シュートボクシング
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試合結果

SHOOT BOXING2014 act. 2 ~BOND 絆~

2014年4月18日(金)後楽園ホール

第9試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

MASAYA

vs

小見川 道大

3R判定3-0

1R、小見川は低い構えから左右のフックで接近し、投げを狙っていく。序盤は後手に回ったMASAYAだが、徐々にローキックをヒットさせ、ダメージを与える。小見川は接近戦でボディブロー、アッパーのコンビネーションも。2R、小見川のフックにMASAYAもパンチを返し、乱打戦の様相に。その中でもMASAYAはミドル、ハイを蹴る。小見川は打ち合いながら足払いで転倒させる場面も。このラウンド、小見川の右フックがよくヒット。3R、小見川は左右のフックでひたすら前へ。MASAYAもパンチとミドルを返していくが、ラッシュをまともに食らってついにダウン。鼻血を流しながら反撃、右ストレートをヒットさせるMASAYAだが、小見川のパンチも止まらない。そのまま試合は終了。気迫のこもった闘いは判定3-0で小見川の勝利に。


第8試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

伏見 和之

vs

ジャン・ホヨン

KO 1R2:22(フロントチョーク)

王者としての初陣となる伏見。アグレッシブにパンチ、ロー、バックスピンキックを放ってくるジャンの攻撃を見極めながら、左フックを顔面とボディに打ち分ける。ジャンの前蹴りやストレートをもらう場面もあったが、伏見は構わず攻撃。距離を詰めるとフロントチョーク。RENAに続いてSB王者の完勝となった。


第7試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

RENA

vs

イム・ソヒ

KO 1R2:50(フロントチョーク)

17歳の韓国王者イムに対し、RENAは様子をうかがいながらミドル、ロー。イムはミドル、サイドキックを見せながらパンチで突っ込む。パンチで詰めてきたRENAに右フックを当てる場面も。鋭い攻撃を見せるイムに、RENAはパンチで接近するとフロントチョークへ。完璧な形で絞りあげるとイムは崩れ落ち、試合終了。RENAがシュートボクサーとしての貫禄を示す勝利を収めた。


第6試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

島田 洸也

vs

篠原 基宏

5R判定3-0

1R、篠原は左ミドルから首相撲。ヒザ蹴りも見せる。島田はロープに詰めてパンチの連打。島田が前進したところにヒザを狙う篠原。離れた距離ではミドルを放つ。2R、リングを大きく回る篠原に島田がロー、アッパー。篠原はミドルとヒザを使い分け、距離感を掴んできたか。だが島田はミドルにインローを合わせ、パンチをまとめる場面も。3R、島田の前進をさばきながら篠原がミドルとヒザ。さらに左ストレートも。島田もミドルを返しながらパンチ。ボディへのフックも放っていく。篠原は左ローも効果的。ラウンド後半、島田は組みつくと首投げでシュートポイント1。ポイントにはならなかったがバックドロップにもトライする。4R、島田のパンチに合わせたヒザで篠原が前進を開始。島田も引かずにパンチとミドルを打ち込んでいく。篠原がヒザを打ったところにアッパーを合わせた島田はパンチの連打。ポイントではやや島田有利と思われる中で迎えた5R、篠原が必死の形相で蹴りからパンチ連打。左ストレートがヒットする。だが島田もパンチとミドルで応戦。ボディを狙った左右フックも。飛び蹴り、飛びヒザを放つ篠原に対し、島田は右ハイキックをヒット。ノンストップの攻防は判定に持ち込まれ、ジャッジ3者とも島田を支持。島田が27戦目でチャンピオンベルトを腰に巻いた。


第5試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

坂本 優起

vs

小西 拓槙

3R判定2-0

1R、パンチとローを放つ坂本に、小西はサウスポーのムエタイスタイルから左ミドル。左のパンチも当てていく。それでも果敢にフックで前に出る坂本。小西も応戦し、パンチの打ち合いに。ここで坂本の左フックがヒットし、小西がダウン。形勢逆転となったが、小西は左ミドルで盛り返していく。2R、ミドル2連発を見せる小西に坂本がパンチとロー。左フックと右ストレートのコンビネーションも決まる。だが小西はラウンド後半に打ち合いを仕掛け、鋭い右をヒット。またも形勢が入れ替わる熱戦に。最終3R、小西のミドル連打に対し坂本も右ミドル。そこからパンチをまとめるが、小西もパンチを返す。ラスト1分を切ってからの打ち合いは小西がやや優勢。しかし坂本も引かず、殴り合いの中で試合終了。ダウンを奪った坂本が判定勝ちし、REBELSとの対抗戦でもある試合でSBの看板を守った。


