12.26 海人が計量クリアー「明日は僕が見せないけないことは倒すことだけ」
2024年12月26日(木)TOKYO DOME CITY HALLで開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』の前日計量が25日(水)17:30~都内にて行われた。
メインイベント(70.0kg契約)で対戦するSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)は69.25kg、GLORY世界ライト級3位ゲリック・ビレット(フランス)は69.75kgで計量をクリアーし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。
SBのビッグマッチ「GROUND ZERO」(グラウンド・ゼロ)は後楽園ホールを中心に開催している通常のSBの公式戦とは異なり、様々なルールの試合が組まれ、公式戦に出ることがない選手が一堂に介し、通常のSBルールに加え、RIZIN MMAルール、RISEルール、KNOCK OUT-BLACKルールの試合も組まれており、“格闘技の祭典”ともいえるラインナップとなった。
会見に出席した海人は「明日はいろんな団体の選手が出てくれて、いろんなルールがあって、その中で僕はメインをやらせてもらいます。明日はシュートボクサーのリングだと思っているので、観てくれるお客さんたちの一番記憶に残るような試合をメインでも見せないといけないし、他のシュートボクサーたちにも見せてほしいなと思います」と気合い十分。
計量会場で初対面したビレットに関しては「目を合わせた時にファイターの目をしているなと思ったので、明日は倒したろうという気持ちになりました」とビレットの鋭い目を見て感じるものがあったという。
海人は昨年8月にティジャニ・ベスタティ戦で敗れて以降はリベンジを狙い、今年6月にGLORYライト級9位のアルマン・ハンバリアン、8月には同級6位のドラゴミール・ペトロフを撃破。ビレットはランキング4位の海人よりも上の3位にランキング入りしているが、海人は「僕が倒したい相手はベスタティただ1人。自分がやることは倒すことだけなので、(ビレットは)上位のランカーだからといって特に考えていることはないです」と自信を見せる。
海人が2022年6月の『THE MATCH 2022』で倒した野杁正明は12月20日のONEで中国のリウ・メンヤンにダウンを取られた末に判定負けを喫しており、この結果を受けて海人は「この2024年、特に12月だけでも、世界には強い選手はいっぱいおるんやなと改めて思いました。でも、そういう中でも『日本人ってこんなもんじゃない』とは思っています。明日は、70kgには海人という男がいるというのをしっかり見せていきたい。明日は僕が見せないけないことは倒すことだけだと思うので、しっかり倒して見せたい」と必勝宣言した。
対するビレットは「海人選手はとても有名な選手で、明日の試合はサムライとの戦いだと感じていて、必ず勝ちにいきますし、KOすることしか考えていません」とKO決着を予告。
同じフランス人ファイターのジェロム・レ・バンナを尊敬しており、「(バンナは)自分にとってスター以上の存在でレジェンド。同じフランス人として誇りに思ってますし、僕は明日の試合で勝つことで自分の名前を多くの人に知ってもらいたい」と海人狩りに自信を見せていた。
▼第11試合 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
vs
ゲリック・ビレット(フランス/WAKO世界ミドル級王者、GLORY世界ライト級3位)