シュートボクシング

ラストマッチ前日、宍戸大樹にシーザー会長がエール 海人、コマツ欠場で4.3後楽園大会は全7試合に

IMG_13434月3日(日)に後楽園ホールで開催するシュートボクシング2016シリーズ第2戦 「SHOOT BOXING2016 act.2」の公式計量を、本日(4月2日)シーザージムにて実施いたしました。
 
今大会、第4試合に出場予定でした海人がインフルエンザのために緊急入院を余儀なくされ、松崎妖輔戦が中止となりました。また第1試合に出場予定でしたコマツ・ザ・バーバリアンが計量前日にサウナで倒れ腎不全と診断され、こちらも欠場。奥山貴大戦は中止となりました。これにより、明日の大会は全7試合での開催となります。
 
IMG_1342計量はメインで宍戸大樹と対戦するジャオウェハー・シーリーラックジムは850グラムオーバーとなったものの、再計量でクリア。それ以外の選手は全員1回目の計量で規定体重をクリアいたしました。


会見は2部制で行われ、第1部にはメインで引退試合を行う宍戸大樹とジャオウェハー・シーリーラックジム、及びシーザー武志会長が登壇しました。
 
シーザー会長は「宍戸は19年前、白山で立ち上げたシーザージムに最後に入って、最後の内弟子となった選手。僕らに思い出を作ってくれた彼が引退するのは寂しい。『最後に強い相手を当てますね』と言われるが、強い相手とやりたい、ヒジもある本来のSBルールでやりたいというのは本人のたっての希望。立ち技の全ての技を使って、後輩にSBの本当の強さを見せたいのだと思う。4月3日、『シーザーの日』を選んでくれて、イキなヤツだなと。悔いのないように、両選手ともガンガンいってほしい」とコメント。
 
ついに最後の試合を迎えることとなった宍戸は「自分が歩んできたSB人生の最終地点。20歳から飛び込んでいろんなことを経験した。まだまだ半人前だがいっぱしの格闘家にはなれたと思う。集大成となる明日は最高の試合をして、後輩たちに何かを感じてもらえたら」と試合への意気込みを語りました。ヒジありルールについては「新人の頃、早くヒジのあるエキスパートルールで試合がしたかった。『旧SBルール』と言われるが、これがもともとのSBルール。学んできたことを出し切れるように、総力戦で臨みたい」と引退試合への思いを吐露。
相手のジャオウェハーは「昨年闘った宍戸は動きが早くバックキックは効いた。今回はヒジありで5Rとムエタイに近いルールなのでいい試合ができると思う」とコメントしました。
 
IMG_1344第2部にはセミファイナルから第4試合までに出場する6選手とシーザー会長が登壇。SB勢が他団体の選手を迎え撃つ形の試合に、シーザー会長は「他団体の選手たちはSBというゲームを楽しんで。SBチームはホームタウンなので頑張ってやらないと。プロはファンの皆様があって初めて成り立つもの。お客さんが感動する試合を」と激励しました。


 
2016.4.2 会見_3509セミファイナルはSBvsRISE対抗戦となる内藤大樹と佐野貴信の対戦。内藤は「いつも通り万全に仕上げてきた。相手がRISEバンタム級9位ということで、しっかり勝ってRISEバンタム級挑戦者決定トーナメントに乗り込みたい」と、昨年のBLADEトーナメント決勝で敗れている那須川天心との対戦を見据えつつ、相手の佐野については「蹴りがきれいでいい選手だが蹴り合っても勝てる」と自信を覗かせました。また「宍戸選手の一つ前の試合なのでふがいない試合をすると宍戸選手を不安にさせてしまう。安心してもらえるように、ちゃんとした内容で勝ちたい」とも。
対する佐野は「SBルールは初参戦だが、ルールのことはあまり考えず、倒す練習をしてきた。ずっとRISEでやってきて、ほしいのはRISEのベルト。内藤がトーナメントとか言ってるが、チャンピオンに1回負けてる選手。しっかり倒して自分がトーナメントに出たい」と不敵なコメントを返しました。


 
2016.4.2 会見_88542月大会で鈴木博昭に勝利し、今回は「SB側」での出場となったタップロン・ハーデスワークアウトはREBELSからの刺客・UMAと再戦。タップロンは「前回KOできなかったので、KOしたい。SBのこの階級の代表として闘いたい」。一方のUMAは「REBELS代表として来たが、5〜6年前にアマSB関東大会に出場してMASAYAや坂本優起にも勝っていて自信はある。勝ってSBでも活躍したいので、インパクトのある勝ち方でリベンジしたい」と話しました。


 
2016.4.2 会見_577今大会から所属を変えての参戦となる南国超人は、総合格闘家の高瀬大樹と激突。「高瀬はキックの試合にも出ているけど判定が多い。私とやるからにはぶっ倒しにいてほしい。一番盛り上がる試合で宍戸さんの引退に華を添えたい」と意気込み。対する高瀬は「今年からシング・心・ジャディブやKOICHIら王者クラスと内容の濃いスパーを重ねて仕上げてきた。打撃の成長を見せたい」と勝利への意欲を見せました。SBのリングを長年支え続けてきた宍戸大樹の、最後の舞台となる4.3後楽園ホール大会に、ぜひご期待ください。


 
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