鈴木博昭、計量をクリアー。再び健太と肉体美対決へ…
8月7日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『REBELS.45』の前日計量が、6日(土)同所にて行われた。
注目を集めているSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭(ストライキングジムAres)とWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G.)の一戦(66㎏契約)。鈴木はボクサーパンツ姿で登場したが、すぐにそれを脱ぐと健太を意識したビキニパンツ姿になり65.9㎏で計量を一発クリアー。一方、健太はゴールドのビキニパンツ一丁の姿で計量に臨んだものの、66.05㎏の50gオーバー。パンツを脱いでの計量を行ったが、体重は変わらなかったために再計量となった(二度目の計量でクリアー)。計量後のフォトセッションでは、両者ともに「待ってました!」とばかりにポージング対決に突入。7月20日の記者会見時の同対決とは違い、鈴木もキレキレの筋肉美を集まった関係者、マスコミ陣に披露した。
決戦を前に鈴木は「今日、8月6日の前日計量でコンテストが終わり、明日が本番になります。シュートボクサーとしての実力を明日のオールスター戦で爆発させたいと思います」と意気込みを語る。
一方、健太は「世界ではリオ五輪が始まる時ですが、明日、日本では格闘技のオリンピック。キックボクシングのオールスター戦で盛り上げていきたいと思います。オリンピックにあやかって金のビキニを履いてきたのですが、気付いてくれた方はいますでしょうか。自分なりのゴールドメダリストを目指して明日は頑張ります」といい、静かに闘志を燃やした。
計量時の鈴木の肉体美について聞かれた健太は「前回の時は白かったが褐色に仕上げてきていると思いました」といえば、鈴木は「過去最高にヒサロに通いました。少しは健太選手に近づけたかと思いましたが、やっぱり(健太は)黒かった……」と鈴木の黒光りする肉体美に敗北感を味わったようだった。
また、第2試合(54.5kg契約)でキム・ギフン(STRUGGLE)と対戦するSB日本スーパーバンタム級2位・伏見和之(シーザー力道場)は54.35kgで計量をクリアーし、「久々のムエタイルールですが、何でも出来ることを見せ付けて、どの団体からからも声がかかるようにしたい。勝っていいバトンを先輩の鈴木選手につなげます」と勝利を予告した。