SHOOT BOXING2016 act.2
2016年4月3日(日)後楽園ホール
4月3日(日)、東京・後楽園ホールにて2016年シリーズ第2戦『SHOOT BOXING 2016 act.2』を開催いたしました。結果は以下のとおりです。
第7試合
68.5kg契約
エキスパートクラスルール
宍戸 大樹
vs
ジャオウェハー・シーリーラックジム
TKO 3R3R1:14 TKO(レフェリーストップ)
1R、宍戸は左に回りながらミドルとローを出していく。間合いを詰めていくジャオウェハーに、宍戸はバックブロー。ジャオウェハーは宍戸の蹴り足を取るとパンチからヒジを繰り出す。終盤、ミドルを入れ合うとジャオウェハーはヒジをヒット。終了間際にもヒジを見せる。2R、宍戸は序盤からバックブロー、バックキックを出す。前進してくるジャオウェハーに宍戸はタテヒジをヒット。これでジャオウェハーは右目上あたりをカットしドクターチェック。再開後、今度はジャオウェハーのヒジがヒットし、宍戸は額をカット。ドクターチェックから再開となるが宍戸の出血が止まらず、再度ドクターチェックに。再開後はジャオウェハーが攻撃のテンポを早め、パンチ、ヒジで猛攻。宍戸は顔面を鮮血に染めながら必死に応戦。3R、ジャオウェハーは右ミドルをヒットするが、宍戸はキャッチしてバックキックを叩き込む。さらに前進してきたジャオウェハーをフロントチョークに捕らえる。しっかりと両手をロックして絞めあげる宍戸だが、ジャオウェハーは身をよじって倒れこみ、脱出に成功。離れるとジャオウェハーはヒジでさらに猛攻。何発目かの右ヒジを受けた宍戸は崩れ落ちるようにダウン。そのままレフェリーがストップ、ジャオウェハーのKO勝利に。宍戸の現役生活はあまりにも壮絶な攻防の末に幕を閉じた。
第6試合
55.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール
内藤 大樹
vs
佐野 貴信
3R判定3-0
1R、内藤は挨拶代わりに左ハイ。距離を詰めてロー、パンチを出してくる内藤に、佐野はミドル、ローからパンチのコンビネーションで応戦。中盤、内藤は青コーナーに佐野を詰めて攻めるが、逃れた佐野はパンチで反撃。2Rも内藤は佐野を青コーナーに詰めてロー、パンチ。佐野はミドルを返す。リング中央に戻っての攻防から内藤はまた距離を詰め、パンチ連打を仕掛ける。内藤は投げも狙うが不発。3R、またも内藤はロー、ミドルで詰め、勝負を決めるべくパンチを繰り出す。佐野はミドルなどを出すが、なかなか局面を打開できない。中盤、内藤はバックハイを見せる。その後も内藤が前進して攻めるペースのまま試合は終了。内藤の判定勝利となった。
第5試合
65.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール
タップロン・ハーデスワークアウト
vs
UMA
TKO 2R0:42
1R、UMAが前進してミドルと前蹴りを出すと、タップロンもミドルをお返し。出入りを使ってミドル、パンチを出すUMAにタップロンはハイ。コーナー際でUMAがバックキックを出せば、タップロンはヒザを返す。UMAは投げも狙うが、不発。2R、UMAはいきなりラッシュをかけ、パンチ連打から左フックでダウンを奪う。なおも攻めかかるUMAにタップロンは組みついて防御しようとするが、UMAの攻撃は止まらず、再びダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。UMAがKOで殊勲の勝利を飾った。
第4試合
ヘビー級
エキスパートクラス特別ルール
南国超人
vs
高瀬 大樹
3R判定3-0
1R、半身の構えからローを出してくる高瀬に、南国はロー、ミドル。高瀬はいきなり組みつくと投げを狙う。中盤、南国はパンチでラッシュをかける。高瀬は再度組みつき、投げを狙うが不発。南国はバックブローを繰り出す。2R、南国は右ストレートをヒット。追撃を狙うが、高瀬は逃れる。距離を取る高瀬に南国はロー、ミドルを繰り出す。高瀬はバックブローからフックをヒット。3R、掴み所のない高瀬に南国はなかなか攻め込めない。高瀬はバックに回るとバックドロップを出すが、ポイントにはならず。しかし終盤に南国がラッシュをかけるとパンチ連打で高瀬のスタンディングダウンが取られる。このポイントが勝負を決める形となり、南国超人の判定勝ちという結果に終わった。
第3試合
67.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール
MASAYA
vs
アラン・ソアレス
KO 3R1:30 右ハイキック
1R、MASAYAはミドル、ローからパンチで先手。ロー、コンビネーションを返すソアレスに、伏見は前蹴り、ボディと畳みかけ、重いミドルを連続でヒット。ソアレスもパンチ、ローを出してくるが、MASAYAはボディ、フック、ミドル、ローで攻め続ける。2R、ペースを上げてきたソアレスに、MASAYAはミドル、ボディ、フックと攻め、ヒザ蹴りも連発。終了間際にはバックブローもヒット。3R、MASAYAは開始からパンチとローで猛攻。ソアレスも反撃し続けたが、ニュートラルコーナー付近でMASAYAの右ハイが炸裂。ソアレスが倒れるとすぐにレフェリーが試合をストップ。MASAYAが攻め続けた末のKO勝利を決めた。
第2試合
スーパーバンタム級=55.0kg
エキスパートクラス特別ルール
伏見 和之
vs
竹野 元希
3R判定3-0
1R、先に前に出たのは竹野だが、伏見は蹴り足を取るとボディ一閃。ロー、パンチを出してくる竹野に、伏見はフック、ストレートとボディへのパンチをたびたびヒット。終盤に打ち合いになると、伏見は相手のパンチをかわしながら左右フックを入れる。2R、竹野はロー、コンビネーションで前に。しかし伏見はボディ、前蹴りで対応。中盤には右ストレートを連打。2分頃にはボディからバックブローも繰り出す。終了間際にも右ストレートから左フックをヒット。3R、パンチからロー、前蹴りで出てくる竹野の攻撃をかわしながら、伏見は要所でパンチを返していく。終了間際の打ち合いでは伏見が左フックを叩き込む。最後まで攻撃を入れ続けた伏見が判定で勝利。
第1試合
スーパーバンタム級=55.0kg
エキスパートクラス特別ルール
大桑 宏章
vs
佐藤 執斗
3R判定3-0
1R、佐藤はいきなり顔面に前蹴り。ミドル、ローと蹴りで攻める大桑に、佐藤は左右フック、ハイなどを繰り出す。大桑は首投げを出すが、ポイントにはならず。2R、1Rに続いて大桑のローがローブローとなり中断。大桑にはイエローカードが提示される。その後大桑は一本背負いに成功、シュートポイント1を奪取。後半にも大桑は投げに成功、シュートポイント1を重ねる。大桑は3Rにも投げを決めてさらにシュートポイント1を奪取。佐藤も左右のパンチ、ハイなどの蹴りで食い下がるも、ポイント差を埋めるに至らず。終了間際には後方への投げで大桑がさらにシュートポイント2を奪取してダメ押し。投げのポイントで大きく離した大桑が判定勝ちを収めた。