SHOOT BOXING Girls S-cup 2015 -格闘女志-
2015年8月21日(金)大田区総合体育館
第11試合
SB世界女子フライ級王座決定戦
RENA
vs
カネ・チョー.カンピロム
TKO 3R1:58 レフリーストップ
1R、RENAは探り合いから右ミドル。前蹴り、ワンツー、ボディと攻撃を続けると、右ハイ、ボディ、相手の頭が下がったところにヒザと波状攻撃。終盤にかけてはコーナーに詰めてパンチを集める。2R、パンチ連打からヒザ、ハイ、バックキックと攻撃を集中したRENAはフロントチョークからバックに回りジャーマンでシュートポイント2を奪取。さらにラッシュをかけると再びフロントチョークでキャッチポイント1。その後パンチ連打でダウンも奪う。3Rに入るとパンチから首を抱えてヒザ連打。ハイからパンチ連打でさらにヒザを連打したところでダウン宣告。さらにヒザを連打したところでレフェリーが試合をストップ。RENAが圧倒的なKO勝利で世界のベルトを腰に巻くことに成功し、大会を締めくくった。
第10試合
48kg日本トーナメント決勝
MIO
vs
紅絹
延長1R判定3-0
1R、序盤からパンチを振り合う両者。紅絹が左フックを当てれば、MIOは右ストレートを入れる。中盤、MIOは前蹴りをヒット。終盤には紅絹がローからパンチ。2R、紅絹はMIOの蹴りにフックを合わせ、パンチからローへとつなぐ。MIOは右ストレートで反撃。3Rになると両者の攻防は激しさを増し、紅絹はフックやロー、MIOはストレートや前蹴りと、互いに攻撃を入れ合う。判定はジャッジ3者ともイーブンでドロー。延長ラウンド、開始と同時にMIOが顔面への前蹴りをヒットし、紅絹は尻餅。さらにMIOは右ストレートで仰け反らせる。MIOはヒザも繰り出すが、紅絹も左フックを返す。延長判定はMIOが取り、MIOがトーナメント優勝を果たした。
第9試合
エキスパートクラス特別ルール
高橋 藍
vs
ホーングトーン・リヤンパサー
3R判定3-0
1R、ホーングトーンのミドルに高橋はロー。高橋はホーングトーンの蹴りをキャッチすると後方に引き倒す。ミドルから組みにくるホーングトーンに、高橋はヒザで対応し、離れるとパンチ。2R、高橋は距離を詰めるとホーングトーンのミドルにパンチを合わせる。ホーングトーン組みにくるタイミングを掴み、高橋はパンチ、ヒザ。後半、コーナー際でパンチ連打からヒザで高橋がラッシュ。ロープを掴んで防御したホーングトーンにはイエローカード。3R、やはり高橋はパンチとヒザで攻め、コーナーではストレート、ボディ、アッパー、ヒザと畳み掛ける。ホーングトーンもパンチは返すものの高橋の攻撃に下がる一方。最後まで高橋が攻め続け、判定勝利をものにした。
第8試合
スターティングクラスルール
山下 実優
vs
ユリカGBS
3R判定3-0
1R、左右ミドルを出す山下に、ユリカは左右パンチを連打。組むとユリカはヒザ、互いに投げを狙う。その後も山下の蹴りにユリカはパンチを合わせる。終了間際にもユリカの左がヒット。2R、ユリカは組んでヒザ。山下はヘッドロックに捕らえる場面も見せるが、パンチになるとユリカのストレートが連続して入る。終盤には山下がすくい投げを見せるが、ポイントにはならず。3R、ハイ、ローと蹴りから活路を見出したい山下だが、やはりユリカの左右パンチがヒット。サイドキックにはユリカが右を合わせる。さらにユリカは大きなモーションからの右をヒットする。山下はパンチを返したり飛び蹴りも見せるが、終盤にもユリカのパンチがヒットして終了。ユリカが判定勝利し、山下はSBデビューを白星で飾ることはできなかった。
第7試合
48kg日本トーナメント準決勝
紅絹
vs
美保
3R判定3-0
1R、パンチとローで前に出る紅絹は、1分頃に飛び込みざまの左フックをヒット。さらにミドルも繰り出すなど攻める。美保はローやパンチで応戦するが、紅絹はノーガードでかわす場面も。2R、紅絹は出入りから緩急をつけての左フック、ボディ、ミドルで攻める。3R、美保は右をヒットするが、紅絹は左フックやミドルをお返し。美保が右ストレート、ローを出すと、紅絹もフック、ロー、ミドルで反撃。判定は紅絹が取り、MIOの待つ決勝に歩を進めた。
