SHOOT BOXING

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suzuki0——いよいよS-cup世界トーナメント開催が迫ってきました。
「もうとっくに覚悟は決まっているので、あとは本番に向けて研ぎ澄ましていくだけですね。今までと言うことは変わらないのですが、この日に向けて全てを懸けるつもりで僕は戦います。あとは気持ちが上がり過ぎて、自分の身体を壊さないようにするだけです」
 
——最近の練習で強化していることは何でしょう。
「冷静に自分のことを見ても全体的に伸びていると思います。スピードもそうだし、パワーも付いてきて前まで出来なかったようなことが出来るようになったりしています。そういう肉体面もそうなんですが、結局身体をどれだけ鍛えても、それを動かすメンタルがダメでは意味がありません。S-cupに懸ける気持ちが凄くあるので、それを思いっきり使いこなして爆発させるのが楽しみです」
 
——パワーが付いて以前まで出来なかったことが今出来るようになったこととは例えばどういうことでしょうか。
「懸垂一つにしてもこんなに出来なかったのに、というのはあります。2年前は自分は果たして30を過ぎたらどうなるんだろう?と思っていたのですが、伸びているのを感じます」
 
——鈴木選手は意外にも数年前から筋トレを始めたんですよね。
「筋トレの成果を感じるようになっています。みんなからよく『筋トレをガチガチやっているんでしょ?』と言われるのですが、バーベルとかは補強程度にいじったぐらいでしたから。筋トレを続けてきたことでようやくシュートボクサーとしての完成形に近づいてきたのかなと思います」
 
——前回9月のジョーイ・ラケット戦を振り返ってもらいたいのですが、久々にアグレッシブな鈴木選手らしさが出た試合でした。
「これからゴリゴリいくぞと気持ちを入れる序盤に試合が終わってしまいました。力を出し切っていないときだったので、今の自分の実力は隠してます」
 
——ゴリゴリMAXになると鈴木選手はどうなるんでしょうか。
「目の前の相手を仕留めるモードになってしまうと、記憶がなくなってしまいます。そういうモードに入らせてくれる相手が今回のトーナメントにはいるはずだと思います」
 
——最近の試合でそういうモードに入ったのはいつでしょうか。
「2年前のS-cupでしょうか。その時から世界と戦っていくためにはパワーに頼らないで駆け引きをすることなどの技術が必要だと感じました。そこを意識しながら戦っていたら自分の良さが活きなくなりました。その期間はいい遠回りだったと思うので、今ゴリゴリMAXになったときもその時に培った技術が出ると思います。パッと見た目的にうまいだけが技術ではありません。ただゴリゴリ殴るだけのものは誰でも出来るのですが、対戦相手もわからない、傍から見てもわかりづらい技術を自分はいっぱい使っています。今は、今できる最高の状態にあると思うので、試合では最高の結果を出すだけです」
 
——トーナメント一回戦の相手はHIDEKI選手になりました。
「正直、相手のことは知りません。ボリビア代表と聞いたので黒人が来るのかと思ったら、肌は白いなと(笑)。強い選手だとは周りからよく言われています。そもそもS-cupなので弱い選手が出てくるとは思っていませんし、一番リスキーな相手かなと思います。逆な立場だったら、自分は食ってやる気持ちしかないんで燃えますね」
 
——相手の映像は見られましたか?
「少しだけ見ました。正統派RISEファイターという印象を受けました。どこまで手の内をみせているのかはわかりませんが、シュートボクシングのリングでシュートボクシングの代表である僕を潰しにきたらいいんじゃないでしょうか。そこを僕が仕留めます」
 
——パンチを得意としている選手なので噛み合う試合になりそうです。
「一通り考えますが、僕はあまりそういうことは想定しません。その時その時に戦い方は変わるでしょうし、あんまり考えすぎると1コンマ遅れてしまします。そこが自分的に最近良くなかった要因でもあります。その時の感性を大事にしていこうと思います」
 
——あと、今までに敗れたザカリア・ゾウガリー選手、タップロン・ハーデスワークアウト選手がエントリーにしていることに関してはどうですか。
「タップロンは自分のブロックに来るのかなと思っていました。自分の理想としては二人まとめて借りを返して優勝するのが理想でしたが、決勝戦に上がってくるのは二人のどちらかになります。今回はもちろんリベンジもしたいですが、それよりもとにかく優勝することが至上命令です。シュートボクサーにとって、シュートボクシングの一番の花形の舞台で優勝する。それが僕にとって使命であり、自分がなりたいと思って望んでいるものです。そんな姿をお客さんに見てもらいたいですね」
 
——メインイベンターにRENA選手が抜擢されたことに関してはどうでしょう。
「S-cup世界トーナメントを締めるのは僕です。その後にメインを控えているというだけで試合順は気にしていません」
 
——メインを試合の中盤に組み込むムエタイ興行のような感覚ですね?
「そうですね。2013年に僕がS-cup2013 65kg日本トーナメントで優勝したときに、僕の試合開始時間が遅すぎてお客さんが帰ったという話を聞いたことがあります。その時は自分の中ではいい感じで勝てた時だったので、それをお客さんに見てもらえなく寂しいと感じました。今回、試合開始時間も遅く、何試合組まれるかもわかりません。トーナメントはきついのですが、戦場のような状態になるのが自分的には合っています。勝ち進んでどんなに身体がボロボロになっても、次の試合間隔が短くなっても、きつければきついほど自分は気持ちが乗ります」
 
——今回S-cupを制覇したら、来年はどういう目標を抱いてますか。
「今はそういうことは考えてないです。今格闘技が盛んになってRIZIN、KNOCK OUTと大きな大会はありますが、今後は終わってから考えます。ひょっとしたら自分は戦えない状態になってるかもしれません。2年前のトーナメントが終わったときも、靭帯を損傷したり骨折も数か所あったりしました。先のことを考えてやっていないのでS-cupに集中します。元々先ばかりを見てやっていると足元をすくわれるタイプなので、目の前の一個一個を掴み取りに行くのが僕のスタイル。この日が僕のゴールだと思って全てを懸けます!」
 
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/12024

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