8.9 安本晴翔「しっかりRISEの強さを見せて勝つ」

2025年8月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2025 act.4』のサタントン・チョー・ハパヤック(タイ)と対戦するRISEフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)。11月のS-cupに向けて、RISEフェザー級最強の男はどのようなインパクトを残すか!?
――安本選手は2019年2月のSB後楽園大会に初参戦。植山征紀選手からフロントチョークでキャッチポイントを奪われてキャリア初の黒星を付けられました。2022年12月のSBとRISEの合同興行では川上叶選手とSBルールで対戦し、延長戦にもつれ込む接戦の末に判定負け。さらに2023年8月のRISEのリングでは、魁斗選手と対戦し、3Rにダウンを奪われて判定負けしたことでシュートボクサー相手に3連敗中です。今回久しぶりにSBルールでの試合が決まり、心境はいかがですか。
安本 僕はSBに対していい思い出がありません(苦笑)。SBには苦手意識があるのですが、SBの選手に負けっ放しなので、それを今回取り返しに来ました。SBは好きな団体でもあり、先輩の風間(大輝)さんも出ていますし、自分はRISEのチャンピオンである以上、自分の階級でS-cup世界トーナメントが開催されるならそれを狙いに今回参戦することにしました。
――どうしてシュートボクサー勢に連敗していると思いますか?
安本 どうしてなんですかね……。自分でもわからないです(苦笑)。苦手意識があるのか、よくわからないですけど、なんかシュートボクサーには弱いですね。
――シュートボクサーは共通した巧さがあるとか、キックボクサーと戦う時とは違う感覚もあったりしますか?
安本 あまり変わらないと思うんですけど、僕が負けた結果からみてもただ単にシュートボクサー勢は強いということじゃないですかね。でも、ここで勝って、この悪い流れを断ち切ろうかなと思います。
――今回3度目のSBルール挑戦になりますが、試合に向けて投げ技や立ち関節技も練習してるんですか?
安本 試合で出せるか分からないですけど、そういう場面が来た時に出せるように練習はしています。
――得意な投げ技もあるんですか?
安本 得意な投げ技はないんですけど(苦笑)、投げられるタイミングが来たら全然投げに行きます。小さい頃からムエタイもやってきたので、こかしのテクニックだったりも使えそうですし、この2年はRISEのスタイルでやってきたので、以前とは違う戦い方を見せられたらなと思います。
――今回はONE FFで2戦2勝のサタントン・チョー・ハパヤックとの一戦が決まりました。試合映像を見られていたらどういう印象がありますか。
安本 18歳と若く、オーソドックスで構えたり、サウスポーで構えたりとスイッチしたり、パンチもまあまあできて、蹴りも巧く、タイ人っぽい戦いをする印象を受けました。
――どういった試合をイメージしていますか。
安本 倒し切るイメージを持っています。僕はRISEの現役チャンピオンとして乗り込むので、しっかりRISEの強さを見せて勝ちます。
――S-cup世界トーナメントでは決勝戦で実現するかもしれない山田ツインズ対決が話題になってますけど、そこに関してはどう思いますか?
安本 この前の記者会見に出席したところ、山田兄弟は2人とも兄弟対決やりたいみたいな感じでしたが、僕が出場したら、それは阻止しないといけないと思います。
――安本選手はシーザージムに出稽古に行ったり、橋本道場で山田ツインズと一緒に練習することもありますが、どちらの評価が高いですか?
安本 兄弟二人とも強いです。見た目は似たような感じですが、戦う方は2人とも違って、良いところも違って、僕がどっちとやっても面白い試合になるのかなと思います。
――山田ツインズとスパーリングをする時は試合することも意識しながらやっているんですか?
安本 普通にスパーリング相手としてやっていて、意識したことはないですね。
――もし山田ツインズとトーナメントでやることになれば、山田ツインズには安本選手に対しての2人分の分析力があるわけですけど、そこで不利になったりは?
安本 強いやつが勝つんで特に気にしてないですね。まずは次の試合に集中してます。SBさんのリングにお邪魔するんでしっかり僕の強さを見せて、RISEのチャンピオンの価値を下げない試合をするんで楽しみにしてください。
▼57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
安本晴翔(橋本道場/RISEフェザー級王者)
vs
サタントン・チョー・ハパヤック(タイ)























