SHOOT BOXING 2017 act.1
2017年2月11日(土)後楽園ホール
第9試合
65.5kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
MASAYA
vs
水落 洋祐
KO 延長6R2分36秒
2015年12月の『GROUND ZERO TOKYO』で対戦し、ダウンを奪われて敗れたMASAYAが水落にリベンジマッチを挑んだ。1Rから右ローを蹴り合い、パンチ主体の水落にMASAYAは得意の蹴りで対抗。3R中盤まで水落のパンチの回転力が優り、単発で終わってしまうMASAYAを勢いで押していたが、MASAYAもペースを上げていく。4Rには左ミドルを効かせる場面もあり、5Rも蹴りを連発。本戦はドローとなって延長戦へ突入すると、スタミナの落ちない水落が圧倒的な手数で前へ出て攻め、最後は左右フックの連打でMASAYAをマットに沈めた。
第8試合
SB日本スーパーウェルター級タイトルマッチ スーパーウェルター級=70.0kg契約
エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
坂本 優起
vs
北斗拳太郎
5R判定3-0 ※49-48、50-49、49-48
これまで2度のノンタイトル戦で北斗に敗れている坂本が、今回はタイトルを懸けて3度目の対戦に臨んだ。1Rから坂本が積極的にパンチを繰り出して打ち合いに持ち込み、北斗のパンチをもらっても前に出続ける。北斗は命中率の高いジャブ、強烈な右ローで応戦し、たびたび打ち合いが見られる。しかし、3Rから北斗が首相撲に持ち込んでパワーで抑え込む場面が目立ち始め、坂本がパンチの連打でコーナーに詰まる場面も。最後まで打ち合った結果、北斗が3度目の対決も制してSB王座に君臨した。
第7試合
56.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
内藤 大樹
vs
宮崎 就斗
3R判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
内藤と宮崎は2年前の2月にSBのリングで対戦し、その時は内藤が判定勝ち。宮崎は昨年11月のRISEでSB日本フェザー級王者の深田一樹をKOして、再びSBのリングに殴り込みをかけた。1Rから蹴り、長いリーチを活かしたパンチで内藤が距離を支配し、宮崎はなかなか攻撃を当てることが出来ない。2Rには内藤が次々とパンチを顔面とボディにヒットさせていく。3R、内藤が首投げでシュートポイントを奪い、宮崎はパンチとミドルで逆転を狙うが内藤は近付くことも許さず完勝を収めた。
第6試合
49.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
MIO
vs
クォク・ホイ・リン
3R判定2-0 ※30-29、30-30、30-29
MIOの2017年初戦、そしてSB日本女子ミニマム級王者となってから初の試合は、香港王者のリンを迎え撃って行われた。1RはMIOが右ローからのパンチを狙い、リンは連打で前に出て来てローとパンチの応酬が繰り広げられる。2RにはMIOがパンチやバックハンドブローを当てる場面が目立ったが、リンも気迫を全面に出して向かって行く。しかし3Rになるとリンがカウンター狙いの待ちのスタイルとなり、MIOも警戒して両者あまり手が出ず、そのまま試合終了。MIOが僅差の判定で勝利した。
第5試合
62.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
海人
vs
YUSHI
ノーコンテスト
海人が計量オーバーのため減点2、ファイトマネーは全額没収、さらに8オンスと6オンスのグローブハンディが与えられての試合となった。1Rから海人が右ロー&パンチのコンビネーションで積極的な戦いぶりを見せ、2Rには右ローと左ボディ、右ストレートや飛びヒザ蹴りまで繰り出してYOSHIを圧倒する。3Rも海人の多彩な攻撃は止まらず、YOSHIをロープへ釘付けにした。判定は28−27で海人の勝利となったが、計量オーバーのため公式記録はノーコンテストに。
第4試合
60.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
村田 聖明
vs
森園 直樹
3R判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
1R、ロー主体の攻めの森園に慎重な攻めの村田。2Rには、ワンツーで前に出る村田だが、森園の強打を浴び鼻血を大量に出す。森園のパンチを浴びさらに出血がひどくなる村田だが、終了間際に左右のパンチ連打で森園をKO寸前にまで追い込んだが、終了のゴング。村田が判定勝ち。
第3試合
57.5kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
笠原 弘希
vs
賢一
3R判定判定3-0 ※30-27、30-28、30-27
昨年10月に10戦目で初黒星を喫した笠原が再起戦。対する賢一は前日計量で500gオーバー。本来のルールでは失格となるが、笠原が試合を希望したために笠原が6オンス、賢一が8オンスのグローブを使用するハンディキャップマッチとして行われる。なお、賢一へのペナルティーは、試合前にレッドカード1枚提示(減点2)、ファイトマネーは全額没収。 1R、蹴りを散らしながら笠原はしっかりガードしながら右フックを返す。賢一は強い右ストレートで前に出るが、笠原は鉄壁のディフェンスで決定打を許さない。3Rもガードを固めながら徐々に手数を増やす笠原は左ハイ、右ストレート。打ち合いでも一歩も引かず、笠原がフルマークの判定勝ちを収めた。
第2試合
70.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
マツシマ タヨリ
vs
ラム・ツォン・フォン
3R判定3-0 ※29-23、29-21、29-22
超新星マツシマはフォンの蹴り足をキャッチすると、そのままフロントスープレックスで豪快に2度も投げて見せシュートポイントを奪う。フォンをコーナに詰めるとバックブローもクリーンヒット。2R、ローで反撃するフォンに、このラウンドでもマツシマは投げでシュートポイント奪取。3Rには、攻め疲れを見せ始めたマツシマだが、2度の投げ技でいずれもシュートポイントを奪う。タフなフォンを仕留め切れなかったが、マツシマが判定3−0で勝利した。
第1試合
55.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
平山 滉大
vs
川上 叶
KO 2R2分2秒
1Rからアグレッシブに攻める両者。右ミドルをテンポ良く当てる平山に、川上もパンチの連打を返す。2Rには、手数を出しながら前に出る平山が接近戦で右ストレートをクリーンヒットさせKO勝ち。これで5戦5勝となった。
オープニングマッチ第1試合
69.0kg契約
エキスパートクラス特別ルール 2分3R延長無制限R
チングン新小岩
vs
伊藤 圭太
3R判定3-0 ※30-24、30-25、30-24
伊藤の右ローに対し、モンゴル出身のチングンは多彩な足技を見せ組み付くとスープレックスで投げを見舞う。2R、大振りのパンチに加え、後ろ蹴りもヒットさせていくチングンは主導権を握る。3Rには右ストレートをクリーンヒットさせるチングンがスープレックス2発でシュートポイントを量産。大差を付けてチングンが判定勝ち。