「SHOOT BOXING Girls S-cup記者会見&ファンイベント2016 summer」
6月11日(土)東京・浅草の花やしきにて、「SHOOT BOXING Girls S-cup記者会見&ファンイベント2016 summer」を開催しました。
正午から行われた公開記者会見には、シーザー武志会長、RENA、MIOが出席。7月7日(木)東京・豊洲PITで開催される女子格闘技の祭典『Girls S-cup 2016』の概要を発表しました。RENAとMIOは初夏にふさわしい浴衣姿で登場。
今年で8年目の夏を迎える『Girls S-cup 2016』は、RENAが世界女子フライ級王座の初防衛戦を行い、MIOがGirls S-cup -48kg日本トーナメント2016に出場。さらにRIZIN提供マッチとして、4月の『RIZIN.1』でプロデビューし、6月にはアメリカの『KOTC』でも勝利を収めた2012年女子レスリング55kg級全日本王者・村田夏南子(フリー)がMMAの試合を行う予定。
シーザー会長は「RENAの挑戦者には世界の強豪を検討中。トーナメントにはMIO、Union朱里、紅絹の出場を予定しています。もう一人はいま交渉中です。4人でワンナイトのトーナメントで王者を決めます。MMAの試合も1〜2試合入れます」と発表。加えて、昨年の大晦日に開催されたRIZINでRENAとMMAで戦い、打撃でRENAを苦しめたイリアーナ・ヴァレンティーノ(イタリア)を招聘する予定もあると語りました。
RENAは「女子だけの大会、女子が輝ける場を作ってくださったシーザー会長、本当にありがとうございます。可愛くて強くてたくさんの個性豊かなメンバーが揃っているので、女子だけのアツい戦いを皆さんぜひ見に来てください」と、集まったファンに大会をPR。
自身の初防衛戦については、「絶対に負けられないので絶対に防衛して、先日も言いましたが男子もいる大会の中でメインをはれるようになりたい」と“絶対防衛”を宣言し、対戦相手については「タイ人とはもうけっこうやったので、タイ人以外がいいですね。アメリカでもヨーロッパでもいいです。強い選手に限ります」と、世界タイトルの挑戦者にふさわしい強豪を用意して欲しいとシーザー会長に訴えました。
また、初防衛戦のプレッシャーについては「毎試合、魂を込めて試合をしているので、防衛戦だからといって特別な気持ちはありません。いつも通りにぶっ倒しにいくだけです」と、気負いはないとコメント。
MIOはこの会見が行われた花やしきにて、6月18日(土)に開催される『ヤングシーザー杯 in 花やしき act.2』への出場が発表されていましたが、対戦相手がユリカGSB(グラップリングシュートボクサーズ)に決定。この過酷な連戦へ向けて次のようにコメントしています。
「新たなスタートになるので、新しい私を見せられたらと思います。6月18日に浅草で面白い試合をして、7月7日のトーナメントが楽しみだと思われるような試合をします。Union朱里選手も紅絹選手も実力者なので過酷なトーナメントだと思いますが、気合いが入りました。夢の実現へ向けて頑張ろうという気持ちが増しています」
また、すでにMIOとの練習をスタートさせているRENAは、「半年以上一緒に練習していなかったんですが、強くなっています。でも私の中ではMIOはMIOなので、強いお姉ちゃんでありたいから全部(技を)効かせています。私の方が引退は早いと思うので、私がいなくなった後のSBを引っ張っていける存在になって欲しい。私が現役の間は越えさせませんが、私を超えて欲しいと思います」と、MIOにエールを送りました。
記者会見の第1部が終わった後の第2部では、両選手との握手・サイン・写真撮影会に大勢のファンが列を作りました。さらに第3部ではバーベキュー大会も行われ、ファンの皆さんとの交流を楽しみました。
大会概要は こちら