シュートボクシング
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2.8 植山征紀「しっかり勝って復活する。植山征紀の第二章のスタートです」

2025年2月8日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.1』の第7試合(60.0kg契約)でSB日本スーパーフェザー級1位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)と対戦する植山征紀(ONE LIFE)。2023年2月のSB日本スーパーバンタム級タイトル2度目の防衛戦で山田虎矢太に5RKO負けで王座陥落した植山が遂に復帰を果たす。階級を上げ、更なる強打が爆発なるか。

――前回、昨年10月大会では土井涼雅選手との対戦が決定していましたが、植山選手が減量中に倒れ、病院に搬送されたために試合は中止となりました。

植山 まず、対戦相手の土井選手、所属ジム、シュートボクシング関係者、ファン、スポンサーの皆様には大変ご迷惑をおかけしました。あの時は試合前の体重調整の水抜きで湯舟に浸かっていたのですが、全く汗が出ず。それでもずっと浸かっていて休憩しようと思ったら脱水症状になったみたいで、立ちくらみして倒れてしまいました。ちょうど心配した親が家に来てくれたところ、倒れていた僕を見つけたみたいで、そのまま救急車で病院に運ばれたという流れです。

――減量ミスは何が原因だったのでしょう。

植山 前回から1年8カ月の試合間隔が空いたことで身体が結構大きくなっていたにも関わらず、それまでの試合前と同じ感覚で調整してしまったり、準備不足もあったりと、全ての面で自分に甘かったですね。

――気持ち的にはどのくらいで持ち直したんですか。

植山 最初はかなり落ち込んでいましたが、自分でもう一回復帰すると決めたので、いつまでも凹んでいたらアカんなと思って1週間ちょっとぐらいでもう一回頑張ろうという気持ちになりましたね。

――前回は59.0kg契約で今回は60.0kg契約の試合になりますが、今後はスーパーフェザー級での試合を考えていますか。

植山 今回やってみて決めようと思いますが、60kgでやっていこうと考えています。

――60kg級だと、これまでの55kg級から2階級上げることになりますが、実際に動いた手応えはどうなんでしょう。

植山 今はスピード面に関して、そこまで落ちているとは思っていないです。試合でいいパフォーマンスを出して勝つのがベストなのですが、55kg級で試合をしていた時は13kgとか大幅に減量していたので凄くきつく、体重を落とすことを重視していたので、そこで苦しむのは良くないことだと思うので階級を上げて正解だと思います。実際、55kgでやっていた時、試合数日は減量のことばかり頭にあったので、今のように減量がそんなにきつくない方が気持ち的にも余裕がありますし、動きもいいですね。

――今思うと、10kg以上も落としていた時は無茶していたとも思いますか。

植山 そうですね。筋肉量もそうとう増えてましたし。55kgでの最後の試合となったSB日本スーパーバンタム級タイトルマッチで山田虎矢太選手と対戦した時は、試合当日、8kgぐらいリカバリーしていたので戻りすぎだなと感じていて、試合では重たい感じもあり、もう55kg級での試合は最後にしようと思っていたら負けましたね。

――今回対戦する手塚選手に関しては、どういう印象がありますか。

植山 手足が長く、器用に何でもできる印象があります。投げたり、絞めたりもしてるのでシュートボクサーの戦いをするイメージがありますが、飛び抜けた武器はないですよね。

――どういう試合を見せたいですか。

植山 僕はKO率が高いだけにチャンピオンクラスの選手はこういう武器があるんだそというのを見せたいとは思いますが、ブランク明けでもあるので、KOするイメージを持ちつつ、自分がどう動けるのかを含めて全部を楽しみたいですね。手塚選手は7連勝と勢いがありますが、そういう選手に僕が勝てば、逆に僕が波に乗れると思うんで、ここで勝つことが大きいかなと思います。

――ここで勝ったら、笠原友希選手が保持しているタイトルに絡んでいきたいという目標もあるのでしょうか。

植山 そうですね。復帰する以上は、もう一回ベルトを目指してやるので、そこは意識してますけど、笠原はRISE世界トーナメントに出るじゃないですか。だから、笠原がSBにいない期間、僕はしっかり一戦一戦クリアーしていくだけです。

――笠原選手とは2018年11月のSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で対戦し、当時10戦無敗だった笠原選手を3RTKOで下して植山選手がベルトを獲得しています。その後、対戦相手として意識したことはありましたか?

植山 そこから笠原選手は階級を上げていったので、そこまでは意識していなかったですね。あの時の笠原君は18歳くらいで身体もまだできていない印象があります。再戦やればまた同じような結果になる自信もあります。

――では、試合を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。

植山 2年ぶりの復帰戦になります。前回は自分の価値を自分で下げてしまったので、2025年はしっかり復活して自分の価値を上げていくだけです。今回はいい試合をして盛り上げてしっかり勝って復活するので、皆さんマジで楽しみにしていてください。植山征紀の第二章のスタートです。

▼60.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/SB日本スーパーフェザー級1位)
vs
植山征紀(ONE LIFE)


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