シュートボクシング

4.8 同時二階級制覇を狙う内藤大樹「現役のうちに三階級制覇」

naito4月8日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2017 act.2』でSB日本フェザー級2位・元貴と対戦するSB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹(ストライキングジムAres)。昨年、最強の挑戦者・植山征紀の挑戦を退け、王座初防衛に成功するなど、Sバンタム級で敵なし状態となった内藤は、同時二階級制覇を狙い、今回フェザー級での初戦に臨む。同時二階級制覇を狙う理由、そしてその先に見据えているものとは!?
 
——まず、前回2月の宮崎就斗戦を振り返ってもらいたいと思います。
「今スタイルチェンジをしている時期なのですが、自分が考えていた試合内容と全然違うものになりました。技を利かせた時に倒そうと焦り過ぎてしまい、力み過ぎてしまいました。そういう中で倒すことが出来たので良かったのですが、課題もしっかりわかりました。今後につながる試合が出来たと思います」
 
——試合後の「55kgから階級を変更するつもりはないですが、もうひとつ上の階級を獲りに行きたいと思います。同時2階級制覇を狙います」というアピールを受けて、今回早速、フェザー級ランキング1位の元貴選手との対戦が決まりました。
「いきなりタイトルマッチを望んでいたので、もうフェザー級のランカーとやる必要はないと思っていたのですが、ランキング1位の元貴選手が相手ということでここで勝てば次にタイトルに挑戦しても誰も文句は言わないだろうと思ってます。元貴選手はいい選手なので油断はしていないのですが、僕はこんなところで止まってはいられません」
 
——いつから2階級制覇を考えていたのでしょう。
「約2年半前にスーパーバンタム級のチャンピオンになった頃から2階級制覇を考えていました。現チャンピオンの深田(一樹)選手が昨年に他団体のリングに出て負けたこともそう考えさせた1つの要因でもあります。深田選手はチャンピオンになっての初戦で減量失敗した上に負けてしまいました。チャンピオンになったことだけで満足したのでしょうか。そういうのではダメだと思うし、僕がチャンピオンになった方が今後のSBにとってはいいことだと思います」
 
——元貴選手に対してはどういう印象を持っていますか。
「凄くうまくていい選手ですよね。いつかやる機会があるのかなと思っていた選手だったので、試合が凄く楽しみです」
 
——今回の試合に向けて強化していることは?
「攻撃面もディフェンス面も全体的にレベルを上げていくトレーニングをしています」
 
——階級を上げて試合をすることに不安はないですか。
「フェザー級契約で試合をするのは島田(洸也)戦(2014年9月20日)以来、2度目になります。減量が少し楽になっていつもより元気に動けると思うので不安はないですね。自分の身体が重くなったとは思わないですし、逆にちょうどいいかなと思うのでいいコンディションで臨めると思います。相手の身体の大きさは特には気にならないです」
 
——元貴選手を倒してすぐにでもタイトル戦を望みますか?
「そうですね。もうそういう気持ちでいます」
 
——内藤選手は172㎝とフェザー級でも長身になると思うのですが、さらにその上の階級でも狙っていけそうですよね。
「まずは二階級制覇してからの話になりますが、僕が現役のうちに三階級制覇することも決めています。二階級制覇も簡単なことではありませんが、それぐらいの覚悟を持ってハングリー精神で行きたいと思います」
 
——最後に会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「今回しっかり勝ってすぐにフェザー級タイトルマッチを組んでいただけるようにします。熱い試合をするので熱い応援をよろしくお願いします」
 
大会概要はこちら
https://shootboxing.org/tournament_schedule/12521
 


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