数が少ないので、試合をどんどん組んでもらって経験させてもらえればなと。相手に関しては、明らかに格下の選手との試合よりも、『この選手をどうやって攻略しようかな』と思えるような選手と戦っていきたいという気持ちが強いですね。以前のRYOTARO戦前の下馬評では自分は圧倒的に低かった中、勝つことができました。空手の時からそういう無理難題な相手とぶつかってきて、そういう試合の方が自分は成長するというのを感じているので、SBでもそうしていけたらと思います。

――では最後に、会場に来るファンにメッセージをお願いします。

都木 本戦第1試合目からめちゃくちゃ盛り上げますので、ぜひ応援よろしくお願いします!

▼第3試合 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
都木航佑(キャピタルレイズ fighting GlaNz/SBスーパーウェルター級1位)
vs
ピラポン・ノーナクシン(タイ)


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