2.8 今村滉「自分の打撃にはかなり自信があるので、やってやるだけ」
2025年2月8日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.1』で風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級4位)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦する今村滉(CBIMPACT)。MMAの試合と同じく、SBのリングでもパワフルな打撃でKOを狙うか。
――格闘技のキャリアから教えてください。
今村 15、16歳ぐらいから3年間、金沢にあるキックボクシングジムに通い、その後にボクシングを始めてしばらくしてからプロテストに合格してプロボクサーになりました。キックをやっていたことで、やっぱり蹴りだけでなく、パンチ、寝技と全部で勝負したいというのがあって、総合格闘技はかっこいいなと思い始め、プロの試合をせずに21歳からMMAをやり、アマチュアで試合して勝ち、プロの総合格闘家としてやっていこうと思って今に至ります。
――シュートボクシングは昨年6月に名古屋で開催された『SHOOTBOXING 2024 YOUNG CAESER CUP CENTRAL』(荒尾佑太戦)で経験し、総合では10戦のキャリアがありますが、総合の戦いでモットーとしていることはありますか。
今村 自分のスタイルはストライカーだと思うので、寝技を防ぎながら打撃で勝ちたいという気持ちがあります。そこでやっぱりSBにも挑戦したいと思ったし、立ち技も極めたいと思って今回SBの挑戦も決めました。
――MMAの試合を何度か拝見していますが、思い切りのい打撃を出しているのは、ご自身としては寝かされても問題ないぐらいの感覚で打撃を出しているのでしょうか。
今村 そうですね。YouTubeに出ている試合では、腰が弱いと思われがちですが、腰の強さに自信があり、テイクダウンされてもすぐに立てる自信があるので、思い切りのいい打撃を出しています。
――SBは一戦やって負けましたが、手応えはありました?
今村 あの試合では立ち技の選手と総合の選手では打撃のスキルが全然違うなと感じ、あれから作り直して、今回はSB仕様じゃないですけど、距離感を見直したり、そこに寄せた打撃を作って1つの技の出し方も変えているので、だいぶ自信はあります。
――今回オープンフィンガーグローブ着用での試合となりますが、オープンフィンガーグローブだとご自身のパンチの良さがさらに出るとも思いますか?
今村 そうですね。自信もありますし、やるからにはKOも狙います。
――SBでは投げ技、立ち関節も認められていますが、そういう技術も今回見せたいですか。
今村 そういう技はあまり意識していなく、僕は打撃でやり合いたいと思います。でも、立った状態でそういう技を狙われても僕は問題ないですね。今回の相手、風間大輝選手は投げ技も得意な選手ですが、投げられるなら投げてみろよという感じです。
――風間選手に関してはほかにどういった印象がありますか。
今村 すごい実力者だと思うので、楽しみです。風間選手の組んでくる戦いは気にせず、打撃でやりあってやろうかなと。
――SB2度目の参戦で、SBのランカーが相手となり、美味しい相手だとも感じていますか。
今村 ランカーということはあんまり意識していなく、MMAと同じく誰が相手でも断ることもなくオファーを受けました。自分の打撃にはかなり自信があるので、やってやるだけです。
――今回手応えがあったら、今後もSBに参戦したいと考えていますか。
今村 ぜひ賛成したいですね。タイトル戦線にも絡んでいきたいですが、まず、目の前の試合で勝たないと意味がないのでそこに向けて集中しています。SBファンの皆さんは僕のことを知らないと思いますが、ここでしっかりインパクトを残す試合をするので、僕のことを覚えてもらって、またあいつの試合を見たいと思ってもらえる試合を必ずします。期待してください。
▼70.0kg契約 オープンフィンガーグローブマッチ エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
風間大輝(橋本道場/SB日本スーパーウェルター級4位)
vs
今村滉(CBIMPACT)