第4試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

歌川 暁文

vs

ちび太

TKO 2R1:44

試合が始まると、歌川は左ミドル。そこへちび太が左フックを合わせる。歌川はミドル主体で攻めつつ、ローキックで転倒させる場面も。パンチで反撃していくちび太だが、蹴りをまともに食らい続け、左ローで2度のダウン。2R、歌川の右フック、左ストレート、左ローが連続でヒット。そこからバックドロップで豪快に投げ、シュートポイント2を追加。さらにローを連打し、下に意識を向けさせておいて左ハイキック。ちび太がダウンすると、レフェリーが試合をストップ。タイトル挑戦者が決まった次の試合で、王者の歌川が強さを見せつけた。


第3試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

ナグランチューン・マーサM16

vs

石塚 勇史

3R判定3-0

1R、左のローとミドルを飛ばす石塚。マーサは落ち着いて対処するが、石塚はさらに左右フックの連打などアグレッシブに前進。マーサはジャブ、右ストレート、ヒザをカウンターで狙う。2R、右ストレートで前に出たマーサだが、石塚の右フックがカウンターで決まる。さらに石塚は左フックもヒット。だがマーサも右ストレートで動きを止めるとすかさず首投げへ。ラウンド終盤、パンチの打ち合いの中でマーサの首投げが決まり、シュートポイント1。さらにマーサはパンチをラッシュしていく。お互いダメージのある3R、マーサはフックをかわしてパンチ、飛びヒザ。右フックのクリーンヒットで石塚をグラつかせる。石塚のフックが当たる場面もあったが、主導権はマーサ。打撃戦の中でうまさも見せたマーサが勝利し、スーパーフェザー級タイトル挑戦権を手に入れた。


第2試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

高橋 藍

vs

菊川 松熊

KO 1R2:04

1R、ローキックの打ち合いから高橋がワンツー。接近戦で投げを狙いつつヒザを放つと、離れたところで右ストレート。これが見事にヒットし、菊川はダウン。立ち上がった菊川はパンチとローで反撃を試みるが、高橋の右が何度もヒット。最後も打ち下ろし気味の右で倒し、KO勝利を飾った。


第1試合


エキスパートクラスルール/3分×3ラウンド≪無制限延長ラウンド≫

大桑 宏章

vs

永井 健太朗

3R判定2-0

1R、ジャブで距離を探る大桑に、永井はワンツーと右ミドル。お互いコツコツとローキックも当てていく。ラウンド終盤は大桑の左ミドルもヒット。2R、ミドル、ローに加えパンチ連打も見せる。大桑はミドル、ヒザ蹴りでボディ狙い。ラウンド終盤、攻撃をまとめにかかった大桑はパンチからヒザ、さらに一本背負い。しかし永井のミドルも効果的。3R、パンチとローで攻撃のテンポを上げる永井。大桑もミドル、幹フックをヒットさせるが、手数では永井か。最後は永井が左ミドルを連打。永井が僅差の勝負を判定でものにした。


オープニングマッチ第2試合


海人

vs

鈴木 崇人

TKO 3R1:20(タオル投入)

1R、海人は圧力をかけながらローキックとハイキックのコンビネーション。鈴木のローに合わせて右ストレートをヒットさせる場面も。フックを強振していく鈴木だが、海人が落ち着いて攻撃を返し、ダウンも奪取。2Rも海人の勢いは止まらず。コンパクトにパンチをまとめるとヒザ蹴りも。逆転を狙いフックを放つ鈴木だが、海人はしっかりディフェンス。3R、海人は鈴木のパンチの打ち終わりにヒザを連打。さらにロープに詰めてパンチをラッシュすると、レフェリーのダウンコールと同時にセコンドがタオルを投入。TKOで海人の圧勝となった。


オープニングマッチ第1試合


大島 実

vs

豊三

3R判定3-0

テコンドー出身の大島は、1Rからバックキックなど積極的に蹴りを放っていき、左ハイキックでダウンを奪取。続けざまにパンチ、ミドルキック、ハイキックでたたみかける。対する豊三は投げで反撃。2Rも多彩な蹴りを見せる大島に、豊三は前蹴りとヒザ、さらに飛び蹴りも。3R、組みついた豊三を一本背負いで投げた大島だが、これはポイントにならず。大島は距離が離れるとすかさずバックキック、バックブロー。ヒザで詰めていった豊三だったがタイムアップ。大島がデビュー戦を判定勝利で飾った。






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