見所

笠原直希（シーザージム）vs遠藤凌夢（ファントム道場）の注目の新鋭がメインで激突する。SB日本ライト級王者・笠原弘希、SB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希を兄に持つ直希は二人と同じく小さい頃からシーザージムに通い、アマチュアではSB全国大会-45kg級で優勝。2022年4月の『RISE ELDORADO 2022』でプロデビューし、那須川天心の第、那須川龍心に敗れはしたが、接戦を繰り広げた。前戦となった6月のSHU戦では初のヒジ打ちありルールの試合に挑戦し判定勝ちしている。戦績は6戦4勝（1KO）2敗。対する遠藤は、植山征紀が所属するファントム道場の期待の新星。植山と同じく強打を武器にアマチュア時代から注目を集め、昨年4月に星拓海戦でプロデビューし、3戦2勝（1KO）1敗。

また、プロ2戦目となる長谷川平蔵（シーザージム）vs金ちゃん（K-Style）の一戦、SB香港スーパーライト級王座決定戦として向籽羲（＝ヒュン・ツェイ・ヘイデン/香港/榮拳館）vs陳柏灝（＝チャン・パク・ホ/香港/APEX）も決定。向籽羲は坂本優起を二度破っている向柏榮の息子で4月のシリーズ第二戦で基山幹太と激闘を繰り広げた。戦績は5戦4勝（1KO）1敗。対する陳柏灝は13戦7勝5敗の戦績を持つ。

その他、日本と香港のフレッシュマンファイターによるSB日本vsSB香港3対3対抗戦が決定。昨年7月にプロデビューしたGSB期待の新鋭・磯村真言（グラップリングシュートボクサーズ名古屋）は7戦5勝（1KO）2敗の謝傑丞（香港/富徳拳館）と対戦。今回がプロデビュー戦となるシーザージムの紅一点、三成瑳音（シーザージム）は5戦4勝（1KO）1敗の向籽嬴（香港/Nanagym）と対戦、またプロデビュー戦の野元清史（龍生塾）は2戦1勝1敗の黄智謙（香港/HKSBA）と対決する。日本勢は実力未知数のSB香港勢を相手に勝ち越しなるか。

黄智軒（香港/MCSF）vs歐陽兆佳（香港/Fu Tak）のSB香港勢同士にるデビュー戦対決も決定した。