第6試合
48kg日本トーナメント準決勝
MIO
vs
V.V Mei
延長1R判定3-0
1R、MIOは強いローを2発打ち込むと、ジャブでプレッシャーをかけ、ミドルを打ち込む。Meiは後半組みにいくとフックを繰り出す。2R、ローを出すMIOに、Meiはフットワークを使っての出入りから右フックをヒット、バックブローや投げも見せる。3R、Meiが組みからのフックを出すと、MIOは投げを狙う。ミドルを2発ヒットさせたMIOに、Meiは出入りからのジャブ、フックを繰り出す。判定は三者三様でドロー。延長ラウンド、Meiは投げを出すがポイントにはならず。MIOはロープ際でコンビネーションからの右を2発ヒット。Meiは投げを狙ったりバックブローを出すがやや疲れが見え、判定はMIOに。MIOが激闘を制し決勝進出を決めた。
第5試合
エキスパートクラス特別ルール
宗田 智美
vs
後藤 マキ
延長1R判定3-0
1R、前進してコンビネーションを繰り出す宗田に、後藤はジャブを中心に応戦。宗田は蹴りから入ると右を振っていく。2R、宗田は前進して組みにいくが、後藤はジャブとヒザで防御。しかし1分過ぎ、宗田は首投げに成功しシュートポイント1を奪取。3Rも宗田が組みにいき、投げも見せるがこれはポイントにならず。後藤はパンチからハイも繰り出すが、組まれた際に自分から腰を落としての防御でイエローカードを提示される。判定は1者が宗田を支持したもののドローに。延長ラウンド、宗田が開始早々から投げにいくなど積極的に前に出る。宗田の右フックに後藤はヒザやジャブで応戦。終了間際に宗田が投げに成功し、シュートポイント1を奪取。これが決め手となり、宗田が延長判定勝利をものにした。
第4試合
48kg日本トーナメント1回戦
Union朱里
vs
美保
延長1R判定3-0
1R、互いにパンチ中心の攻めを見せる。美保は左フック、右ストレートをヒット。朱里は前蹴りも交え、左ストレートを繰り出す。2R、中盤過ぎに美保が右ストレート。朱里はワンツーで出て反撃。終了間際にも美保は右をヒット。3R、美保は距離を取ってミドルからパンチにつなぐが、朱里は前蹴りから左をヒット。判定はジャッジ3者ともイーブンでドロー。延長ラウンドに突入すると、両者とも回転を上げてパンチを打ち合う。前半は美保の右がヒットし、後半、朱里は組むとヒザ、終盤には左ストレートも入れる。判定は美保が取り、延長にもつれながらも準決勝に進んだ。
第3試合
48kg日本トーナメント1回戦
紅絹
vs
MARI
3R判定3-0
1R、紅絹はミドルからフックをヒット、終盤にはハイキックも繰り出す。MARIはミドルとパンチで応戦。2R、同様に前に出てくる紅絹に、MARIはヒザも交えて対応。紅絹は投げを狙うが、MARIは防御。3Rに入ると紅絹がフックとミドルを中心とした攻めで攻勢を掴む。紅絹が判定勝利で準決勝へ。
第2試合
48kg日本トーナメント1回戦
V.V Mei
vs
未知
3R判定3-0
1R、未知はハイ、ローと蹴りで前に出るが、Meiはバックに回るとバックドロップでシュートポイント2を奪取。その後もMeiはパンチ、ヒザで攻める。2R、パンチとミドルで出てくる未知と、組んで投げたいMei。組むと互いにヒザ。Meiはアッパー、未知はハイ、上段前蹴りを繰り出す。3R、アッパー、ボディで出るMeiに、未知はパンチと蹴りで応戦。組まれるとヒザ。判定はシュートポイント2で優勢を得たMeiがジャッジ3者の支持を勝ち取り、準決勝に駒を進めた。
第1試合
48kg日本トーナメント1回戦
MIO
vs
松下 えみ
3R判定3-0
1R、サークリングする松下をローから攻めるMIOは1分頃に投げを決め、シュートポイント1を奪取。2R、MIOは右ストレートからワンツー、ボディと攻める後半にもパンチからヒザ、前蹴りで攻勢。松下はバックブローを見せる。3R、MIOはミドル、組むとヒザ。松下は投げを狙う。中盤には松下のパンチもヒットするが、MIOはヒザ、ローを効かせる。判定はMIOが取り、準決勝進出を決めた。