【韓国ムエタイ】ユリカ、杉本健が揃って韓国勢に勝利

2025年11月8日(土)韓国にて開催された『GYEONGBOK ANDONG MUAYTHAIMATCH』にシュートボクシング協会からSB日本女子ミニマム級2位のユリカ・グラップリングシュートボクサーズ(グラップリングシュートボクサーズ)、杉本健(龍生塾ファントム道場)が出場、揃って勝利を収めた。
ユリカはこれまでにMIO、紅絹といった日本トップクラスとの対戦経験もあり、17年8月には香港で開催されたアマチュアムエタイ大会『EAST ASIA MUAYTHAI CHAMPIONSHIPS(東アジアムエタイ選手権)』の48kg級で金メダル、2023年には銀メダルを獲得している。
今大会ではヒジなし、首相撲ありのルールで実施され、ユリカは2025年大韓ムエタイ協会-51kg代表、大韓総合格闘技連盟 KMF-52kg王者のパク・スヨン(韓国)と対戦。
1R、パンチを出しながらプレスをかけるスヨンに、ユリカも伸びのあるワンツーを当て、首相撲からのヒザ蹴りで削っていく。2Rも組んでからのヒザ蹴りで優位に試合を進めるユリカは右ストレートもヒット。疲れの見えるスヨンに、ユリカはパンチラッシュで追い込む場面も。3R、パンチを当てるユリカは組みの展開でもヒザを当て、終了間際にはパンチラッシュでダウン寸前まで詰める。ユリカが判定勝ちした。
また、龍生塾ファントム道場の新鋭・杉本は、5日前に大阪で開催される『PRO-KARATEDO達人NEO9』でプロデビューし、シオン・マツダ(理心塾)に2RKO勝ちしたばかり。今大会ではプロ2戦目となり、4月に野村勇人と対戦しているカン・ドンヒョン(韓国)と16歳対決を行った。
1R、左ジャブを突きながら右ローの杉本は右ストレート。ガンガン前に出るドンヒョンに、杉本は積極的にパンチを飛ばす。2R、杉本は右カーフで削り、テンカオをクリーンヒットさえるとドンヒョンはダウン。そのままうずくまったドンヒョンは立ち上がれず、杉本が見事にKO勝ちした。
「GYEONGBOK ANDONG MUAYTHAIMATCH」
2025年11月8日(土)韓国
〇ユリカ・グラップリングシュートボクサーズ(グラップリングシュートボクサーズ)
判定3-0
×パク・スヨン(韓国)
◎杉本健(龍生塾ファントム道場)
KO 2R
×カン・ドンヒョン(韓国)























