鈴木博昭vs健太のナルシスト肉体美対決、前哨戦はボディビル対決に!
8月7日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『REBELS.45×KUNLUN FIGHT 49』の記者会見が7月20日(水)都内にて行われ、SB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)とWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G.)が出席した。
現役王者対決として話題を集めているが、ナルシスト肉体美対決としても注目されているこのカード。
「記者会見だと必ずスーツで正装というのがSBの伝統」という鈴木はスーツ姿で登場したのに対し、健太は短パンに、シャツなし、素肌にスーツを羽織った姿で会見に臨んだ。
鈴木は「これまで健太選手と戦うと思っていなかったのですが、今回のカードを聞いた時に、積年のジェラシーをぶつけられる相手が来たなと思いました。自分の身体には自信を持って生活しております。自分自身がどれだけ恍惚の域に達するかがナルシスト。団体は違いますが、健太選手のナルシストぶりは前から気にしていたので楽しみです」と試合が待ち遠しい様子。
これまでNJKFの選手とは絡むことがなかっただけに、健太の試合は生で観たことはなく、「映像を見る限り、どの点でも盤石で強い選手なので、リングに上がった時のオーラを感じながら、どう戦うか決めたいと思います」とコメントした。
一方、健太は鈴木のパワーに警戒心を示し、「一撃をもらわないよう気を付けつつ、アグレッシブに行こうと思います」という。ナルシスト対決といわれていることについては「僕のやっていることはプロ選手としてのパフォーマンスではなく、普段から僕は“職業・ナルシスト”として生きています。なのでナルシスト対決では譲れません」と試合だけでなく、ナルシスト対決でも負けない強気な姿勢を見せる。
会見終盤には、健太から「僕は普段から仕上げていますが、鈴木選手はどうなんだろう?という疑問はありますね」と挑発コメント。すると、これでスイッチが入ったか、鈴木はおもむろにスーツを脱ぎ出すと、急遽ボディビル対決に突入。会見会場にいた関係者・マスコミ合計8人の投票で判定5−3で健太が勝利し、鈴木は涙を飲む結果となった。
前哨戦を制した健太は「身体の体型、筋肉が大きく瞬発力が凄いと思うので、一発ももらわないように気を付けたいですね」と警戒すれば、鈴木は「パンツが羨ましいです……」とブーメランパンツに敗北感を味わったようだった。